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急行能登には下りに2回乗りました。上野-金沢を結ぶ夜行電車です。同じ経路を寝台特急北陸が結んでいます。
上野駅に一日一回だけ現れる「急行」の表示。この時間帯は店も閉まり、駅には帰宅ムードが溢れています。
上野駅の低いホーム、16番線に急行能登が入ってきます。
今時珍しい、古めかしい電車・489系。ボンネットタイプと呼ばれます。
かつての特急はつかり用の車両で485系というのがありましたが(現在は特急いなほや快速ムーンライトえちごに使われています)、それの横川-軽井沢使用可能タイプ。
碓氷峠を越えるために、かつての信越本線横川-軽井沢間では、全列車が補助機関車を取り付けて運行していましたが、その区間を通れるタイプの電車です。現在は、横川-軽井沢間は廃止されたので、上越線回りで走っています。
上野駅入線時は、ホームライナーの札を付けて入ってきます。その札を取り外すと、中から能登のヘッドマークが現れます。
作業中。ホームライナーの札を取り外して柱に立てかけているところ。
行き先表字幕がぐるぐる回転します。
普段はありませんが、臨時に特急しらさぎ富山行きとして走ることもあるそうです。
特急信州福井行き。昔そういうのが走っていたのでしょう。標字幕にリンゴの絵が見えます。
急行能登上野行き。
快速ホームライナー鴻巣して走る時の表示です。
そして、急行能登金沢行きの表示で回転が止まります。なんだか汚れています。
午前1時1分、高崎着。先に来て待っていた快速ムーンライトえちごをここで追い抜きます。優等列車の貫禄のみせどころです。ムーンライトえちごの乗客は能登の写真を撮る人が多いです。能登は2分しか停まらないので「えちご」の写真は撮れません。
高崎駅で窓の外に見える快速ムーンライトえちご新潟行き。
高崎を出てしまうと、次は直江津まで停まりません。指定席の場合、この時点での空席には、この後はまず誰も乗ってきません。座席を回転して、ボックスを独り占めします。
これは木曜日の番の下り電車。以前、三連休の初日前夜に乗ったときは指定席は満席で、このようなことはできませんでした。
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