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 変異型の研究

Mutants/Possible


8/10/02--久しぶり。Tremper_giantなる「系統」が発表された。ざっと、纏めた。
由来:1999年に、アルビノヘテロ・オスとして出現だそうだ。孵化時点で巨大だったと!? その後、3年間かかって、固定・改良、だそうだ。

単一劣性突然変異だという!!!

体重:1年で、114グラム。そして成長中とか。オスだと、10ヶ月で、100グラムを越えるのもしばしば??!!!!

餌: 1" pet store mealworms. で育てる・・・・と。

今年の出荷:50-75 animals. !!??だと・・・。

 

 

9/20/01----amelanistic=albino変異のTremper系統とRainwater系統について

調べるために、DomusKom Gecko Denでも・・・「中味のない財布を更に振り絞ってお金を捻出し」(爆)少し買って・・飼ってみた。例えば・・・

EMA26--Rainwater

EMA28--Tremper

EMA30--Rainwater

だそうだ(=インボイス)。これらの飼育例での成長に伴なう写真は、ここ(=激重、注意)。これを見る限り、系統による差=米国で一般 に言われること:Rainwaterがいつまでもピンクで綺麗で、 Tremperは成長とともに茶色が濃くなってくる=は、ないことが予想される。

そうではなくて・・・amelanistic変異と共にどのような「メラニン色素の変異」=実体は不明--わかると綺麗な個体が作れる=を重ねて保持しているか・・・ということで、茶色の発色度合いが決まるような気がしてきた・・・・・。

 


As of 4/18/01=== albino=amelanistic 変異について===

多くの動物で、メラニン色素欠乏の突然変異が単離されている。

albinoって命名は、メラニン色素以外は他に色素のほとんどない(=だから、メラニン欠で、白くなる)哺乳動物に由来する、ラテン語の「白い」から来ている(下を参照のこと)。

まず、アミノ酸チロシンが、チロシナーゼという酵素の働きにより、DOPA=3,4-dihydroxyphenylalanineに変換される。 つづいて、主に空気酸化により重合して、メラニン色素になるとされる。 だから、一般に動物では、遺伝的な「白子」とはチロシナーゼ欠乏変異であることが多い。

昨年あたりから一般に大々的に発売開始されたアルビノ、 には、 Tim Rainwater、 Ron Tremper の2箇所から発売された。

それ以外に2つあるみたいだが・・ Mark Bell、Mark Leshock 積極的に宣伝しないので・・詳細は不明である。

下の参考書によると・・・1999年までは、これらはすべて同じWC動物群に由来すると考えられていた。 だから、同じ突然変異を持った動物が米国に複数輸入されたと考えられていた。

昨年あたりの評判では、 前者が・・いつまでもピンクで、 後者は、成熟とともに茶色が顕在化する、 というものだった。

しかし、後者が 大御所、 初めに取れた系統だから既に黄色の濃い系統との交配は進行して すでに、橙色の個体が現れ始めていた。 おまけに、 前者の単離者は、ヘテロの代金を多数集めて「夜逃げ」していて・・ 評判ががた落ちだった。

2001年初頭になり、 この両系統の純アルビノ個体同士の交配では、ノーマルになる、 と言う噂が顕在化し始めた。 これは、virginメスを使ったことが間違いないならば・・・ genetic complementation=遺伝学的相補 って言って、別の突然変異遺伝子同士の掛け合わせによって・・ それぞれの欠損が回復したと言うことになる。 即ち、別の突然変異である!! 歴史的経緯から言って・・・ DomusKom:「そんな・・馬鹿な・・ そんなに突然変異だらけなはずなかろう」 と思ったものだった・・。

2001年4月になって、さらに状況が一変した。 GGA=Global Gecko Association ML に以下の投稿があった。 「Tremper系統の個体を調べた。 チロシンから、酵素チロシナーゼにより作製される DOPAを測定した。 その結果、DOPAを同定した。 実験の失敗により、Rainwater系統の サンプルは、まだ決定していない」 速報であるから・・詳細な研究内容は不明。

と言う意味は、

1. Rainwaterでは、どうなのか?? 肝心のRainwaterの実験サンプルをダメにしてしまったようで・・ 結果が得られていないそうである・・。

2.DOPAがあったとしても、その量は?? 野生型=ノーマル=に比較してどのくらいか-- 100%存在か、10%存在かによって・・ 全然意味が違う。 仮に、後者だったりしたら・・ DOPA合成の突然変異であることは、「間違いない」 ということになる。

