fig6 Left(左) Hexarthrius mandibularis mandibularis Deyrolle,1881
【分布】 BORNEO, ボルネオ
【体長】 ♂50−112mm
フタマタクワガタの仲間では一番大型(全長)になり、昔から
オオフタマタクワガタの名でおなじみの種で体長は割と簡単に100mmを越える。
全身黒色だが上翅が赤っぽくなる個体もあり、更にこのボルネオ産のもの
ではパリ−フタマタに似た上翅の色になっている個体を見た事がある。
fig6 Center(中) Hexarthrius mandibularis sumatranus Mizunuma,1994
【分布】 SUMATRA, スマトラ
【体長】 ♂50−115mm
1994年に世界のクワガタ虫大図鑑において水沼哲朗氏により亜種とされた種。
スマトラ産の本種は現在ボルネオ産よりも多く入ってくるようで、100mmを
越えるものもこの産地の方が手に入りやすい。
fig6 Right(右) Hexarthrius rhinoceros rhinoceros Olivier,1789
【分布】 JAVA,ジャワ
【体長】 ♂60−90mm
写真はジャワ島産のもの。他にスマトラ島とその南西に位置するメンタワイ諸島にも
分布しておりそれぞれ亜種となっている。スマトラ島産がH. rhinoceros chaudoiri Deyrolle,1864 で、体長は
ジャワ産より大きくなり100mmを越えるものもある。
メンタワイ諸島のものが H. rhinoceros sadaoi Mizunuma,1994 この種も世界のクワガタムシ大図鑑で記載されている。
体色は黒だが中に上翅が綺麗な赤色になるものがいる。ジャワ島産のものが一番オオ顎の湾曲が強い。
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