Weekly Journal 第1編集室時事対談時事対談・2006ポスト小泉政権の考察

         ポスト     小泉政権   

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プロローグ   2006. 5.17
No.1 〔1〕 マチコの人物評/野菜果物 2006. 5.17
No.2 〔2〕 マチコの4人枠以外の評価  2006. 5.17

  

   プロローグ     wpe4F.jpg (12230 バイト)   

         

「ええ、お久しぶりです。星野支折です。今年も、はや季節は春から夏へと移って行き

ます...

  さて、そこで、いよいよ“ポスト・小泉政権”を考察しなければなりません...非常

に難しい課題ですので、まず “ミッション・コーディネーター折原マチコに、ズバ

リ、候補者評価の先鞭をつけてもらうことにしました...

  ええ...マチコ...難しい課題ですが、“ズバリ!”と評価をお願いします!」

「あ、よろしくお願いします!」マチコが、ノートパソコンを操作しながら言った。

  ポンちゃんたち、アシスタント軍団が、マチコを囲んで、ノートパソコンを覗き込んで

いる。

「ええと...それから、“ポスト・小泉政権”ということでは、国際的な視野も必要になり

ます。そこで、“第2編集室/国際部/北原和也にも参加していただきました。

  ええ、北原さん、よろしくお願いします!」

「よろしく!」北原は、若者らしく頭を下げた。

「あとは...津田・編集長と、政治部長/青木昌一さんです。お二人とも、よろしくお

願いします」支折は、二人の方へ斜めに向き、頭を下げた。

  二人が、黙って頭を下げた。

「いよいよですね」青木が、津田・編集長に言った。

「うーむ...」津田・編集長が、ガッチリと腕組みをした。

  〔1〕 マチコの人物評野菜果物  <ミーコちゃん>

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「ええ、マチコ...それでは、お願いします!」

「はい!あらためて、折原マチコです...

  “ミッション・コーディネーター”として、ポスト・小泉候補の人物評を、“My Weekly

 Journal/第1編集室”から依頼されました。ちょうど、1ヶ月ほど前になります...

  それから、津田・編集長や青木・政治部長に、一応のレクチャー(講義)も受けました。

コーディネーターとしての、責任の重さを実感しています...」

「日本の総理大臣・候補を選ぶわけですから、当然と思います!」支折が、格調高く

言った。「そこで、“ミッション・コーディネーター”のマチコの感性に、期待しているのだ

と思います!

  さて、マチコ...さっそくですけど、どのような人物評になるのでしょうか?」

「はい、」マチコが、コクリとうなずいた。「さっそく、人物評に入ろうと思います...

  協力してもらったのは、ポンちゃん、ブラッキー、コッコちゃん、ミミちゃん、ミーコちゃん

たちの、アシスタント軍団です...専門的な知識、および最新のニュースは、一応レク

チャーを受けました。あとは、感性に優れた、アシスタント軍団に期待しました...」

「はい、」支折が、ゆっくりとうなずいた。

「まず...

  最初にマスコミでをはめられてた“麻・垣・康・三”...つまり、麻生太郎谷垣

貞一福田康夫安倍慎三(/敬称略)4人の候補ですが...この4人を、アシス

タント軍団の総力を上げて評価しました...」

「うーん...ワクワク...どんな評価になるんでしょうか?」

「はい...壁面の大型スクリーンに表示します...」

  マチコが、ノートパソコンのキーボードを叩いていった。“ポスト・小泉政権”の表題

画像が消え、4つの絵が表示された...

                               

    “ザクロ”   “金ピカのラッキョウ”    “大粒の空豆”     “長ナス”

「ええと...このうな評価になりますね...」

「うーん...ものすごい評価ですね!」支折が、壁面スクリーンを眺め、体をかしげた。

「はい、思い切って評価しました...

  まず、“麻生”さんは、ザクロです!この選択は、最後まで悩みました...結局、私

が決定しました...ザクロを提案したのは、ブラッキーです。それでは、ブラッキー、

説明して下さい」

「オウ...」ブラッキーが、パラリと灰皿の上にタバコの灰を落した。「要するに、ザクロ

ザクロよ...ザクロてェのは、よく分からねェ果物だがよ...そのよく分からねェ所

が、“麻生太郎”だぜ...ま、オレが、一番気に入ってる先生だがよ、」

「うーん...」マチコが言った。「よく分かったような...よく分からないような...結

局、ザクロはそんな果物かしら...」

「でも...」支折が言った。「ザクロという果物は、何となく解釈の幅は広そうね。奥が

深いのかしら?...ブラッキーも、麻生さんのように“ベランメェ調”になって来たし、」

「でもさあ、」マチコが、首をひねった。「ふだんは、あまり食べたいとは思わない果物よ

ね...」

「そうねえ...面白そうだけど、余程でないと食べないわねえ、」

「今が、その“余程の時!”だぜ、」ブラッキーが、低いドスのきいた声で言った。

「うーん、はい...」マチコが、ブラッキーにうなづいた。「ええと...