0.でも、交配の結果は、遺伝学によると・・ どっちかは、チロシナーゼを作る遺伝子の欠損ではないこと・・ をはっきり示している。

00.つなぎ合わせると・・ Tremper---チロシナーゼ正常。 Rainwater--- チロシナーゼ・・欠損であって欲しい (=話しを単純にするために)。

ということで、今までに いろんな処で言われてきたことをもう一度、 おさらいしてみたい。

1.Tremper 最初、ほんとに綺麗な桃色のbaby. しかし、6カ月をすぎる頃から・・ 俄然茶色の発色が現れる・・、みたい、と言う。 2.Rainwater 最初、同じく綺麗な桃色baby. 6カ月になる迄に、すこし色が濃くなる・・。 また6カ月を過ぎると・・メラニン色素が減少してくるようで・・ 桃色が復活する、と言う。

以上の、噂=状況証拠も・・

Tremper--- melanine色素の合成は、かなりある。 黒い色素が茶色くなる・・ hypo_melanistic と言えるかもしれない。

Rainwater--- melanine色素の合成は、ほとんどない。 ことを示している。

上記MLでもその後「議論」があり、 「やっぱり、(大御所の?)アルビノがいいわーー」と言う声もかなりあった。

その理由の最大は、 1.多分、メラニン色素を合成できることと関連すると思うのだが・・・ 橙色の濃い個体が既に広まりつつある・・。

2.また、数年早く「アルビノ」として確立した関係上、 数年早くTangerineの上等個体との交配が行われ、 橙色個体の出現し始めた。

しかし、 Rainwater系統を正しく継承しているとされる albinogeckos.com さんちでは、かなり「橙色」なアルビノが2001年出荷分から どんどん出回っていると思う。 だから・・ Rainwaterが「橙色の発色」で劣ることは決してない・・ と思われる。

Tremper+Rainwaterの double_「albino」 個体って、どのくらいはっきりと「メラニン色素欠乏」 になるのだろうか?? あるいは、生存不可能なのかもしれない・・。 この結果は、来年早々にも「米国で」得られるはずである。

 


 

■11/11/00の雑感

下に書いてあることは、全く嘘かも知れないので、ご注意ください。

進化の分野に定向進化説というのがある。DomusKomは、信じないが、以下の如し。形質の変化が一定の方向をとる現象である。そして、その原因は生物体の内的要因だというわけである。その根拠として、自然淘汰以上に不必要に「伸び続ける巨大角=アイルランドオオジカ=」などがあげられる。

ヒョウモントカゲモドキの黄色い色って・・その定向進化・を彷彿とさせる。 昔の・・ヒョウモントカゲモドキって黄色みが少なくて・・むしろ薄い煉瓦色していた--そのような個体が東山動物園の写 真にあった。そして・・昔から・・なぜだか??CB化すると・・黄色みが濃くなることが知られていた。その際たるものが・・米国で改良したともてはやされるTangerineである。いくつかのサイトは、自分で近親交配したら「濃くなった」とある。また、国内でも昔から繁殖を継続させoriginal云々という方がいらっしゃる。 繁殖され始めて22代だったかな?が最高(=Tremper)のはず。その短さから言ったら・・定向「進化」と言う程の時間の縮尺ではない・・。

でも、「黄色が濃くなる」ようになっているのは厳然たる事実であろう。

その理由として・・ 1.飼育下では野生化よりも、餌生物の飼料中に「キサンチン」=黄色色素=の発色を助ける成分がたくさんある。 のが、第一の理由だろう。

でもそれ以外には、原因はないのか?? それ以外になんだろう・・ そもそも・・ 2.繁殖で代を重ねるにつれて・・薄い色が維持できない!! のではないか?? 野生下では、「薄い色」に有利なように淘汰圧がかかっていて・・黄色発色遺伝子が不完全(=完全な黄色発色遺伝子がヘテロで保持されている)で、飼育するとその遺伝子がホモ接合化し、次代では知らず知らず「濃い個体を選抜」すると言う仮説は、どうだろう???うーーーん???

