◆レシーブ

【一般】

  • 最近のバドミントンではレシーブは最も重要なショットのひとつです。ラケットが軽くなって速いスマッシュショットにも対応できるようになり、攻撃力だけで試合を圧倒することが難しくなってきたからです。
  • 攻撃できめられないと、ゲームの組み立てやミスの少なさなどが重要なポイントになります。このなかで、特にレシーブのうまさや正確なカウンターショットは相手の脅威となります。
  • シングルスではクリアーやドロップなど多彩なショットでコーナーを攻められるので、レシーブは体から離れた位置で受けることが多いのですが、対応は単純ではありません。レシーブの中でもフェイントを混ぜたり、タイミングをずらせてコースや長さを読みづらくさせたりします。しかし、一旦ショットが浮くとボディー正面を狙われることも多いので、特にボディ前のレシーブ力は重要になります。
  • ダブルスではプッシュやスマッシュなどの速いショットに対するレシーブが多くなります。スマッシュレシーブで前衛を抜く速いドライブで返球すると、攻撃的なカウンターになります。攻撃する方もこうしたカウンターを受けないようにボディー正面から利き腕付近を狙ってきますが、こうしたショットへの対応力が重要になります。
  • レシーブの体勢では、利き腕の位置からボディー側をバックで、外側をフォアーで取ることが基本です。このためバックで取るエリアは全体の70%以上を占めることになり、レシーブの際にはバックハンドで構えることが多くなります。場合によってはフォアー側の下方の球もバックハンドでレシーブすることもよくあります。ただし、フォアー側のバックハンドレシーブではカウンターショットは難しくなります。

【プッシュレシーブ:バックハンド】

  • スピードのあるプッシュはレシーブまでの時間が0.3秒程度なので、プッシュレシーブ最もすばやい反応が要求されるレシーブです。人の反応速度が0.3秒程度ですから、限界に近いといっても過言ではありません。そのため、プッシュされてから大きな動きをすることは現実的に不可能です。シャトルに最短距離でラケット面を合わせられるように、予め打たれることを予測した構えや対応が必要です。
  • ラケットは通常体の中心に構えます。ラケットはやや短めに、通常バックハンドで握ります。これは、フォア側を含め80%以上のショットをバックハンドで取ることになるからです。
  • 時間的な余裕はないので、打つ瞬間にコンパクトにラケット引いて、反動を利用し打ちます。ラケットを立てて(腕とラケットの軸がまっすぐにならないように)、ラケットは肘を回転の中心として手首の回外運動を利用して打ち返します。
  • 体の正面や体の近くに来るショットに対しては、肘をあげるようにして懐を大きくしてインパクトまでの空間を作りましょう。
  • インパクトは常に体の前で、ラケットを構えた時の手の位置くらいになるようにします。これより押し込まれて遅くなっても、タイミングがずれて早く振り出しても、上手く返せません。
  • 体正面の胸のあたりのショットはもっともテイクバックが取れないところなので、場合によっては手首の回外運動だけでコンパクトにシャトルを打ち返します。打つというよりも、タイミング良くたたくとう感じです。
  • 体正面のショットのリターンはまっすぐにしか返すことができないので、相手も次の球をプッシュするように構えています。気を抜かず、直ぐに次のリターンができるように、ラケットを構えておきます。

【スマッシュレシーブ:バック&フォア】

  • スマッシュレシーブでは、ロブ、ドライブ、ネットショットなどの多彩なリターンが状況に応じて求められます。
  • スマッシュレシーブは、基本的にはプッシュの場合と同じですが、プッシュに比べればわずかですが時間的余裕があります。このため、より大きなテイクバックやフォロースルーが可能です。
  • ネットショットやドライブリータンではあまり大きなテイクバックをする必要はなく、プッシュレシーブと同様の構えと打ち方で対応します。
  • ロングレシーブの場合には続けて威力のあるスマッシュを打たれないようにバックバウンダリーライン近くに落ちるように高く、大きく返します。そのためには、利き足を十分に踏み込んで、ひじが下がらないように大きなフォロースルーで打ち返します。