  次は、谷垣さんね...谷垣さんは、“金ピカのラッキョウ”の評価です。これは、ポン

ちゃんが提案しました。ええ、ポンちゃん、一言お願いします」

「オウ...」ポン助が、両手を握った。「イメージだよな!それだけだよな!」

「うーん...ポンちゃんの抜群の想像力で...ラッキョウがイメージされました。でも、

ただのラッキョウではないと言うことで、“金ピカ”の冠詞がつけられて、“金ピカのラッ

キョウ”ということになりました。“超エリート”ラッキョウです...」

「うーん...」支折が頭をかしげた。「“金ピカ”でも、“超エリート”でも、ようするにラッ

キョウね...谷垣さんは、鳥取県の出身かしら?ラッキョウの産地だけど...」

「知らんよな、」ポン助が言った。「でも、ラッキョウはよう、食い始めれば、3つも4つも

食えるぞ。7つも8つも食えるぞ、」

「うーん、好きになれるってわけね、」支折がポン助に言った。「ポンちゃんは、ラッキョ

が好きなの?」

「好きだよな。食う時は、いっぱい食うぞ」

「はい、」支折がうなづいた。「次は、福田さんね...福田さんは、“大粒の空豆”とい

うことでしょうか???」

「ええと...」マチコがノートパソコンのキイボードを叩いた。「これは、ミミちゃんと、コッ

コちゃんと、お散歩ネコのミーコちゃんが共同提案しました...ええ、ミミちゃん、コッ

コちゃん、ミーコちゃん、一言づつお願いします」

頭の形がよう、」コッコちゃんが、羽を上げながら言った。「空豆の形じゃん、」

サヤエンドウでもよかったの、」ミーコちゃんが、ソプラノ声で言った。「あたし達は、

にこだわったの、」

「どうして、かしら?」支折が聞いた。

「誰でも食べるし、庶民的で...栄養があるわね、」ミーコちゃんが言った。

「でも、空豆なんて、みんなが好きかしら?」

「あたしは大好きだもん!」ミミちゃんが、耳をツンと揺らして言った。「そんなイメージ

だもん!」

「そう言われれば、そうなのよね...」マチコが、顎に手を当てて言った。「私も、空豆

で支持しました」

「うーん、空豆ねえ...

  それで...“人気No.1の安倍”さんは...“長ナス”でしょうか???」

「あ、これは私の発案よね、」マチコが、両手を握りしめた。「私は、最初から、安倍さん

ナスと決めていました。ともかく、そんなイメージよね。体が大きくて、スラリとしている

から、“長ナス”ということにしました」

「うーん...」支折が、壁面スクリーンを見つめ、首を揺らした。「ナスと言われれば、

そんな気も...」

ナスは、黒光りしていて...硬派の安部さんのイメージにピッタリです。それに、生き

のいいナスは、少しトゲがあるわよね...さらに、安部さんは経験不足とか、人気だけ

で中身がないというレクチャーを受けました...だから、夏野菜よね。“長ナス”でピッ

タリじゃないかしら、」

「うーん...“自信の選択!”というわけですね」

「そ!」マチコが胸を叩いた。「ともかくさあ、政策の議論がないから、イメージだけなん

だけど...安部さんが総理大臣では、困るわよねえ...」

「うーん...人気だけというのは、一体、なんなのかしら...なんか、危ない感じがす

るわよね。やっぱり、もう少し経験を積むべきじゃないかしら」

「そうなのよね...

  田中真紀子・議員もさあ、テレビで言ってたわよね。この“4人枠”の中には、最適

の人はいないって...これは、アシスタント軍団の意見でも一致しました。もちろ

ん、みんな立派な人たちでしょうけど、“抜群の指導力/抜群の指導者”と言うのは、

見えてこないわけよね...」

 

  〔2〕 マチコの4人枠以外の評価    

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「ええと...“4人枠”の中の4人は...」支折は、頬にかかった髪を耳の後ろに撫で

上げた。「ようするに...“コレだ!”という“パチンコ台”ではないということでしょう

か。仕方がないので、“適当な台”で打つ...という感じの選択しかないと...」

「うーん...まさに、そんな感じではないでしょうか...