例えば・・・単一劣性Leucistic変異。これ最初・・薄い黄色/ほとんど白だったような気がするぞ。自分で飼ってなくて雑誌の広告を見ただけだから・・不確かだが??---もちろん・・積極的にHigh_yellowと交配して黄色くしていった個体は、別 ですぞ。

そうなると・・Blizzardも注意して親を選んでいかないと・・ただの薄黄色--leucistic のできそこない・・になっちまいそう。

そうなると・・・この生きものは、「黄色を濃くするように」定向・化しているのかいな? うーーーん、難しい・・

 

■ブリザード/Blizzard/変異についての雑感。--6/13/00

Blizzardの地色について。
この変異は、
0.メラニン色素は持っている=目が黒いから。
しかし、体表に黒い色が無いのは、最も単純には、
1.メラニン色素の分布する細胞(あるいは、細胞内の場所)がない。
2.メラニン色素はあるが、(外から見て)その上に「白い色素」ができてマスクしている。
のどちらか。最も単純なのは、メラニン色素そのものは合成できるが皮膚の・細胞の中で行き場所がない・・・だろうな。だから、1.
ところで・・幼体にはうっすら・・黄色みがあるから・・
黄色色素の合成そのものには、異常はなさそう。
ということは・・・この黄色の色素の分布する場所も塞がれているらしいな。
だからか・・・あまり黄色が強い個体(=即ち・・黄色の分布が野生型以上に存在・・)だと・・・黄色が溢れることになりそう。
即ち、黄色いブリザードだ。
これは、なぜか・・バナナブリザード=ブリザード+リューシスティック
(これについては、全くわからん??)
というのがあるらしい。
と言うことは、地色としてなるべく白い=黄色がない=個体と交配すべきと言うことになる。

1.無黄色系統--スノーとか。
2.黄色のない黒の濃いい系統--メラニスティックとか。
しかし、いずれもあまり日本では一般的ではない=手に入りにくい。

そこで、昨年夏/秋に亜種名入りで輸入された
1.afghan
2.montan
が、表面的にはそれに相当するみたい。

ところで、66%Heteroと言う個体が売ってある。
これは、blizzard X Normal ---そのF1同士の交配---のF2
となって、1/4--Blizzardが出現した残り・・3/4の野生型表現型個体である。
2/3の博打でヘテロがいるわけ。
現在売られている綺麗な(=白い)ブリザードの元は、このF2由来であろうから、これがどのような表現型を示すかが・・どのような個体を交配に用いればよいかがわかるわけである。と言うか、どういう系統からブリザードが作られてきたが分かるわけである。その結果は、どうか??  DomusKom が見る限り、確かにごくごくノーマルである!!!下手にノーマル以外をかけない方が白くなることが示されているなやっぱり。
勿論、試験交配はこの限りにあらず。いろんな合成変異の宝庫だろうし。

%Hetero---雑記帳より--6/9/00

商業的ヘテロ販売の%ヘテロについて

ここでは、Blizzard変異について書く。が、Albino, Leucisticなどの単一劣性遺伝子変異に全て適用される。


1.----100%heteroとは以下のことらしい。
野生型形質を持つ遺伝子(=どういう酵素かなど、まだ実体は分からないと思う)を遺伝子記号でBLIと書くことにする。ヒョウモントカゲモドキは染色体は1対あるから、それをBLI/BLIと記号化する。これが、野生型=ノーマル。
すると、Blizzard変異は、変異した遺伝子をbliと言う記号にする。染色体は1対あるので、変異がホモ接合ならbli/bliと記号化する。これが、変異体。
ノーマルXBlizzard変異体・・・の交配。
BLI/BLI X bli/bli と記号化される。この組み合わせは、BLIと bliが両親の染色体一本ずつから由来して、子供はすべてBLI/bliと言う組み合わせ。これは、ヘテロ接合そのもの。だから、100%=間違いなく=ヘテロ・・・というわけ。Blizzardは、劣性変異らしいので、ヘテロ接合体はノーマル=野生型ですね。
これは、簡単。メンデルの優性劣性の法則という。

