神戸異人館の廃墟（ペルシャ館）

神戸の異人館街に行かれた方は見たことがあると思いますが、震災以来そのままになっている建物があります。風見鶏の館を東にいった路地のあたりにあります。国旗でしょうか、門の上に掲げられています。何度か行きましたが、門はだいたい開いています。薄い桃色の洋館で、庭も広く門も開放されているので一見、廃墟ではなさそうに見えます。

97年以降数度訪れていますが、大きく変わったところはありません。

庭を抜け、荒れた小さな池を過ぎるとすぐ左に建物があります。入り口は開いています。草木がうっそうと茂っており、夏に行くと虫も多いので注意。

しかし、ここの入り口に入ると、フロアには震災で抜け落ちたと思われる屋根があり、一歩も中に入ることは出来ません。

仕方ないのでその玄関の右端から奥の窓を見てみます。入り口もある様子ですが、閉まっています。

建物の東側に周ると木々の間にテントのようなものが見えてきます。が、やはりうっそうと茂る緑に阻まれて行けません。

そのテントの東（向かって右）は、異人館への観光客が通る道になっており、そこから見下ろすことが出来ます。「ＯＡＳＩＳ」と書いてあり、下にはコカコーラのベンチなどが確認できます。休憩所だったのでしょうか。

ここからは降りることが出来ません。