「ええ、ボスの岡田健吉です...
  
            
        社会はますます混乱の度を深め、いっこうに改善の兆しが見えてきません。しか
  
        も、未曾有の混乱の中で、自衛隊が海外の戦場に投入され、これが前例となってい
  
        く様相です。さらに、この大混乱の中で、憲法改正が行われようとしています。
  
            
        私は、細かい議論は別にして、憲法改正には賛成です。必要なら、時代の変化と
  
        共に、自信を持って変えていけばいいのです。金科玉条のように、触れてもイカンと
  
        いうものではないと思っています。むしろ、そうした硬直した考えが、この国の戦後政
  
        治を、非常に捻じ曲げてきたのではないでしょうか。
  
            
        しかし問題は、何故、この国家大混乱の真最中に行うかということです。政治が国
  
        民と乖離し、マスコミが好き勝手をやっているこの時代に、これほどの重大事を俎上
  
        に上げていいものかどうか...
  
              
        私は、憲法改正は、まず改正ありきではなく、現在の最大の課題である、“平成・
    
        維新”の大改革の後にすべきだと考えています。むろん、“明治・維新”でも、あの戊
    
        辰戦争の後で、日本帝国憲法が作られたのではなかったでしょうか...
    
         
    
              
        さて...私は、およそ政治向きの人間ではありません。議論や交渉事は得意で
    
        はなく、派手なことも好みません。あえて言えば、孤独を愛する、この時代に生まれ
    
        た1人の思想家であり、文筆家であり、作家なのかも知れません。しかし、この現在
    
        の国難に際し、こんな私でも、何かこの国の再生に役立てるなら、政治に参加して
    
        みようかと考えてます。
    
              
        政治においてやりたい仕事は、この国に、“国民参加型の、健全な評価システム”
    
        を確立したいということです。これは、観客・民主主義から参画・民主主義への転換
    
        であり、このページでは新・民主主義と呼んでいるようですが、非常に多岐にわたり
    
        ます。
    
              
        しかし、私は1人の文化人として、特に文化の面において、何か出来ないかと考
    
        えています。誰もが平等に参加できる開かれた文化...健全で公正な、権威ある評
    
        価システムが、この国を潤いのある豊な文化国家に変えていけるものと、信じていま
    
        す...
    
         
    
             
        その、足掛かりとして、次の参議院選挙に参加できないか、道を探って行きたいと
   
        思います。仲間もなく、無一文の私ですが、何とかこの国を変えたいと願っている1人
   
        です。ともかく、やれるだけの事はやってみるつもりです。そうした道が開けた時は、
   
        どうかよろしくお願いします。