2.----66%heteroって?
1.の交配で得られた、ヘテロ接合体BLI/bli同士を交配する。すると、精子、卵子とも遺伝子のセットは、BLIかbliの2種類だから、表を使うと・・・・
     BLI  bli
--------------------
BLI BLI/BLI BLI/bli
bli BLI/bli bli/bli
--------------------
卵子と精子が合体したのが子供だから、
BLI/BLI:BLI/bli:bli/bli=1:2:1になる。
だから、現れる模様=表現型でいえば
ノーマル:Blizzard=3:1
となって、めでたくメンデルの分離の法則でブリザードが現れる。
ノーマル個体群のうち、中身すなわち遺伝子型は、
BLI/BLI:BLI/bli=2:1
である。これを、商業的に66%ヘテロと言うらしい。
ノーマルに見えるうち2/3はBLI/bliの個体すなわちBlizzard変異した遺伝子を半分持ったヘテロ接合個体である。これのことだな。
残り33%は、Blizzard変異遺伝子を持っていない=全くの野生型遺伝子のセットを持つということ!!
私は、全部の子供のうち半分がヘテロだから・・・何となく、50%が最適のような気もしないではなかったが??

3.----
もし、上記100%Hetero個体にBLI/BLI=ノーマルの個体を交配したとする・・・
これはまるでBlizzardは出現しないから・・全て表現型は同じで・・みなさんお分かりになるように・・
きっとこれこそ・・・50%Heteroって言う。
確率的には、まだ1/2はBlizzardの変異遺伝子を持っていることになるぞ。
どこかに売ってあったような気もした。

4.----
もし、上記の66%Hetero個体にBLI/BLI=ノーマルの個体を交配したとする・・・
これもまるでBlizzardは出現しないから・・
きっと33%Heteroって言うのだろうか???
確率的には、まだ1/3は、Blizzardの変異遺伝子を持っていることになるぞ。
どこかに売ってあったような気もしたが・・うーーん博打だ。

突然変異---5/3/00現在のessay=個人的妄想

はっきりと##単一劣性突然変異(single recessive mutation)だと確定しているのは・・

##野生型形質(=遺伝学的にホモ接合な純系)を示す個体と突然変異個体を交配---その子供(F1)は全て野生型表現型=メンデルの優性・劣性の法則=--子供同士を交配するとその子供(F2)は、3:1の比率=野生型形質:突然変異形質、で出現(=メンデルの分離の法則)すること。

Stripe/jungle
(Classic) Leucistic
Albino=a-melanistic
Blizzard
(True) Leucisitc
だけみたい。

これらは、出現当初は、小売り価格が馬鹿高い。米国では、2000ドル程度かな。
(何故か)日本国内の小売値段が100万円近くすることもある。
そして、ありがたきかな米国の商業ブリーダ、毎年ヘテロ個体を使って圧倒的な数を生産して、指数関数的に毎年半分ずつ値段を下げてくださる。これとこれをかけると、これになる・・・と予定通り生産できる突然変異であるからだ。
私は本でしか知らないが・・(今の)leucisticが、そうらしい。日本では40万円くらいからスタートして20万-10万-5万-現在、2.5万くらいかな。1991年に発見されているから、ちょうど、そのくらいの年数か??
現在、アルビノが、1999年に個人愛好家用に発売スタートして、2000年に大々的に発売されている。Blizzardなどもそれに続くみたい。

他は、はっきりとした単一(定性的)突然変異ではなくて
せいぜい・・・多重遺伝子支配・定量的突然変異・・みたい。
したがって、現在の主流のスターとなっている系統---High_Yellowあるいは Tangerineはたまた Golden_Yellow さらには、Hypo_melanisticなど、全て「徐々に改良を重ねて」得られた代物らしい。簡単にこれとこれをかけると、これになると言うのではないのだ。
###ただし、「ゲッコーの本」などを見ると、確かに、全体的にメラニンが減ったhypo-melanisticに違いないと思える個体の写真は存在するが。????---それが、下のほうのmutation_私案、であるが。

例えば、米国TheGoldenGeckoと言う会社の広告画像を見た。1.5-2.5ヶ月の個体画像in webで見る限り、HighYellow/Tangerine/GoldenYellow、DomusKomには、区別がつかん。うーーーん。おまけに、これらの画像のファイル名、全て---th.jpgとなっている。勘ぐれば、Tangerine-t とhigh_Yellow--hを併せた(ほんとだろう)命名。したがって、生まれた後で「商品名」はつけているに違いない。だけど、web上では区別つかないものをどうやって値段つけるのかな??ブリーダーには、その系統が見えるらしい。
ということで、High_Yellow と Tangerineの正体を見たぞ。
われわれとしては、安いHigh_Yellowを買ってきて、選択交配を繰り返し、自前の Tangerine系統を作ればよい。金持ちは、時間をお金で買えばいいし、貧乏人は時間でお金を買えばよろしい。

