My Weekly Journall第1編集室  この国の形2005・選挙2005・総選挙対談

              維新戦略2つ流れ         

             政治の再編成           公共放送の解体再編成

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    トップページHot SpotMenu最新のアップロード/                 政治部長: 青木 昌一

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  wpe1D.jpg (34276 バイト) 戦 略/車の両輪  wpe1D.jpg (34276 バイト)  

               政界の再編成  

     公共放送・NHKの解体/再編成   

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「財界は、“潤沢な資金”で、全面的に自民党支援を決めました...一方、

国民は、“生活費を切り詰めた浄財”で、公共放送・NHKを運営しています。

このNHKを、真に国民の下に取り戻し、“主権発動の場”にすることが、“維

新の道”を切り開き、“新・民主主義社会”を実現します...」

                          ..... <秋月 茜> .....   

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  政治”公共放送”の再編成    

    社会の“シビリアン・コントロール”の確立

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       秋月 茜                青木 昌一               星野 支折         津田 真

 

「さて...」津田が、体をのり出した。「“時代の転換点”である“2005・総選挙”を、

どうするか...

  まず、ここは、国民としては絶対に失敗の許されない正念場だということです。そこ

で、私たちは“維新”に備え、“2本の戦略的な流れ”を用意しました。

                                           

  戦略の1本は...

“2005・総選挙”を分水嶺とした、

             政界・再編成のうねりを作り出すこと...

 

  ...その中で、“真の政治的リーダー”が出現して来ることを、切に希望します。も

ちろん、分水嶺の雨水は、選挙の1票1票の“投票”です。したがって、国民全員が、

民主主義社会への“参加義務”を果たすことが、社会変革の必須要件になります。

  “主権者の各1票”が、山を削って細流になり、谷川を形成して行くのです...“真

に国民の思い”が、“1滴の雨粒”に宿り、それが集まって大河を形成し、国を動かし

て行く巨大な力となるのです。国民の全てが、“真の自分自身”に立ち返り、まさに“自

の未来を託せる人”に、“主権の1票”を行使する時です。

                                          

  さて、戦略のもう1本は...

≪公共放送・NHKの解体/再編成≫です。これによって、国民主権

発動の場を獲得し、社会のシビリアンコントロールを確立します。

 

  実は...“公共放送”は、設立当初から、国民の側にあるものだと、私たちは信じ

て来ました。だからそ、私たちは苦しい家計の中から“浄財”を出し、予算面でNHKを

支えてきたのです。しかし、それが大きく裏切られていたことが、国家や社会が崩壊

してみて、私たちは始めて気付いたのです。

  重ねて言いますが、“公共放送”は、“主権発動”“シビリアンコントロール”の基盤

です。まさに、その足場となるものです。現在の日本は、“政治”“官僚組織”“マス

メディア”モラルハザードに陥り、国家・社会の全てがシステム・ダウンに陥っていま

す。上から下の方へ、まさにモラルハザードが降り注ぎ、急速に感染拡大したのです。

  したがって...真に“主権者の声”を代弁する組織やシステムが、皆無の状態が

続いています。しいて言えば、司法の末端の組織、それと消費者団体等が、わずかに

国民の側に立ち、国民生活を支えています。心細い限りです。これは、犯罪被害者

立場とも、共通しています。本来守られるべき“善良な国民・市民”が、この国では実

質的に蚊帳(かや)の外に置かれています。

  こうした状況から脱出するには、まず“公共放送”を国民の手に取り戻すことです。

そのためには、さらに聴視料の“拒否・保留”を強化すべきです。そして、直ちに、“公

共放送・NHKの解体/再編成”に着手することです。

  公共放送の再編成に関しては、当面は“複数の公共放送”があっていいと思って

います。

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政治に特化した公共放送” “文化に特化した公共放送” “消費生

に特化した公共放送” “ボランティアに特化した公共放送” “社会

問題に特化した公共放送” “子育てや教育に特化した公共放送” 

