第１弾　高松宮記念　　　＜中京・芝・１２００ｍ＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２００２．３．２４）

「あ、お久しぶりです、弥生さん」マチコが言った。

「こんにちわ､マチコさん｣弥生は､｢ニッコリと微笑んだ。本当に､お久しぶり

ですわ．．．」

「今年は、春・Ｇ１シリーズの第１弾は､高松宮記念よねえ．．．うーん、ど

うなのかしら､例年のように第１弾が桜花賞だったら､桜の満開の中での

桜花賞だったのにねえ､｣

「そう．．．あ、カクテルをどうぞ、」弥生は､桜の花びらが１枚浮いているカ

クテルを、マチコにすすめた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「ありがとう。弥生さんの所は、いつもお酒があるからいいわよねえ､」

「あら、いつでもどうぞ、」弥生は､さらりと手を流した。

「ポンちゃんは、オデン屋さんとビヤガーデンをやってるんだけど､カクテル

とかがないのよね｣

　 マチコは､カクテルグラスの首をつまみ､目の高さにかざした。そして、

桜の花びらを覗き､１口､舐めるようにすすった。

「美味しいわね．．．｣

「ありがとう、｣弥生は､微笑して､小さくうなづいた。

≪予想≫　　　　　　　　　　　　

　

「それじゃ、弥生さん､さっそく予想に入ります｣マチコは､カクテルグラスを

脇に置いた。「まず､去年の覇者､１２／トロットスターなんだけど､どうかし

ら？｣

「どうかしら．．．前走は負けていますわね．．．こういう馬が､一番怪しい

のではないかしら．．．いかにも強そうですけど､｣

「うーん．．．電撃の６ハロンＧ１では､すでに２連勝し､今回は、実は３連

勝目のチャレンジというデータは､どうかしら？」

「電撃のＧ1を３連勝目？さあ．．．それほどの馬かしら？」

「そ．．．」マチコは､カクテルをひと口すすった。「実は､私もそう思うわけ

よ。マギレの多い電撃の６ハロンを､３連勝は絶対に無理よ！」

「それじゃあ､マチコさんも､９番／アドマイヤコジーンが軸でいいのです

か？」

「ええ！それでいいと思うわ！」

　≪結論≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

＜馬連の流し＞　　　　９ 〜 ４、５、６、１０、１２、１４、１６

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４ を加えたので､７点になりました。）

＜ワイド・ボックス＞　　【　４、５、１０、１４　】

　

　　　　≪結果≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　高松宮記念　．．．．．．＜５−９＞／１１４０円　　　　　　　　（　的中　　）

 　

　第２弾　桜花賞　　＜阪神・芝・１６００ｍ＞　．．．（２００２．４．　７）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

