梅若伝説/木母寺/梅若塚の春
(2014年5月5日更新)

梅若忌大念仏法要(平成二十六年四月十五日)に出席させていただいた。以下の写真では空席が見えるが、いよいよ法要が始まる頃には満席となっていました。
木母寺の僧侶、保存会関係者による法要式が営まれ、謡曲隅田川の舞と謡いが奉納された。千年以上の昔に起きたと言われてきた言い伝え、伝承について現代になっても供養の催しが引き継がれている。
なんでも、イギリスの作曲家により梅若伝説が翻案され演じられているとのこと。
当日は強風ながら天気に恵まれ、絶好の法要の日和となった。おかげ様で、母の子への愛情や人々の心の優しさについて、その尊さを思う良い機会をいただくことができた。



木母寺、桜の頃梅若塚・木母寺、桜の頃

ちょうど、桜満開の時期に木母寺に立ち寄り、そのあと、桜橋あたりまで歩いた際の1枚である。
この日、4月15日が「梅若忌」にあたり法要が営まれるとの掲示があったので、日をあらためて詣ることとした。実は、何年も前から一度梅若忌に出席して見 たいとの思いを持ってはいたが、幸いにも今年は時間が取れそうであった。












梅若忌大念仏法要を待つ梅若忌大念仏法要を待つ
(平成二十六年四月十五日)

当日は、念仏法要と芸能奉納が行われた。芸能奉納については、お堂の前に赤い毛氈が敷かれ、これを舞台として、従って野外で「陽極(能)隅田川」が梅若泰志観世流能楽師により演じられた。また、二松学舎大学名誉教授の松田存先生より適宜分り易く解説された。













梅若忌大念仏法要を待つ 2梅若忌大念仏法要を待つ 2


















梅若忌大念仏法要(第一部)が終わった梅若忌大念仏法要(第一部)が終わった


















枝垂れ桜と梅若堂枝垂れ桜と梅若堂


















梅若記念堂内梅若堂内部

過去の参拝の折には、お堂保護や災害防止のためガラスで囲まれていて、ガラスを通してのみ撮影致しておりましたが、今回はガラス扉が開かれていたため、直接クリアな写真を取らせていただきました。
左側が梅若丸、右側が梅若丸のお母様、中央が技芸天様だそうです。













梅若丸の像梅若丸の像
(山王権現)

















梅若丸の母の像梅若丸の母、妙亀尼の像
(妙亀大明神)

















芸能の神、技芸天芸能の神、技芸天





















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