最近の米国のブリーディングの状況を見ると、黄色が濃くなっていく=色素の質、分布域ともに=個体を選択している。ヒョウモントカゲモドキの細胞・組織の解剖学を不勉強のドムス米はよく分からないのだが・・黄色の色素(キサンチン)の分布域が拡大すると、黒いメラニン色素の分布域を追い出すようだ。したがって、黄色の濃いTangerineは、段々メラニン色素の分布が減り、そのあおりで黒みが減った個体となるようだ。ハイポのタンジェリンが高くて、ノーマル?タンジェリンが安いのはこの理由のようだ。しかも、このハイポは、はっきりとした(=上記の囲み記事の意味で=単一遺伝子支配)「メラニン色素が減った遺伝子」ではないらしいのである。これが、同じ親から、ハイポとノーマルが出現する理由のようである。
また、孵卵温度が高いほど、メラニン色素の発色=分布する細胞の数?、生産する酵素の量?生産する酵素を作る細胞の数?などなど、なぜかわからないが・・=が、低下している個体が出現することが分かっているらしい。
確かに、メラニンが薄いオスがDomusKom_Gecko_Denにいる。

というしだいで・・・トロフェウスさん/今井さんなど、も書かれていたように・・・
商品名High_Yellowとは、
Captive Bred (=CB)を代々繰り返してきたNormal個体である・・・と言ってよさそうである。
#だって、綺麗な個体の卵を大切にしますもの。

それをまたまた、代々「黄色を濃くなる交配」を繰り返してきて・・勝手に
商品名Tangerine と呼んできた個体群がいる。でも、中間的な個体の区別は、極めて困難。
ただし、Tangerine-babyは、Normal=ただのHigh_Yellow-baby個体に比べて・・
生まれた当初、頭が真っ黒ではなくて、既に少し赤みがありそのせいか紫色がかってみえる・・・・ような感じがする。また、そのせい(循環論法的)で、メラニンの薄い個体が珍重されている気がする。
このような個体を作りたいと願っている。


変異型/品種---この部分は、leopard_gecko_manual_1998の受け売り・引用です。

1990まで:
high_yellowが、唯一のmorph=品種?だった。
これは、CB個体の黄色みの強い個体を選択したことによるらしい。

模様の変異:
1991年:部分的stripedメス、が得られたそうだ。
1991年:カリフォルニアのプロブリーダーの所で、不思議なhatchling誕生。
正常な模様と異なって・・茶色に斑がある幼生。成長とともに、模様が消失。現在のleucistic変異。
1994年:jungleメス、が得られたそうだ。

1997年:rerverse-stripedが、得られたそうだ。

色の変異:
---
high_yellow
tangerine
white
lavender
ghost
melanistic:2000年までには、ベルベット状の黒い色の個体が売り出される予定!!??
--
上記の色変異は、いずれも、由来がよくわからない・・あるいは(おそらく商業的な理由で)公開されていない。
1996年6月:Albino=a-melanistic::これもカリフォルニアのプロブリーダーのところで、輸入直後のWC個体同士の交配から誕生。1999年から、個体数が増えて・・やっと一般 愛好家に販売されるようになった。:Tremper lineと呼ばれる。
そして、1998年には、ネバダのプロブリーダーの所でも、アルビノオスが誕生していた。:Rain Water lineと呼ばれる。

驚くことに、この個体は1996年にWC個体として輸入された個体群の子孫。カリフォルニア個体と同じ輸入個体群らしいので、同一血族に由来すると信じられている。

2000年前期の市場では、前者の系統は親になると茶色になり、後者が透きとおって綺麗だと「珍重」されている。

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アルビノ vs アメラニスティック

<<<albino英語=albusラテン語のwhite、に由来する。 メラニン色素が唯一の色素であるヒト、では色素欠乏が白くなることに依る。 他の哺乳動物でも、適用できる。

しかし、爬虫類では、皮膚の色素にメラニン以外の色素も含むために・・もはや「白い動物」にはならないのである。 だから、爬虫類では、amelanistic=黒色素のない、という命名が、実体を反映するということになる。>>>


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WC個体が手に入ったら、一緒に輸入された個体同士交配するのはとても、楽しみなことかもしれない??!!