「ええ、マチコです。さあ、弥生さん､いよいよ桜花賞ですが．．．

　 うーん．．．目移りしますねえ．．．どの馬がいいのでしょうか？」

「そうねえ．．．」弥生は､ミミちゃんの長い耳の先をつまんだ。

「うーん．．．名前がきれいなのは､１８／サクセスビューティー､１６／チャ

ペルコンサート､６／ブルーリッジリバーかしら、」

「それなら、３／シャイニングルビーと、１／スマイルトゥモローもいいん

じゃないかしら、」

「うーん．．．桜花賞は､いつも荒れるのよねえ．．．こんな時は､武豊ジョッ

キーから買っておけば何とかしてくれるんだけど､今年は怪我でリタイヤ

よねえ．．．」

「だったら､藤田ジョッキーでどうかしら？１８／サクセスビューティーだけ

ど．．．」

「うーん．．．藤田ジョッキーの大逃げかあ．．．大外／１８番ゲートで､魔

の桜花賞ペースを逃げ切れるかしら．．．」

「岡部ジョッキーの、３／シャイニングルビーは､少し細い気がしますの、」

「でも、人気よねえ．．．でもさあ､岡部さんは､桜花賞は､似合わないわよ

ねえ．．．やっぱり､桜花賞のガッツポーズが似合うのは､武豊ジョッキー

か､藤田ジョッキー．．．うーん、今年は四位ジョッキーもいいかもね」

「それなら、桜花賞で最多勝利の、河内ジョッキーは似合うかしら？｣

「うーん．．．“牝馬の河内”がいたわねえ．．．そう．．．あまり似合わない

か．．．娘とお父さんて感じよね」

「で、どうするの､マチコ？」

「そうねえ．．．今年はしっかり考えたいのよ！本当の、最強の馬を！」

「一番賞金を稼いでいるのは､２歳のＧ1チャンピオン､４／タムロチェリー

ね。前走で大負けしていて、人気の穴になっているわね。桜花賞と一致

する条件で､Ｇ1を勝っているのは､軽視すべきではないわね。それに、前

走のチューリップ賞は、完全な仕上げではなかったし､あの時とは雲泥の

差の、好仕上がりと聞きますわ。どうかしら、この馬で？」

「うん．．．いいかもね！ジョッキーは､ペリエに代わって蛯名かあ．．．

ヨシ！これで行こうか！多分､いいと思う！」

「薄く､手広くね、」

「そ、穴馬も､要チェックね！｣

************************************************************************

　≪結論≫　　超　難　解　　　　　　

＜馬連の流し＞

　　　４　〜　１､２、３、５、６、８、14、１６

　　　　　　　　　　　　　　（　４／タムロチェリー　より、薄く手広く．．．８点　）　　

＜ワイド・ボックス＞　　【　２、６、８、14、１６　】

　　　　　　　　　　　　　　　　　（　ワイド馬券　／　５点ＢＯＸ．．．穴馬も入れて、１０通り　）

　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

　　　　　桜花賞 ．．．．．単賞／４２９０円　 　馬連／３万４４４０円  （ 外れ 　）

           　　　　　   ＜ １着／アローキャリー　　２着／ブルーリッジリバー

************************************************************************

　第３弾　皐月賞　　＜中山・芝・２０００ｍ＞　（２００２．４．１４）　

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「うーん．．．桜花賞は､参ったわよねえ．．．」マチコが言った。

「でも、あの大万馬券なら､納得ね｣弥生が、頭の後ろに手をやった。

「そうね．．．さあ、終わったことは忘れて､皐月賞の予想と行きましょう。

　 私､思うんだけどさあ､弥生．．．ギャンブルは最後はカンが勝負よね、」

「あ、私は少し違うと思いますの。勝った時を分析してみると､頭がキレて

いるのよね。そこには、ちゃんと理屈が通っていると思いますの．．．

　 うーん．．．なんて言ったらいいのかしら．．．要するに､勝負が見えてく

るのね．．．そういう時は､勝てるの。つまり、勝負が出来る時なのね」

「うん！」マチコが、しっかりとうなづいた。「それも含めてさ、カンと言うの

じゃないかしら」

「そうかしら．．．」

「ええと、それで、弥生．．．皐月賞で､これはという馬はいるかしら？」

「私は、１２／モノポライザーがいいと思いますの．．．それから、先行馬

の１／バランスオブゲーム．．．それから、５／メジロマイヤーに乗る逃げ

馬のスペシャリスト．．．ええと、あれは中館ジョッキーね。彼も恐いわね」

「うーん．．．でもさあ､ゴチャつくけど､桜花賞ほどは荒れないのよね．．．｣

「そうなの。結局．．．１０／ローマンエンパイアとか、１１／タニノギムレッ

トあたりが絡んできて､力勝負になるのかしら．．．｣

「うん．．．ともかく､最強の軸馬を見つけ出し､メリハリをつけて勝負するし

かないわね｣

「そうね！」弥生も､しっかりとうなづいた。「それでいいと思いますわ！」

「うん！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　≪結論≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜単賞＞　　　　　：　１２／モノポライザー　　　　　

＜馬連の流し＞　：　１２〜１、２、５、９､１０、１１、１５、１８

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　１、２、５　を穴で狙いました．．．）

＜ワイド・ボックス＞　【　１、５、１０、１５　】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　第４弾　天皇賞　＜京都・芝・３２００ｍ＞　．．．（２００２．４．２８）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マチコ　　　　コッコ君　　　ミミちゃん　　弥生

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「さあ、いよいよ天皇賞ですわ、」弥生が言った。「どうかしら、マチコ．．．

