「岡田です...
いよいよ、04・参議院選挙の、投票日が近づいてきました。私にとっても、立候補
の可能性を探ったということで、思い出深い選挙になりました。断念したことに、後悔
はありません。私は、当ホームページで、多方面のことにコメントしている方がいいと、
改めて確信しています...」

「さて...
ここに来ての政治状況ですが、言いたいことは山ほどあります。与党に対しても、
野党に対しても、山ほどあります。しかし、その与党も野党も、中身はバラバラで、しか
も捻れたり、抵抗勢力があったりで、ストレートに民意が反映するわけではありませ
ん。が、しかし、ここはプラス思考で、将来展望を探って見ようと思います...
いずれにしろ、今回の参議院選挙が終了したら、この“前代未聞の白けた選挙”に
ついて、多方面からの考察や批判が始まるものと思います。そして、“政治の新展開
と、国民運動の大きなうねり”が、この国を変えていく、“新時代の原動力”になってい
くものと確信しています。
そうした中で、社会規範を壊してきた元凶の、“官僚の天下り”、“政治家の世襲”、
“マスメディアの国民との乖離”も、キッチリとオトシマエをつけて行けばいいと期待し
ています。“官僚の天下り”は、“完全に禁止!”するべきです。また、“政治家の世襲”
も、法律でキッチリと禁止すればいいわけです。
この期に及んでなお、“世襲”を考えているのであれば、それは“甘い!”と考えるべ
きです。まさに、“天下り”や“世襲”がこの国の社会規範を崩壊させてきたわけであ
り、これらの一掃が、新時代の絶対条件になるのではないでしょうか。
それから、3つ目の、“マスメディアの国民との乖離”は、かなり複雑です。マスメディ
アに関しては、“文化の空洞化”や、“物の時代から心の時代へのシフト”、さらに“経
済の原理から文化の原理への回帰”など、様々な課題を含むからです。しかし、NHK
の解体・再編成や、国民参加型の評価システムの構築なども含め、時代の大きな流
れが出てくるものと思います。
ともかく、参議院選挙後の新展開では、政治や行政に巣食う“ヤクザ”を一掃し、
“悪事”は全て情報公開し、キッチリと切除して行くことが必須条件です。これらを断行
して行かなければ、日本の社会は、半年を経ずして、さらに一段、深く落ち込んでいく
ことになります...社会は、さらに混乱を深め、収拾がつかなくなります...」


「さて、選挙後の話を先にしましたが、まず問題は、当面の参議院選挙です...うー
む...どのような政治風景であれ、選挙は選挙なのです...そして、そこは、まさに
この国の、最高意思決定機関なのです。やはり、権力と、この国を動かす強大な力が、
そこに託されているのです...
したがって、この閉塞的な日本の現状を打破したいのであれば、まず自民党・長期
政権に、“批判票”を投じる他はありません。つまり、民主党を中心とする野党連合に、
どうしても“圧勝”してもらうということです。
それから、共産党の言っていることも、スジは通っています。社会民主党も、私たち
生活者の側に立っています。それぞれ政党色を出すことで、腐心していますが、ここ
は是非頑張って欲しいと思います。また、参議院選挙ですから、衆議院にはない“ミ
ニ政党”も、1つの面白い選択肢だと思います...」

「さて、それで...次のステップはどうなるか...
野党連合が“劇的な圧勝”を収めれば、小泉政権は終焉し、本格的な政界再編成
が始って行くものと確信します。しかもそれは、国家大改造を意識した、“維新体制”に
なって欲しいと、私は期待しています。
何故なら、今回の“前代未聞の白けた選挙”を通し、“国民の真の怒り”が、非常に
明確に示されて来たからです。今まさに、この国の主権者である国民が、真に怒りを
爆発させれば、“時代が大きく変わる”ことを示し始めています。
それには、“劇的に投票率を上げ”、現在のこの状況に対し、“壮大な批判票”を投じ
る必要があります。この社会規範の崩壊した閉塞的な状況に不満なのであれば、今
回はその怒りを、ストレートに、自民党・長期政権にぶつけて行けばいいと思います。
まず、ここは、“ヤクザ支配の現在の社会体制”を、つぶすことが肝要だと考えるわ
けです...政治全体に対する不満は、その“改革エネルギーの高まり”の中で、より
次元の高いステージを、国民全体で考えて行けばいいのではないでしょうか。それ
は、21世紀型の、地球環境に配慮した、理想的な社会体制の構築になると思いま
す...」
現在の閉塞的な社会状況に不満なら、必ず投票に行くべきです!
そして、自民党・長期政権に、“批判票”を投じることです!
その意思
表示を、明確にすることです!
それが、圧倒的多数の“批判票の嵐”なら、民主主義システムの
中で、事態は必ず動きます!
ここは、諦めるのではなく、今こそ積極的
に選挙に参加する時です!
国民が、真に怒っていること、国家の大改革に立ち上がったことを、
参議院選挙の投票によって、爆発させるべきです!
これが、“維新”
の原動力になります!
投票率が高ければ高いほど、エネルギーは大
きくなり、本格的な大社会改革が可能になります!
いずれにしても、“新・民主主義社会”は、観客・民主主義から参
画・民主主義への移行でもあるのです!
したがって、社会を変えるた
めには、国民1人1人の政治への参加が必須条件です!
まさに、私たちの政治的覚醒の中にこそ、私たちの理想の社会が創
出されるのだということです!
“是非、批判票の嵐”を!