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(2/14/00)


■ブリザード/Blizzard/変異---この部分は、Reptiles Magazine: March,2000の受け売り・引用です。

日本の「ゲッコーの本」をみていて、ブリザードという品種が掲載されていた。ちょうど、黄色み=黄色色素のないleucistic=patternlessを作ると、真っ白なleucistic=テキサスラットスネークと一緒、ができると「空想」していた時期だったので、ブリザード=ルーシスティック+スノー(=欠・黄色色素)の複合変異だと勝手に想像していた。そして私も作出しようとしていた。ところがどっこい、下記の記事=Reptiles Magazine2000-3.に依ると、独自の変異だったらしい。げに恐ろしきかな、ヒョウモントカゲモドキである。
--------

Prehistoric Pet/Jay Brewer//FountainValley, CAでの出来事。
1995年、秋。ノーマルの1ペア+その仔0.1、を購入。
その子は、白で、目が「青かった」!!!!でも、成長不良。
---
1996年。
その白をleucistic=patternlessオスと交配。その仔、4匹はノーマル!
元のペアから、白メス2が得られた。

###この時点で、Blizzardとleucisticは、別の突然変異であることが確定。Jay Brewerも「この白い変異とleucisticは、同じ変異かもしれない?」と思ったようだ。だから、一番最初にこの交配を試みた。その結末は、バナナ・ブリザードを生み、後で、とんでもない変異をもたらす!!!!
---
1997年。
最初の白メス、死。
1996年白メス2は、父親に戻し交配。合計6匹の白メスを得た。
---
1998年。
合計8匹の白メス+元のヘテロオスでスタート。
白変異を二重変異にする計画スタート。
leucistic
amelanistic
と。
...
この白は、孵化仔では、頭が明るい灰色、うっすら黄色みがある透き通った体。尾は、白。シャム猫風。孵化後2ヶ月で、透き通 りはなくなり、黄色みも消失する。
...
この白を、Blizzardと命名。
### ちょうど、コーンスネークの新しい白変異がBlizzardと命名とにているなあーー。
--
Blizzard+Leucistic:黄色みがあるみたい:::
###これは、実に「ゲッコーの本」にあるのだ!!
Blizzard+Albino=a-melanistic: Blazing Blizzard炎??!!(=赤目だから)のブリザード。
----
###Albinoは、欲しくないけど・・ Blizzardはとても欲しい DomusKom である。
(2/29/2000)


変異型の研究

(As of 1/12/00)

ヒョウモントカゲモドキは、特に米国に於いて商業的に大量生産される、「ペットヤモリ」である。その恩恵で、突然変異型が、かなり蓄積してきたようである。しかし、繁殖の主体がペット産業であるから、その「変異型」の情報は「企業秘密」の類のようである。
 これは、コーンスネーク(=大抵は、おとなしいので好き)でも同様な状況といえる。しかし、コーンスネークの場合はDomusKomと同業のアマチュア繁殖家・愛好家により、変異につき割に詳しい小冊子が出版されている。そこに書かれた以外の「変異」は、未だ謎が多い。
 ヒョウモントカゲモドキの場合は、はっきりと突然変異について解説した、本、web-page,の存在を未だ知らない。Leopard_Gecko_Manual1998(参考文献、参照)では、品種の解説はあるが、「多くの変異は、単一劣性。黄色濃化変異は、多重らしい」といった程度でDomusKom(=Prof. Geneticistのつもり)には、不満足な内容となっている。

このような状況で、何とかして「突然変異として/突然変異毎に」整理する試みをしてみたい(=無謀!?)と思った。以下は、その永遠に工事中となる中間的「私案」です。

・・・

leucisticやalbino=amelanistic は、明らかに1因子の劣性突然変異のようであるが・

・・high yellowは、複数遺伝子支配らしいが、基本遺伝子変異(=これがあると、野生型と区別できるというもの)はいくつで・・修飾遺伝子の数(=これがあると更に黄色みを増す)がどのくらいあるのかも検討つかない。