桜花賞、皐月賞と、大万馬券が続出したけど､今回も荒れるのかしら？」

「そこが問題よね．．．」マチコは､腕組みをした。「うーん．．．社会情勢と

しては､国会全体が疑惑の温床のようになってきたし．．．うーん、官僚機

構も検察まで含めてグラついて来ているわねえ．．．｣

「その乱気流が､天皇賞を動かすかどうか、ということかしら、｣

「そ．．．」

「それで．．．？」

「４／マンハッタンカフェ、５／ナリタトップロード､７／ジャングルポケットの

３強で決まるか､ここに割ってはいる馬がいるかよね．．．」

「軸馬は、どれかしら？」

「位置取りとしては､ナリタトップロード､ジャングルポケット､マンハッタンカ

フェじゃないかしら。問題は､スローペースになった場合と、最後の直線の

キレ味よね．．．」

「やはり、そのあたりの駆けきひかしら．．．これという逃げ馬がいません

ものね｣

「昔の、ツインターボの様な大逃げの馬がいれば､レース全体の青写真

が､しっかり決まるのよねえ．．．｣

「２／ボーンキングのデムーロ騎手あたりが､逃げれば面白いのですけ

ど．．．それとも、１１／アドマイヤロードあたりが､思い切って逃げること

も､｣

「うーん．．．このレースで面白いのは､人気薄の１０／エリモブライアンよ

ね．．．この馬は､要注意よ」

「それで、軸はどうしましょうか？」

「３強は､６歳､５歳､４歳と､それぞれ歳が違うのよね．．．うーん、ナリタも

ジャングルも､今回は大きなチャンスだと思うけど､有力な馬が引退したか

ら浮上してきたのよね。これは相対的な強さで､絶対的な強さではないと

思うの。それがあるのは､マンハッタンカフェじゃないかしら､｣

「はい。じゃ、それで行きましょうか｣

　　　　　　　　　（訂正／ジャングルポケットとマンハッタンカフェは､ともに４歳でした。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　≪結論≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜単賞＞．．．．．．．．．．．．４／マンハッタンカフェ　　　

＜馬連の流し＞．．．．．．．．４〜２、５、７、１０　

＜コッコ君の１点勝負＞ ．．．５−１０

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　第５弾　ＮＨＫ・マイルカップ＜東京・芝・１６００ｍ＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．．．（２００２．５．　４）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マチコ　　　　コッコ君　　　ミミちゃん　　弥生

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

「ええ、マチコです．．．

　 天皇賞では、単賞、馬連のマンハッタンカフェを、ズバリ的中できまし

た。そこで、今回も軸馬を、しっかりと指定したいと思います。うーん．．．

圧倒的１番人気は、９／タニノギムレットだけど、どうかしら、弥生？」

「うん．．．」弥生は、唇に柔らかなコブシを当てた。「武豊ジョッキーは魅

力だし、皐月賞３着も立派ですわ．．．だから、単賞で１．３倍の人気なの

は分かるわね。

　 でも、皐月賞から３週間で、もう１度G１のマイル戦というのはどうかし

ら？しかも、皐月賞は２０００ｍ、今度は１６００ｍでしょう。私は、Ｇ1クラ

シック戦線は、それほど甘くはないと思いますの．．．」

「そうよね．．．タニノギムレットも、それほどのスーパーホースとも思えな

いのよね。うーん、確かに、強いのは認めるけど．．．」

「それだったら、皐月賞も勝っているはずだと思いますの」

「うん。私も、最後の直線で、タニノギムレットは伸びないような気がする

のよね。でもさ、昨日の１０レースは、彼の馬は東京では実績がないし、

直線で伸びないと思ったわけよ。ところが、さすがは武豊かジョッキーよ

ね。最後は、しっかりと差し切ってしまうのよね．．．」

「それがあるのは認めますわ．．．それで、マチコの推奨馬は？」

「うーん．．．１５／メジャーカフェか、１６／タイキリオンね。７年前、ボスは

第１回ＮＨＫマイルカップを、タイキリオンの兄のタイキフォーチュンで、大

穴を取っているの。タイキリオンは、その弟なの、」

「子供ではなくて？」

「ええ、弟とあったわね」

「ふーん．．．それじゃ、１６／タイキリオンでいいのかしら？」

「うーん．．．そこを、もうちょとひねった方がいいと思うのよね。この２頭

は、前走のニュージランド・Ｔでは、１／１０秒差の１着と３着なの。そこで、

３着の方の、１５／メジャーカフェが正解じゃないかと思うの．．．ここは、

カンなのだけど。でも、岡部ジョッキーが騎乗だし、いいんじゃないかし

ら？」

「はい．．．ええ、それじゃ、軸馬は、１５／メジャーカフェで行きましょう

か。連下の方は、私が選んでいいかしら？」

「ええ、私のほうでは、５／アグネスソニックを１頭指定しておきたいわね」

「はい」

「すでに８戦と使い過ぎているけど、２ヶ月間休養を取っているのよね。そ

れで、今回はタタキ３戦目なわけ、」

「はい．．．それじゃ、それも入れておきます」

　≪結論≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜単賞＞．．．．．．．．１５／メジャーカフェ

＜馬連の流し＞．．．．１５ 〜 １、５、７、９、１２、１６、１７

＜ワイド・ＢＯＸ＞ ．．．【　７、９、１６、１７、　】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１着．．．テレグノシス

