ヒメオオクワガタ
もうかなり以前の話しになるが、このクワガタは非常に希種
だとされ、採集はなかなか困難だとされていた。
当時も人気のあったオオクワガタよりもである。
しかし生態が明らかにされ、
多産地も紹介された事で、以前より容易に採集出来る種になった。
(月刊むし・No.141 ヒメオオクワガタの生態)
北海道、本州、四国、九州と広く分布しているが、
勿論、どの産地でも多産するわけではなく、採集困難な場所の方が
多いかもしれない。
福島県南会津地方(東北地方も)では多く採集されるようになり、60mmに
達する個体も採れるのでは・・・と思われたが未だにその
サイズが採集されたのを聞いた事がない。
幼虫は比較的硬いブナなどの朽ち木でみられる事が多いようで、
南会津地方ではブナの太い立ち枯れ(しろぐされ)の土に埋没した根の
部分からアカアシ、ミヤマと共に採集した事もあった。
削るのに苦労するかなり硬いブナ朽ち木にも幼虫がみられる。
この種の累代はなかなか難しいようで、今までに飼育下で産卵を
させた例は少ないようである。
採集した幼虫は、オオクワガタの幼虫などと殆ど同じ方法で飼育すれば
とりあえずは無事羽化するようだ。(飼育の設定温度は低め)