酒田でたま氏と会う

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 随分間が空いてしまったが、酒田訪問記である。カナ入力であるため、今までの旅行記と趣が異なるかも知れない。
行く切っ掛けは、掲示板でのななごん氏の言葉。「いいぞ、羽越本線は・・・」これを聞き、行くことにした。当時発売されていた、JR東日本パスという期間限定トクトクキップを使用。これは、8000円で、新幹線を含め、JR東日本の路線が一日乗り放題。2日用12000円というのもあるが、今回は一日用を購入。
 3/7(金)、仕事を終え、同僚と東中野の「じゃかじゃか」というラーメン屋で夕食。その後おでんを食べ、同僚と別れた。銭湯に入る。ムーンライトえちごの発車は23:06と遅いので、漫画喫茶で時間を潰し、いよいよ出発。2回目。新型車両に置き換わるらしいので、この車両としては最後の乗車となる。
 発車時は空席が多いが、高崎ではやはり満席。ここまで検札無し。うとうとしていると、近くに車掌がいた。やっと来たと思い、券を出す。「あっ、押しますか」と言われ、押される。察するに、今回検札は無かった模様。
 さて、携帯のアラームで目が覚めると、4:40。もうすぐ終点の新潟。新潟では2分の接続で降りた同じホーム反対側から快速村上行きが出る。無事乗り換える。ロングシートだが不満に思う間もなく、眠りに落ちる。5:48。村上着。
 前回の教訓を活かし、席取りバトルがあるものと予測し、降りる準備をする。階段の位置は一番前(これ重要)。下車と同時に走る。同じように走る人もいる。ライバルである。一両がクロスシート、一両がロングシートだった。運良く、クロスシートの西側(海側)を取れた。日本海を見に来たのだから、海側に座りたい。席に荷物を置き、駅の外に出てみるが、特に何も無さそう。
 6:03村上発。既に雪は殆どない。日本海の絶景が望めた。途中、検札が来た。また、この先々も改札で見たところ、JR東日
本パスの乗客は多いようだった。少し内陸に入り、終点酒田着。8:25。
 ここで、たまさんと待ち合わせ。無事お会いする。土合駅で会って以来なので半年ぶり。自家用車で迎えに来てくれた。市内の解説を受けながらガストへ。近況を聞きつつ朝食。その後有名な酒田短大を見せて貰った。町の中心と駅が離れているというのはよくあることだが、酒田もそうだった。もし1人だったら駅だけ見て「何もない町だ」と思った可能性が高い。案内して貰って良かった。たまさん、有り難うございました。駅前で珍しい物を発見。途中で切れた歩道橋。向こう側には「駅ジャ」(駅のジャスコ。これに対し、「南ジャ」というのがある。)があったが、今はない。再開発の途中で現れた変な物である。
 

 たま氏と別れ、10:50発陸羽西線経由新庄行きに乗る。最上川を拝むため、左側に座る。左側は1人がけ、右側は2人がけのクロスシート。左側、つまり最上川が見える方はJR東日本には珍しい回転式。景色が見えやすい様に45度で止まるが、45度で止めている人はいなかった。後ろ向きになっていて、後ろ向きのまま座る人がいた。ななごん氏の様に後ろ向きの方が好きな人もいるので一概には言えないが、他の人が全員前向きなのに、何故回転する可能性を考えないのだろう。ちょっと周りを見れば済むことなのに。余計なお世話か。
 割と混んでいる。余目では立つ人もいた。よく見れば空席もあるが、敢えて立つ人も多い。内陸に入るにつれ雪が増える。景色は良い。新庄着11:43。
 以前のななごん氏のレポートにあったように、新庄駅では北行と南行の線路が壁で分断されていて、全く直通する気がない。南側は奥羽本線だが山形線という愛称が付けられている。これもまたまたロングシートだった。
 ここから山形新幹線で山形まで。JR東日本パスは指定席が2回まで使える。ここで1回消費。山形着。10年前合宿免許で山形駅で映画を見た。しかし、全く見覚えがない。昼食に蕎麦を食べる。
 左沢線を左沢まで往復。景色は良さそうだったが、残念ながらロングシート。うとうとしながら往復。
 山形で本屋で時間をつぶし、新幹線で上野まで帰った。この上り新幹線が混んでおり、指定券を押さえて置いて正解だった。8000円で十分元は取れた。またの発売を望みたい。

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