　　　　　1-5　　　（馬連／４８３０円）

　

　第６弾　オークス　＜東京・芝・２４００ｍ＞　．．．（２００２．５．１９）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マチコ　　　　コッコ君　　　ミミちゃん　　弥生

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

「さあ、ついにオークスがきたわねえ．．．」マチコは、競馬新聞を数紙テ

ーブルの上に並べた。「スポニチと東スポの本誌予想は、１番／ブリガド

ーンが軸馬よねえ．．．」

「うん．．．」弥生が、肩に手をやり、小首を傾げた。「．．．色々理由はある

かもしれないけれど、未勝利で、１勝を上げただけの実績よねえ．．．」

「そうそう．．．」マチコが、うなづいた。「スポニチの諸星由美さんは、１６

番／ヘルスウォールかあ．．．この馬もどうかと思うけど、そろそろ当たる

頃かしら？」

「そうねえ．．．私はやはり、１８番／ニシノハナグルマがいいと思います

わ、」弥生は、細い指で色鉛筆を軽く握り、１８番に薄いマルをつけた。

「うーん．．．この馬も、勢いは一番よね。それに、重馬場も味方しそうだ

し．．．うーん、この馬が、やがて最強馬に成長するのかもね．．．」

「じゃあ、この馬から、薄く、手広くでいいかしら？」

「うん！」マチコは、競馬新聞の上に、バン、と両手を置いた。

「あ、それじゃ．．．春のG１・クラシックは、大万馬券が続出しているから、

思い切って、薄く、手広くいきますわ」

「うーん．．．今回は、是非当てたいわねえ。私としては、１２番／カネトシ

デザイアが一押しなのよ！」

「そう。はい、それじゃ、１２番も入れますわ」

　≪結論≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜単賞＞．．．．．．．１８／ニシノハナグルマ

　　　　　 ＜馬連の流し＞．．．１８〜１、３、５、６、７、８、１０、１２、１４、１６

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ うすーく．．．手広く．．．１０点流し．．．＞

＜ワイド・ＢＯＸ＞．．．【  ７、８、１２、１８  】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１着．．．スマイルトゥモロー

　　　　　　３−１０　　（馬連／１３５９０円）

　

