ムシモンオオクワガタ


写真はイタリアのサルデーニャ島産。コルシカ島と北アフリカの一部からの記録もあるようです。
ヨーロッパオオクワガタに似ていますが、♀の上翅(エリトラ)には明瞭な溝があり、♂の大顎はこの種の方が幾らか太いようです。



大きさは、ヨーロッパオオクワよりも幾らか小振り♂の最大で30mm程度。飼育では更に大型化するようです。
ヨーロッパオオクワガタは、頭部眼上突起は大型個体でも見られませんが、ムシモンには日本産オオクワなどと同じくこの突起が有り、特に大型個体でははっきりと確認出来ます。



飼育ですが、産卵させることは簡単なようです。ヨーロッパオオクワと同じセットで産みました。幼虫は若干弱い印象を受けましたが、飼育の仕方が適切でなかった可能性も有ります。





mokuji