『二人の銀座』レビュー

最終更新日: 2011/05/03


「原案」となっています

『二人の銀座』(1967年日活作品、79分、監督: 鍛冶昇、脚本: 才賀明)

ストーリー: 電話ボックスに置き忘れられた楽譜を拾った主人公・健一は、その曲「二人の銀座」を大学のバンドで演奏したところ妙にヒットしてしまう。 この楽譜は置き忘れたマコの姉の恋人が作曲したものであったが、作曲家は行方不明になっていたのだった。

感想: ご本人が「ほとんど関与していない」として著書の作品リストから消してしまった作品だけに、脚本から受ける印象は雪室作品とは違ったものです。 しかし、置き忘れた楽譜を発端としてストーリーが進むあたりは、「あずきちゃん」でのコピー機置き忘れ事件を思い出させ、なんとなく雪室さんのアイディアではないかと想像します。
2011年にCSのチャンネルNECOで視聴。



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