そして、invoice nameの類が氾濫しつつある。

=================

色素、3つ以上ありそう。
1.黒い色素=メラニン色素。
2.黄色い色素=xanthine色素。
は、間違いないと思うが、それ以外に
3.地色の部分をラベンダー/グレイにする色素=何という色素だろう?
が、ありそう。
そして、メラニン色素については
4.色素の分布=模様を決める=を司る遺伝子がありそう。
黄色色素・ラベンダー色素についても分布を決める遺伝子があるはずであるが・・
そもそもはっきりと印がつかないので、同定しにくいかもしれない。
1.2については、正常と比較して変化の度合いから、
無=a
減少=hypo
増加=hyper
と接頭辞を付けられる、突然変異がありそうである。

====
ところで、albino=a-melanisticと、leucistic の違いがよく分からない。普通は目の色で区別するが、leucisticは、メラニンは存在するがそれを「覆い隠してそれを分からなくする色素ではなくてメラニン色素の存在する組織の変異」のような気がしてならない。leucisticというのは、最も有名なのはテキサス・ラット・スネーク(=咬みつくので、大嫌いな蛇)のleucisticで、これは成長と共に見事に「不透明/無垢の白」=opaque whiteになる!
ヒョウモンのleucisticはちと違うようであるが、?

hyper-melanisticはあるようだが(Monten野生型?)、hypo-melanisticって理論的にはあるが実際にはあるのかな??

Snow とか、Lavenderとかは、黄色色素の減少=HypoXanthineのような気がするのだが??

以上、飼育経験浅いため、よく分からない?

====

その他、腑に落ちない点など・・・。

1.インボイスTangerine こそ、真のHigh_Yellow=HyperXanthicだと思う。それは、1990-11の「アクアライフ」表紙のヒョウモントカゲモドキが、よっぽど、最近の自称「ハイイエロー」より、High_Yellowだもん。

2.Tangerine_Hypo_melanisticてあるけど、あれはメラニン色素自体は「ハイポ」ではない==真っ黒い。メラニン色素の分布域が減っているのだ。

====

よって、当面よく分からないHyperMelanisticとHypoMelanisticを除いてLeucisticをMelaninの項に含めると、

Melanin---Normal, A-melanistic, Leucistic

Xanthin---Normal, Hyper, Hypo

Pattern--Normal, Striped, Jungle

の 3 X 3 X 3 = 27 通り以上ありそう。

Invoice/morph/phase/cultiver? Black Pigment=Melanin Yellow-Pigment Pattern_of_Melanin Baby Adult
Normal Normal Normal Normal
Jungle Normal Normal variegated(jungle)
Striped Normal Normal variegated(striped)
Normal Hypoxanthic Normal
Normal Hypoxanthic variegated(jungle)
Normal Hypoxanthic variegated(striped)
High-Yellow Normal HyperXanthic=HighYellow Normal
Normal HyperXanthic variegated(jungle)
Normal HyperXanthic variegated(striped)
Leucistic Leucistic Normal Normal
Leucistic Normal variegated(jungle)
Leucistic Normal variegated(striped)
Leucistic HypoXanthic Normal
Leucistic HypoXanthic variegated(jungle)
Leucistic HypoXanthic variegated(striped)
High_Yellow_Leucistic Leucistic HyperXanthic=HighYellow Normal
Leucistic HyperXanthic variegated(jungle)
Leucistic HyperXanthic variegated(striped)
Albino albino=amelanistic Normal Normal
amelanistic Normal variegated(jungle)
amelanistic Normal variegated(striped)
amelanistic HypoXanthic Normal
amelanistic HypoXanthic variegated(jungle)
amelanistic HypoXanthic variegated(striped)
amelanistic HyperXanthic=HighYellow Normal
amelanistic HyperXanthic variegated(jungle)
amelanistic HyperXanthic variegated(striped)


色素拡散ホルモン:Pigment dispersing hormone ;PD

色素細胞内にある色素顆粒を凝集状態から細胞全体に拡散させるホルモン。それによって動物の体色がその色を帯びるようになる。

例えば--脊椎動物のメラニン細胞刺激ホルモンがある。

色素顆粒:

色素細胞中に含まれ、体色の発現に役たつ色素を含んだ粒状または板状の構造物・細胞内小器官。

脊椎動物では、メラノソーム・プテリノソーム・カロチノイド小胞・反射小板・ロイコソーム、など。

 

