深夜の箱根峠
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 休憩後、さ〜ってそれでは山越えだ♪と軽い気持ちで出発。
 しかし峠を登り始めると…そこは走り屋さん達の舞台だったのでした。
ぎゅおおおおおと時にはセンターラインを割って勢いよく 下ってくる車達。こここわいよ〜、とそろそろ登っていきます。しかし、バックミラーには 近づいてくるヘッドライト。…これってひょっとしてあおられてる?思わず逃げたくなるけど、 私のロードスターは慣らし中。ただでさえ気を遣って運転しているので疲れるのです。深夜の 峠で飛ばすなんてそんなオソロシイことできません。
 で、見通しの良いところであっさり道を譲ります。良いんです。公道ではカメさんで。 安全第一です。
 しかし、それが下りに入っても何回も何回も…道を譲るのもこれだけ頻繁だと疲れます。 うぅ…もうヤダ!ぶびぃいいいいん…アクセルを踏み込みスピードアップ!迫ってくる コーナー!ブレーキ!ステアリングを切りこんで…
 ガリガリガリ…
 …今の「ガリガリ」は何?ひょっとして…、フロントアンダーを擦った?ウソでしょう!? 急いで広いところで一時停車して車を降ります。手には愛用のマグライト。「フロントバンパーが 半分取れかかっていたりしたらどうしよう…ううまだ納車されたばかりなのに〜そんなことに なっていたら広島まで行けないよ」などと今考えたら大げさな想像が頭に浮かびます。
 幸いフロント周りを確認しても異常はなし。ちょっとアンダースポイラーを擦っただけの ようです。私のろどすたはS装備車なので、RSなどと比べると足は柔らかめ。ブレーキングの 時にフロントが予想以上に沈んで下を擦ってしまったようです。かなり勾配も急なところ でしたし。しかし、やはり峠などを攻めるにはノーマルのでは役不足で、足回りを換えなきゃ ダメなのでしょうか。元々そういうことも考えて、Sにしたのですけどね。
 「あの程度のブレーキで下を擦るんだなぁ」と一人納得して、結局それ以後はノンビリと山を下って 行きましたとさ。ごめんね、無理して。>ろどすた

Last Update 1999.10.25

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