一本道


1.はるか続く だだっ広い一本道は
 青空の下でどこまでも続いている
 夢路の定まらない自分にとっては
 単純で分かり易い道だった

 この道の終わりには何があるのだろう?
 その思いを抱きながら
 僕はあてもなく遠路を歩いてゆく
 
2.陽が照りつけ 雲が静かに空を泳ぎ
 行く道を僕は足に任せて歩いた
 望む所に向かう今の自分には
 「あきらめ」というものは生まれなかった

 この道の終わりにはきっと見えるだろう
 すばらしく輝く時を
 それを信じて僕は夢路を歩いた