ほ、ほ、ほたる、来い
ホタルの光
ホタルの光は発光器官にあるルシフェラーゼが基質のルシフェリンと反応してできる光で、医学生物学の発展に大変寄与しています。
ところで、最近卒業式では「ホタルの光」、歌わなくなりましたね。うちの子供の卒業式でも、「ホタルの光」をやめて「明日があるさ」の替え歌を歌いました。これはこれでとてもよかったんだけど、僕達の時は定番だったんでちょっぴり寂しい気もするね。今どき、ホタルの光で勉強する子はいないから、誰もピンとこないか。
また話題は変るけど、どうしてホタルは激減したんだろう?僕が子供の頃、昭和40年代前半、近くのため池でフナがいっぱいあっぷあっぷ浮かんでいたのが印象的で今でもくっきり頭にこびりついています。フナがいっぱい取れたんで嬉しかった反面、子供ながらなんだか恐さを感じました。強い農薬のせいですね。ホタルもこれにやられたんだと思います。でも、もう一説あって都会の明るい街灯が、ホタルのメイティングを邪魔してホタルのアイデンティテイーが失われているとも言われてます。どっちにしても、文明社会がホタルの生活を脅かしてるんですね。