5月10日 火曜日
ファイト起き

追加の原稿2ページ書きなどうだうだ。

18:30分 有楽町
有楽町ビックカメラの7階 よみうりホール
東西落語研鑽会 第13回

iさんからのチケットありますメールで急きょ鑑賞。この会自体は2度目。上方(大阪)の落語家さんの噺をじっくり聴けるのでうれしい。

お客さんは30〜50歳代が多そうで、雰囲気がとてもいい。自然に笑いが起こっていてホントに楽しんでいる感じがするのです。

桂梅団治「黄金の大黒」(上方)
柳家花緑「ちりとてちん」
桂文珍「七度狐」(上方)
仲入り
立川志の輔「はんどたおる」(新作)
春風亭昇太「人生が二度あれば」

文珍さんの「七度狐」。七度狐をまとも(はめものがふんだんに入った長いもの)を聴いたのは初めてでした。狐が旅人2人を本当に7度もだますのでクドイのですが、5、6度目くらいからそうでもなくなってくるから不思議。

志の輔さんの「はんどたおる」。うまく言えないけど、現代脳を刺激する感じ。古典を聴くときとは違う回路が目を覚ましている気がするし、素直に笑えてしまう。

昇太さん、文珍さんや志の輔さんから、「今日は古典落語の『寝床』をやるそうです」って振られてプレッシャーみたいなのをかけられる。まるで落研みたい。いや、大学の落研も、ネタ下ろしする最終演者への遊びとしてよくやると思うんで。
で、昇太さん。出演中の「タイガー&ドラゴン」の裏話をたっぷり。伊東美咲からトローチもらった話、大物女優と結婚した話などを出し惜しみすることなく披露する。『寝床』を意識させつつ、役者は共同作業を行う農民で、落語家は1人漁に出る漁民。中でも新作は養殖で、養殖ものというだけでダメとレッテルを貼る人がいるといったマクラを振って、SWAのユニホームにチェンジ。大方の期待を見事に裏切って「人生が二度あれば」を熱演し、新作派の気概を見せつけてくれました。古典を期待される自分に戸惑いながらも昇太王道の新作魂をぶれることなくぶつけてくれたことに気分爽快。
『寝床』を聴きたかった人のほうが圧倒的に多いと思うのですが、昇太さんのストロングスタイルには拍手。ですが寝床もやってたら絶対面白くなってるんだろうなあとは思います。

iさんHさんと銀座一丁目付近で飲んで帰る。後ろからビバリーでおなじみのDさんみたいな声が聞こえてきた。

5月9日 月曜日
ファイト起き

自宅仕事。かれこれ4日間、買い物以外に出かけることもなくこもりっぱなし。仕事ははかどるけど、なんか欲求不満になる。

おかげでテレ東のへんな演歌番組まで見たりすることにもなるし。

5月8日 日曜日
9時起き
今日もきょうとて、ケータイの原稿続き。

ビデオ消化など。

5月7日 土曜日
ファイト起き

レイアウトが出たので原稿書きスタート。
特に出かけることもなくひたすら。

ビデオで
「タイガー&ドラゴン」権助提灯の回

冒頭でも出てきたが悋気(りんき)=やきもちモノ。寄席では「悋気の独楽(コマ)」「権助魚」はよくかかるけど、「権助提灯」はその2つと比べると少ない。あらすじも再現ドラマとおりで、笑いどころの少ない落語なのだ。

話がとても単純なので、ドラマ部分に時間をたっぷり割けてとても濃い話になっていたと思います。脇のキャラもほとんど入れ込まず、三角関係だけに絞っていたし。

鶴瓶師匠がラジオかどこかで言ってたように、50代の大人の心情もきちんと描いているところがいい。若者のセリフだけでなく大人のセリフも書けるところを見せた回だったのではないかと思います。ラストの小春を車で見送る組長のシーンはとても印象に残る。


おもしろかったところ
・鶴瓶師匠が西田さんのどん兵衛のところを「しょうちゃん」と「どんちゃん」で混乱してたところ。OK出てるし。
・提灯をカーナビに置き換えたところ。
・谷中と谷中ってひっくり返しだけだな〜と思ってたら、ちゃんとオチで使われているところ。

5月6日 金曜日
ファイト起き

いろいろ雑務。

あとは貯まったビデオ消化。
「宮廷女官 チャングムの誓い」
第27話「偽りの自白」第28話「助け船」第29話「一筋の光」まとめて見る。

「料理人として宮中に仕える「長今(チャングム)」が苦難の末に女性初の王の主治医になるまで」の全54話だが、27話あたりが料理人から医女になる転換点。

あらすじを読んだ時にどうなるのかな〜と興味津々だったのですが、死→再生→希望と見事に描ききってました。

再生に向かうためには死が必要で、しかもそれを徹底してやらないと再生に結びつかない。第27話では徹底して逃げ場をふさいでるし、追い込み方もひどい。一筋の希望すら与えてくれないのだ。もう見てて可哀相で可哀相で、いたたまれなくなる。でもそこで情けをかけてしまったら、すべてがおじゃん。作る側も演じる側も辛い作業だったろうなぁ。

