『星の子チョビン』レビュー

最終更新日: 2004/02/28 サブタイトルリスト他削除

 ストーリーは、地球のトンカラ森にやって来たフェアリースターのわがまま王子チョビンが、敵ブルンガと闘いながらママ上を探すというもの。 脚本は比較的シンプルに構成され、雪室氏にしてはかなり控えめか。チョビンに攻撃技がないので、敵の怪物はすべて自滅させるしかないのが、ストーリー上苦しそうである。 また、チョビンの仲間が森の動物たちなので、あまり感情に訴える話も作りにくそうである。脚本家泣かせの原作なのではなかろうか。


不正なEDはやめてほしい。

 このページはCSファミリー劇場再放送版を基にデータ・レビューを書いてありましたが、CSファミリー劇場再放送時のエンディングが本編と全く対応していないことがわかり、大半のデータを消去しました。 ファミ劇によれば全26話中16話が雪室さんの脚本で、残りは吉田喜昭さんだったのですが、最近出たDVD再編集版では使用された10サブタイトルの脚本家として、他に浪江志摩、藤川桂介、星山博之の名前が入っています。 ただし、何話が誰なのかは書いてありません。

 おそらくメインライターは雪室さんで、第1話と最終話は少なくとも書いているようです。 ファミリー劇場では、以前にも正しくないEDを組み合わせた放送がありました。 元のフィルムから間違っているのかもしれませんが、ウソの放送になっちゃうから、せめてその旨のテロップを付けてほしいと思います。「ここで表示されている出演者・制作者は本編と対応していません」とか。

 ともかく、3年以上にわたり間違ったデータを公開しており、参照された方にはおわびいたします。



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