  議論主張がないから、内容が分からないのよね...それで、結局、他にいい“パ

チンコ台”が無ければ、その辺で打つという感じね。でも、この4人は、“遊び台”の評価

です。

  “遊び台”は、結局は負けるわけだけど、“切り上げ時/引き際/出所進退”がさわ

やかなら、少しは勝つこともあるわけよ。小泉・首相は、右傾化に大きくを切る前に、

身を引くべきだったと、津田・編集長が言っていました...以後の小泉は、歴史に残

“大タワケ”だったと、」

“タワケ”という言葉は、最近あまり使わないですねえ、」

「あ、調べてあります...」マチコは、ノートパソコンのキーボードを叩いた。「ええと、

“ばかもの”という意味ですね...出所進退”を誤ると、80%を越える支持を集める

“看板台”が、大化けして、“大妖怪”に変わってしまったわけです...

  おかげで、国民生活/財布の中身は、まさに未曾有の大混乱になりました...」

「うーん、“パチンコ哲学”ですね...」支折が、テーブルにひじを立てた。「小泉・首相

は、まさに“看板台”を引き当てたと思ったのですが...出所進退”を誤って、とんで

もない“クセ台”になったと言うことですね...他に、“優秀台”ないのでしょうか?」

「あ、もちろん、あります!アシスタント軍団では、全力をあげて検討しました!」

「では、その方の評価を、お願いします」

「はい!」

  マチコは、壁面スクリーンの画像を、別の4つの絵に切換えた。同じように、果物の

下に名前が付けてあった。

「ええ...私たちは、すでに自民党総裁選に名乗りを上げている、河野太郎...そ

れから与謝野馨崎拓...さらに、編集長の評価が高い加藤紘一(/各敬称略)

について、独自の評価をしてみました...」

           

 “元気・クリ”  “堅実・イチゴ”   “熟したキーウィーフルーツ”  “ナシ/長十郎”

 

「はい...」支折が、じっくりと壁面スクリーンを見入った。「ナシは...果物としては

立派ねえ...さっそく、評価をお願いします」

「はい...河野太郎さんは、元気一杯ですが、まだ“小粒クリ”の評価です。本人も、そ

れを承知で立候補したと思います...彼の難点は...彼自身の責任ではありませ

んが、3世議員だと言うことよね。議員の“世襲”は、官僚の“天下り”と同じで、国家を

ゆがめている元凶の1つです...

  与謝野馨さんは、政治家としては地味ですが、“堅実・イチゴ”として、高く評価しま

した...歌人・与謝野晶子のお孫さんとのことです...でも、一度、落選しているの

で、もう1つ勢いが感じられません。これから、本格始動でしょうか...」

「マチコ...

  “キーウィーフルーツ”“ナシは、比較的大きくて、ポピュラー(人気のある)な果物だけ

ど...これが、本命に近いということかしら?」

「はい、私たちの検討ではそうでした...

   山崎さんは、“熟したキーウィーフルーツ”...評価は、ズバリその通りです。あま

り、一般国民に向かっては、自分の意見というものを主張しない人のようです。それ

が、わかりにくい政治家にしています。でも、いいものを持っているようですし、準備の

できている政治家で、もう十分に食べ頃かも知れません...」

「うーん...」

加藤さんは“ナシ/長十郎”...山崎さんとは逆に、一般国民に向かって、直接語り

かける型の政治家です。その点、主張がはっきりとしています。ナシは、これらの中で

は、最もデリシャスな果物ではないでしょうか...」

                      

「あの、マチコ...“長十郎”というのが、ちょっと分からないのですが...どんな

だったかしら?」

「うーん、“幸水”ほどは甘くないようねえ...昔からある、素朴な味じゃないかしら。

でも、“長十郎”と評価したのは、甘さや食感ではないのです。その、歌舞伎役者的な

名前なのよね...」

「名前から???」

ナシだけど...“長十郎”なのよ...水分たっぷりで、堅物(かたぶつ)で...ちょっと

古いタイプだけど、“アレでいいんだ!”と、編集長が言っていました」

「うーん...はい!

  “加藤の乱”をやったり、不器用で、切れ味は良くないようですが、“アレでいい!”

と言うことですね?」

「はい!編集長は、そう言っていました!」

「うーん...そうですか...

  “泥臭い政治家”ですが、“人の痛みの分かる政治家”のようですね...ドライ

ンフレーズで、国民を煙に巻いた小泉・首相の後には、こうしたキャラクターが適任か

も知れません...

  ええ...“マチコの人物評”でした...マチコ、他に候補者はいないのでしょう

か?」

「うーん、今のところは、このぐらいよね、」

「はい!

  それでは、次に、津田・編集長と、青木・政治部長に聞いてみることにしましょう」

 

 

 

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