04年5月16日(日)に、上り列車に乗りました。カメラが壊れたため写真は撮れませんでした。全国で唯一の寝台急行列車です。
東京 | 23:00 |
品川 | 23:08 |
横浜 | 23:26 |
大船 | 23:42 |
小田原 | 0:15 |
熱海 | 0:37 |
静岡 | 1:55 |
岐阜 | 5:01 |
米原 | 5:46 |
大津 | 6:33 |
京都 | 6:44 |
新大阪 | 7:13 |
大阪 | 7:18 |
全車寝台車ですので、定期券では乗車できません。東京-大阪間は新幹線で2時間30分のこの時代に、8時間以上かけて移動しています。新幹線の終電後に発車し、新幹線の始発に乗るよりも早く大阪に着くという点で、現在でも存在意義があります。特に、新幹線の始発に乗れない地域に住んでいる人にとっては、夜行は役に立ちます。例えば、宇都宮に住んでいるサラリーマンが、翌朝9時に大阪で開かれる会議に出席するような場合には威力を発揮します。
大阪 | 22:22 |
新大阪 | 22:28 |
京都 | 22:58 |
大津 | 23:09 |
米原 | 23:52 |
名古屋 | 0:58 |
富士 | 4:29 |
沼津 | 4:50 |
熱海 | 5:11 |
小田原 | 5:32 |
大船 | 6:03 |
横浜 | 6:18 |
品川 | 6:35 |
東京 | 6:42 |
下りと同様、新幹線の終電後に発車し、新幹線の始発に乗るよりも早く、東京に着けます。上りは名古屋にも停車します。以前、ななごん氏が掲示板に寄せてくださった情報によると、大阪-名古屋間だけを乗車する客が大勢いたそうです(情報提供ありがとうございます)。
名古屋 | 米原 | 京都 | 大阪 | |
東京からの営業キロ | 366.0 | 445.9 | 513.6 | 556.4 |
運賃 | 6090 | 7140 | 7980 | 8510 |
急行料金 | 1260 | 1260 | 1260 | 1260 |
A寝台料金上段 | 9540 | 9540 | 9540 | 9540 |
A寝台料金下段 | 10500 | 10500 | 10500 | 10500 |
B寝台料金 | 6300 | 6300 | 6300 | 6300 |
A寝台上段利用時合計 | 16890 | 17940 | 18780 | 19310 |
A寝台下段利用時合計 | 17850 | 18900 | 19740 | 20270 |
B寝台利用時合計 | 13650 | 14700 | 15540 | 16070 |
銀河号は全車寝台車です。A寝台とB寝台の2種類あります。ともに二段式です。新幹線で移動するよりも数千円高く付きます。
もともと銀河号は「ビジネス夜行」などと呼ばれ、出張のビジネスマンが主に乗車する列車です。私が乗ったときも、B寝台の大半はスーツ姿のサラリーマンでした。A寝台の方は、年輩の旅行者の方が多く見受けられました。
出張で飲み過ぎて新幹線の終電を逃したビジネスマン、あるいは翌朝の東京本社の会議に出席するビジネスマンなどに好評でした。新幹線で移動し、さらにホテルに一泊するよりも銀河で移動した方が安くあがるからです。西村京太郎の寝台急行「銀河」殺人事件という作品では、会社からは新幹線グリーン車料金と、ホテル代10000円を支給されていながら、実は銀河に乗り差額を浮かしていたサラリーマンが登場します。
やはりここでも周遊きっぷが頼りになります。東京から関西を旅行する場合は、京阪神ゾーンと、和歌山・高野山ゾーンがあります。両者とも新幹線には乗れませんが、関西のJRは快速網が充実していますので、効率的に移動でき、ゾーンの元を取るのも簡単です。後者の和歌山・高野山ゾーンは南海電鉄(貴志川線以外)に乗れますので、私などは重宝します。
また、関西から東京に旅行する際は、東京ゾーンというのがあります。周遊きっぷでは、目的地までの運賃が2割引となりますので、往復とも銀河を使えば、それだけでゾーンの元がとれる計算になります。ただ、往復とも夜行というのは疲れますので、行きは夜行、帰りは昼行(新幹線など)がいいかもしれません。しかし、東海道新幹線利用で営業キロが601キロ未満の場合は、運賃は5パーセント引きにしかなりません。
銀河にはテールマークは付いていますが、ヘッドマークはありません。
荷物車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
- | A寝台 | B寝台 | B寝台 | B寝台 | B寝台 | B寝台 | B寝台 | B寝台 |
- | 禁煙 | 禁煙 | 禁煙 | 禁煙 | 禁煙 | 喫煙 | 禁煙 | 喫煙 |
1大阪-東京8
車内販売はありません。7,8両は連結されないことがあります。私が乗ったときもそうでした。