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 No.1 ナノチューブ利用の燃料電池 2001.10.19
     

 

< No.1>    

   ナノチューブ利用の燃料電池      index292.jpg (1590 バイト)  wpe75.jpg (13885 バイト)    

                                   参考文献: 日経サイエンス/11月号/トピックス )

 

「これは、カーボンナノチューブの1種を使った、小型燃料電池です。NECと科学技術

振興事業団などが開発したものですね。ええ、実用化は2003〜2005年ぐらいと言

われます。

  これを使えば、ノートパソコンだと数日間、携帯電話だと20時間以上、連続使用

が可能と推定されています。

  ええ、外山さん...このカーボンナノチューブというのは、どのようなものなので

しょうか?」

「はい。カーボンは、炭素のことですね。この炭素原子が6角形の網目状につながっ

た、黒鉛構造のシートというものがあります。これが、円筒形に丸まったものが、カー

ボンナノチューブです。まあ、いずれにしても、分子レベルの非常に細いチューブで

すね。

  この素材は、1991年に発見されています。それから、1998年頃に、この変種と

して、その1端が閉じているものが発見されました。この1端が閉じているものは、牛

の角に似ているので、“カーボンナノホーン”と呼ばれています。今回の燃料電池で

は、この“カーボンナノホーン”が使われています。まあ、詳しいことは、これから論文

などで発表されてくるのではないでしょうか、」

「はい。とりあえず、このようなものがあるということですね。ありがとうございました」