　第７弾　日本ダービー＜東京・芝・２４００ｍ＞　（２００２．５．２６）　

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

「ええ、“コミュニティー広場”／Space Manager の星野支折です．．．

　ええ．．．皆さんが、あまり当たらないので、今回の日本ダービーは、私

が取りまとめる事になりました。今回こそ、是非的中させますので、どうぞ

ご期待ください！」

「うーん．．．」マチコが、色鉛筆をクルクル回しながら言った。「そうなんだ

けど．．．みんな大万馬券なのよね、」

「はい！」支折は、力強くうなづいた。「それでも、今回は、絶対に的中さ

せるつもりです！」

「支折さん、」弥生が、言った。「それで、予想は？」

「はい．．．

　 まず、私は、皐月賞とＮＨＫマイルカップを、共に１番人気で、共に同じ

ような形で敗れた３番／タニノギムレットが、今度こそは１着に来るような

気がします。そして、武豊ジョッキーも、こうしたケースでは、キッチリと帳

尻をあわせてくると思うのです．．．」

「うーん．．．そうよねえ．．．」マチコが、色鉛筆を立てた。「武豊さんは、

そういう男よねえ．．．」

「でもさ、マチコ．．．」支折は、ポン助の肩に手を置いた。「ここは、もう一

度、しっかり考えた方がいいんじゃないかしら．．．皐月賞とＮＨＫマイル

カップは使いすぎなのよ。それに、今度はダービーの本番。Ｇ1を３つは使

いすぎじゃないかしら．．．

　 もちろん、武豊ジョッキーは信用しているんだけど、ローテーションがき

つすぎると思うわけよ。それも、みんな距離が違うわけだし．．．やっぱり

無理なんじゃないかしら．．．第一、みんながまた、３番／タニノギムレット

を本命に押しているところが、逆に臭いのよね、」

「タニノギムレットはよう．．．」ポン助が、ポツリと言った。「ロイスアンドロ

イスや、ステイゴールドみたいに、ブロンズ（３着）コレクターとして成功する

かもしれないよな、」

「うーん．．．ブロンズコレクターかあ．．．」マチコは、腕組みをした。「ポン

ちゃんが正解かもね、」

「それで、支折さん、軸馬はどれにしますの？」弥生が聞いた。

「うん．．．１７番／タイガーカフェはどうかしら？皐月賞で２着になっている

し、実力から言って、人気の盲点じゃないかしら？タイガーといえば、今

年は阪神タイガーズが頑張ってるし、」

「皐月賞１着の、２番／ノーリーズンや、ＮＨＫマイルカップ１着の、６番／

テレグノシスは、どう思いますの？」

「うん．．．その2頭は、激走の反動と、疲労があると思うの．．．」

「タニノギムレットから、ワイドで流せば、絶対だよな」ポン助が言った。

「じゃ、ポンちゃんは、そうしていいわよ」

「それじゃ、面白みがないよな、」

「うーん．．．とにかくさあ、」マチコが言った。「今回は、支折に任せるわ

よ。ねえ、弥生？」

「うん、」弥生も、胸の前で手を組んでうなづいた。

　

　≪結論≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

＜単賞＞．．．．．．．１７／タイガーカフェ

　　　　　 ＜馬連・流し＞．．．１７〜３、６、７、８、１１、１６、１８

＜枠連・ＢＯＸ＞．．．【 ３、４、６、８  】

ポン助のワイド３点勝負　【 ６、７、８ 】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１着．．．タニノギムレット

　　　　　　３−１１　　（馬連／８７０円）

　第８弾　安田記念＜東京／１６００ｍ＞　　　　（２００２．　６．　２）　

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

「もしもし．．．こんにちわー、ボス（＝岡田）！」マチコは、受話器を耳に当

て、フェルトペンを持ちながら言った。

「おう．．．マチコの声だな．．．」

「はい、マチコです！」

「うむ、何か用か？」

「はい。ええと．．．競馬の予想が、ちっとも当たらないのよね。それで、今

回は、ボスに予想してほしいんだけど、いいかしら？」

「うーむ．．．」

「あの、お願いします、ボス！」羽衣弥生が、受話器のそばに口を寄せて

言った。「ボスが、最後の切り札ですの！」

「うーむ．．．よかろう．．．

　 しかし、なあ、お前ら．．．競馬なんてものは、どうしても当てようなんて

考えるのは、間違いというものだ。いかにサラリと負けるか．．．どのよう

に一発賭けてみるかが、競馬哲学というものだ」

「はい．．．」弥生が答えた。

「うーん．．．そうかあ．．．気持ちよく負けるというのも、大事よねえ、」マ

チコが言った。

「それで、さっそくですけど、どの馬がいいのかしら？」

「うむ．．．そうだな．．．まず、競馬は単賞で勝負だ。それから、ワイド

の４点ボックスかな．．．これなら、なんとかなるだろう．．．」

「はい。それじゃ、予想の方を、お願いします」

「うむ．．．」

　

ボスの、安田記念予想　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜単賞＞．．．．．．．．．．１２／ゼンノエルシド

　　　　　 ＜ワイド・ＢＯＸ＞．．．．．【　２、１１、１２、１８　】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１着．．．アドマイヤーコジーン

　　　　　　１７−１８　　（馬連／５８００円）

　　　　　　　　　ワイド／的中．．．２−１８　（２１６０円／ボスの予想）

　第９弾　宝塚記念＜阪神／２２００ｍ＞　　　　（２００２．　６．２３）　

≪予想≫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

                  　　　　　　　　　　　　　　　安田記念／的中／ワイド／２−１８

                                        （ ２１６０円／ ボスの予想でした ）

　

「うーん．．．さすがはボスよねえ！」マチコが、腕組みをした。

「そう！」弥生も、深くうなづいた。「ワイドで、１着３着で的中ですわ！」

「うーん．．．この宝塚記念は、私たちで、どうしても当てたいわよねえ、」

「そ、」弥生が、もう一度深くうなづいた。「じゃあ、まずボスと同じように単

賞で行きましょうか？」

「うん。どの馬にする？」マチコは、弥生の方を向き、口を尖らせた。

「そうねえ．．．単賞は、エアシャカールでいいんじゃないかしら。こういう

馬は、単賞では面白みは無いんだけど、やっぱり格は１枚上だと思いま

すの、」

「うん。じゃあ、ボスの真似をして、後はワイドボックスよね．．．」

宝塚記念予想　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜単賞＞．．．．．．．．．．４／エアシャカール

　　　　　 ＜ワイド・ＢＯＸ＞．．．．．．【　２、４、5、１１　】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　１着／ダンツフレーム

　　　　　　２着／ツルマルボーイ

　　　　　　　　　　　　　　　　３−９　　＜１０６０　円＞