Racquets and shuttlecock



折れる:最近は少なくなったのですが、ラケットがまれに折れたりすることがあります。そのむかし、ラケット面の枠が合板で出来ていたころは、結構よく折れたものです。その後、アルミになってずいぶん改善されましたが、それでもガットの穴の近傍やフレームとシャフトのつなぎ目の近くで疲労破壊と思われる壊れ方をよくしていました。最近のCFRPのシャフトはそう言った壊れ方をしなくなりましたが、それでも練習中に折れたりしているのに気づくことがあります。カーボンFRPの場合、どこかに当てたりしてもすぐ壊れずに、後になって折れたりします。こらはFRP特有の破壊現象で、最初の衝撃で全体に破壊が及ばなくでも、一部の繊維が破断したり、繊維と樹脂との付着が切れたりすると、FRP内の応力分布が変化するので徐々に破壊が進行し、後になって破壊が全体に及ぶためと考えられます。
上の写真は折れたラケットの側面を見たもので、下の写真は折れたフレーム断面です。上の写真では、炭素繊維は軸方向と斜行して入っているものとがあります。下の折れた断面の中央部には離型用と思われるビニールシートが見えます。その上に炭素繊維のプレプリグシート(テープ)を巻いてフレームを製作しているように思われますが、実際はどうなんでしょうか?




シャフトの断面 最近はバドミントンラケットのシャフトも少し長めになりつつありますが、カーボンシャフトの断面は下の写真のようになっています。釣竿よりは中が詰まっていますね。

cosmic toaster