色素凝集ホルモン: Pigment Concentration Hormone; PCH

色素胞内に広がっている色素顆粒を細胞の中央部に凝集させるホルモン。凝集運動は中心部に向かって色素顆粒の微小管上の移動による。

甲殻類;赤色色素凝集ホルモン、魚類;黒色素胞凝集ホルモン、など・

 

色素細胞:

色素を産生・保有する細胞。体色変化に役立つ各種の色素胞・メラノサイト・網膜色素上皮細胞、など。

 

色素組織:

色素細胞を多数含む疎性結合組織。表皮がほとんどで一部真皮。脱皮する動物では、表皮中のものは表皮とともに失われる。

真皮の色素組織は、表皮基底層の色素細胞が二次的に移動したものである。

同じメラニン色素でも、表皮内では褐色であるが・・真皮内では散乱により紫・青に見える。

 

色素胞;chromatophore

色素を産生・保有する動物細胞(色素細胞)のうち、メラノサイトを除外したもの。普通 中央部にある細胞体とそこからほぼ平行な面上に放射状に発達した突起部からなり、運動性がある。色素顆粒が細胞内に広く拡散しているときには皮膚はその色素の色を濃く現し、逆に細胞内部で凝集するとその色調を失う。呈する色素により、黒色素胞・黄色素胞・赤色色素胞・虹色色素胞・白色素胞、などに分類。同一細胞中に数種の色素顆粒をもつ多色色素胞も存在する。

 

メラノサイト; melanocyte

哺乳動物・鳥類の黒色素胞。多くは、表皮黒色素胞に属する。産生されたメラノソームは表皮細胞内に移送され、皮膚・くちばし・毛・羽毛などの暗色化に役立ち、特に色素がフェオメラニン(phaeomelanin)の場合には黄色・赤色を生じる。

phaeo-=dark-

 

メラノソーム; melanosome

黒色素胞(=メラノサイト)の、メラニン形成に関与する細胞質中の細胞内小器官。一重の限界膜内に褐色・黒色のメラニンを含む構造。メラノサイト中のものには黄・赤のフェオメラニンを含むものが見られる。表皮細胞中に存在するものはメラノサイトで産生され、移入されたもの。哺乳類・鳥類では、通 常長径0.7ミクロン、短径0.3ミクロンほどの楕円体。変温脊椎動物では、直径0.5ミクロンほどの球に近い楕円体である。

 

メラニン

種々の動物の体色に関与する、皮膚その他の組織内に存在する褐色ないし黒色の色素。その存在形態はさまざまで、多数の小粒としてメラノサイトのオルガネラ内に含まれ、細胞内で凝集・拡散を示すことがある(=メラノソーム)。哺乳類・鳥類の皮膚や節足動物のクチクラにおいてはその内部に浸潤して存在する。メラニンは、アミノ酸の1種チロシンが酸化的に重合した化合物で、温濃硫酸、アルカリには、溶けるが水には溶けない。ヒトでは、フェニルアラニン水酸化酵素あるいはチロシナーゼ(=チロシン水酸化酵素)が遺伝的に欠損するとメラニンが形成されずに白子症(この場合、フェニルケトン尿症になる)となることが知られる。

 

キサンチン; xanthine

プリン塩基の一種C5H4N4O2。動物の尿・血液、にある。茶の葉にもある。pH6で267nm=黄色、に吸収があるから、黄色く見える。

 


皮膚における「色」の形成:Henkel/Shmidt_Geckos(Krieger,1995)による:ヤモリ一般 の話で・・leopard_geckoに完全にあてはまるかは・・知らず。(12/5/00)

黄色い丸:クロマトフォア(色素細胞、キサンチン色素がある)、薄紫の丸:グアノフォア(ここには、青系の色素はない--白色光がメラニン色素を含んだ「粒」に散乱して人間の目には青系の色に見える??)、黒い変形丸: メラニン細胞(メラニン色素がある)。---要するに・・この黄・青系・黒、の細胞の分布・数・形・大きさ、などにより・・表皮から覗いたら(=人間からね・・)黒ドットが見えたり・・薄紫だったり・・黄色に見えたりするらしいのだ・・・。ヒルヤモリでは、黄+青で、緑になる。・・・が、、、豹紋蜥蜴擬では、これがない。分布の仕方が違うのか。「青」に見える細胞がないのかもしれない・・・検索中。