そんな中でもチャングムはいつも美しく、見ている側も希望を捨てずにすむのである。30話からはまた上昇していくだろうから応援しながら見ようっと。

7月11日から毎日アンコール放送があるみたいなので(27話まで)、間に合わなかった少女編と見習い編を見られるのもうれしい。


5月5日 木曜日
7時起き
8時15分発の電車で帰京。空いてて助かる。

原稿執筆。テープ起こし済んでるからラク。

長野から花粉症もらってきた。杉でなくブタ草なので今ごろになる。それでもひどくならないので他の人よりまし。

5月4日 水曜日
8時起き
実家恒例庭バーベキュー
妹夫妻の友人も交えて。
日焼けと花粉で体調狂う。

5月3日 火曜日
ファイト起き
テープ起こし

午後 長野に帰省
妹夫婦と飲んだりいろいろ。

5月2日 月曜日
GW中の平日、世間一般は休みの雰囲気。あまり関係なく。

5時起き
今日取材する森永卓郎さんのラジオチェック。なんかネタになること言ってないかなと思ったけど意外と空振り。

9時30 新橋UFJ総研
森永さん取材。
ブログについて。
先週のビバリーでゲストに出た時にブログにはまっているといっていたのでお願いしてみたのでした。

11時30分 六本木ヒルズ
ヤフー本社、スゲー。ヒルズに恋してだ。
金八先生の麻田玲子こと福田沙紀さん取材。前回の金八シリーズを半年間ず〜っとみてたので、麻田玲子に会えるのは嬉しかったですねぇ。美少女コンテスト演技賞受賞。14歳の中学3年生。前日のラジオ聴いても、柳田理科雄氏相手にほとんど対等にしゃべってるくらいなので、ざっくばらんだし、はきはきしてる。「アタックNo.1」の主題歌のこと、ブログのこと、金八ドラマのことなど楽しく取材できる。ここからもお笑いブームであることが微妙に伝わってくる。アンジャシュ、レギュラーの西川くん好きとか。

16時 戸越
夏目房之介さん取材
アポの電話入れた時ご本人が出られてかなりびびった。取材も相手が夏目さんだし、もの書きの方だし、緊張して。だけど、呼び方はあえて「夏目さん」で。

夏目さんはITセレクトという月刊誌で、ITベンチャーの方を毎月取材して記事を書いていて、それをまとめた「起業人」という単行本ある。起業家の成功談とか起業までの苦労話というインタビューではないんですね。幼少時や学生時代の話、親子関係などからその人となりを明らかにしていく手法で、こういう人生歩いてきたから起業したんだというようなまとめ方をしている。人物を描いているのでITの話はあまり出てこないし、普通の人が読んでもわかる。

その記事も、インタビューのドキュメントを伝える描き方で現場の雰囲気や夏目さんの心理的な動きがよくわかるように書かれているのである。これだけのインタビューを撮影込みで2時間でやってしまうのだ。

「インタビューというのは、ただ話されている言葉だけが問題なのではない。そのときの表情、反応、イントネーションから動作、間、他のスタッフの反応、部屋の様子など、あらゆる環境が、その人を理解する情報源になる」〜「起業人」あとがき

という人に取材するわけですからね。とはいえ、この「場の運動」的考え方は、観客を目の前にした芸人さんたちが日常的にしてる演芸と近いので、よくわかるのです。

取材自体はマンガのことでもないし、夏目さんのブログhttp://www.ringolab.com/note/natsume2/を読んでいると趣味が近いところもあるのでわりと気楽にできました。クドカンドラマ好きだし、「離婚弁護士」見てるし「下妻」絶賛してるし。

「タイガー&ドラゴン」の茶の湯の回の録画が野球中継のために半分切れたと書かれていたので、PCからDVDに焼いてこっそりとお土産に持参したのです。ブログってこういうことができるからいいですねぇ。

落語も好きとブログに書かれていたので、今月号の「東京かわら版」「寄席演芸年鑑2005年版」もお渡しする。定期購読までお勧めしたりしてかなりずうずうしくなってしまいました。

「笑芸人」(白夜書房ムック)の最新号(16)に談志師匠朗読「鉄腕アトム」のCDが付いていることを伝え忘れました。

帰宅後テープ起こし。3本分はかなり辛い。

5月1日 日曜日

10時起き
1日だけど明日からのことを考えて原稿執筆。

明日早いのでLFで
福田沙紀と柳田理科雄のラジオ空想科学研究所
http://www.allnightnippon.com/kagaku/
聴いて寝る。

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