                                   ...等々

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  ...これらは、“公共放送・NHKの解体/再編成”とは別に、スタッフを集め、“浄

財”を募り、即インターネットで開始してはどうでしょうか...“公共放送の認知”“国

民の支持”があれば、それなりに育って行くと思います...」

「はい...」支折が、ススキの穂を指でつまみながら、思慮深くうなづいた。「ぜひ、開

始して欲しいですよね...最初は、ラクではないと思いますけど、」

「まあ、みんなで新しいものを創り出すのは、楽しいのではないでしょうか...それが

認知され、拡大していけば...それは、“新・民主主義社会”を育てて行く力になりま

す」

「うーん...参加したいという人は、多いと思いますが、どうでしょうか、」

                                      

「問題は...膨大なインフラのあるNHK解体/再編成です」青木が言った。

「はい...」支折が、青木の方にうなづいた。「文化教育は、本来、文部省が管轄

するものですよね。それが、“公共放送”の仕事になっているというのは、どうなのでし

ょうか...ニュースなどの報道番組も、そうですけど...

  こうしてみると、NHKは“公共放送本来の仕事”を、あまりしていなかったのが分り

ますね...」

「公共放送は...」茜が、ノートパソコンに片手を置き、支折を眺めて言った。「省庁の

政策執行の場や、報道機関とは、本質的に違うと思います。それなら、行政機関や、マ

スメディアの範疇に入ります」

「うーん...そうなんですよね、」

                 

“財界”“潤沢な資金”を出して、自民党政治を支援していますね、」茜が言った。

「はい、」支折が、うなづいた。

「それと同じように、国民は“苦しい生活費”の中から、“浄財”を絞り出し、“公共放

送”に出資しています。“正しい社会の器”を創出し、維持するためにです。つまり、国

民が設立した、国民のための放送機関です。司法・立法・行政から独立し、“真の民

主主義”“真の国民のための文化”を育てるために、国民が維持している社会シス

テムです。

  国会がNHKの“予算を承認”しているのは、根本的に間違いです。“選挙システム”

を、選ばれる側の国会議員がいじくり回しているのと、同じことです。国民の側は、

を言ったり、嘆くばかりでなく、その辺りを、キチ、キチ、と決めていかなければ、この

国はいつまでたっても良くはなりませんね」

「はい...NHKは、まさに官僚組織のようになっていたわけですね、」

「そうです、まさにその通りです...

  日本の国がおかしくなったのは、この“公共放送・NHK”が、システムダウンしてい

たことが非常に大きいと思います。そして、その実態が発覚した後も、今もなお、“国

家の未曾有の危機”よりも、“組織の維持”に明け暮れている様です。まさに、国民の

期待を、大きく裏切り続けています。

  その意味では、官僚組織と非常に似ています。この国に、もう1つ、“浄財”で運営さ

れる官僚組織が出来てしまっていたのでしょう...彼等は、猛烈なムダ使いをし、

き勝手なことをし本来の任務を放棄して来たわけです」

「はい、」

少なくとも、“公共放送・NHK”が、“民主主義の牙城”“日本文化の守護神”であっ

たなら...日本の今日の危機はなかったと思います」

                     wpe4F.jpg (12230 バイト) 

「つまり...」支折が、額の髪をスッとかき上げた。「“民主主義の牙城”と、“日本の文

化の守護神”を、再び取り戻したいということですね、」

「それだけでも、助かります...その上で、エリート集団を動員し、“シビリアンコントロ

ールの確立”と、“国民主権発動の場”に、なって欲しいですね...“組織防衛”では

なく、“組織を積極的に活用”して欲しいということです。こんな時こそ、汚名挽回で、頑

張って欲しいのです」

「そうですよね。NHKには、ぜひ頑張って、“解体/再編成”して欲しいと思います」

「すみやかにです!」

「はい!」