2月28日 月曜日
わかば起き

文治CDをPCでBGM。

『「ライフプラン」があなたの資産を殖やす―お金で成功するための55の秘訣―』
読む。世の中の人の関心は高いジャンルだが、自分にはあまり関心の薄いジャンル。仕事だからこそ読める本。
アポ取り並行。

アンケートまとめなど。

2月27日 日曜日
日曜なのでサンジャポ起き

こまごまとした調査などせっせとこなす。

17時 上野落語協会2階
第一回「小ゑん・喜多八 試作品」へ
神田京子さんの下北沢との天秤で。

番組は
柳家たま 初天神
喜多八 蔵前駕籠
小ゑん 長屋の花見
中入り
喜多八 大名の遊び(だったと思う)
小ゑん 卒業写真

前回(1月9日)の第0回から今日がホントの第1回。お客さんの数も落ち着いていつもの黒門亭ぽく。
2人会だと、両方が好きでないと、長く足を運べないが、この2人なら古典と新作のバランスがよさげ。

前座、喜多八さんのお弟子。動作や口調は結構というかかなり雑だが、どことなく喜多八師を思わせる発声。様子もいいので期待。メガネも今風。

喜多八さんの「大名の遊び」
初聴き。お殿様が吉原に入り浸りになったり、職人言葉をしゃべるようになったりするヘンな話。後半は一転して使者が主役。道中付けなんかもあってなかなか楽しい。口慣れて、整理できれくれば面白くなりそう。

小ゑん師匠、2席とも季節もの。花見はチト早いか。現代的クスグリがほどよく混じった古典。バナナ=きゅうりを皮をむいた物は初めて。いろいろ交えて結構長くやる。

2席目、私の原作ネタ。数年前、小ゑんさんと何度もやり取りしながら作った。予告なかったのでビックリ。気に入って何度かかけてもらってるので、ネタの成長具合が確認できる。前日の黒門亭でも好評だったとか。

80年代、田舎の高校生が舞台。基本的にはもてない高校生の話。イメージは「白線流し」ですが、落語なのでそううまくは事が運ばない。だいぶ年の違う小ゑんさんが、こっち側に寄ってくれてて、自分の生まれた土地や時代が濃く入ってるので、やはり気恥ずかしい。

帰宅後、仕事など。

中井くんの「黒バラ」
牛乳かけご飯、牛乳+しょうゆ(味はたまごかけご飯)、牛乳+砂糖、梅ぼしの余りつゆご飯。
どれも食べられそう。

2月26日 土曜日
わかば起き 普通の週。あと1月の辛抱。

16時 御徒町
ウクレレサークル集まり。男4人でやってます。新しく来られた方も。それはそれできちんと形になってたところが奇跡的。いい人が集まるとこういうこともできるのね。

帰宅後、仕事や日記書きなどこまごま。
「チャングム」もビデオで。相変わらず面白さは失せず。

2月25日 金曜日
わかば起き

取材アポなど、いろいろ。

17時 両国 打ち合わせ
大江戸線蔵前乗り換え浅草線経由で浅草。最安ルート(蔵前外歩き付き)で。

19時 浅草木馬亭
「玉川美穂子のやりたい放題!」

美穂子 「牧野弥右衛門の駒攻め」(曲師 沢村豊子)
しゃみしゃみいず(沢村豊子、沢村さくら、玉川美穂子)
中入り
澤孝子「雪おんな」 (大西信行作 曲師 佐藤貴美江)
美穂子「浪曲シンデレラ」(曲師 沢村豊子、沢村さくら)

浪曲師・玉川福太郎の弟子、美穂子、初の独演会。浪曲歴は長いが高座を始めて3年ほど。いつも前向きな美穂子さんがとりあえず始動してみましょうということで。
ケレン味たっぷりというか、明るく派手な高座は、本寸法の浪曲ファンからは素人っぽいとか嫌われるかもしれないが、演劇やドラマ、お笑いのほうに近い自分にとっては、かなりなじみやすいと思う。芸を見せるというより、エンターテイメントに徹してお客さんに楽しんで帰っていただきたいといったサービス精神にあふれているからだ。セルフプロデュース(演出)もきちんとできるところが他の芸人さんにないところ。プログラムにきちんと終演時刻を書いておくところも、お客さんに対する気遣い。

個人的には、「安中草三郎の表題付け」(鼈甲斎虎丸)が印象に残る。表題付けとは、マクラの部分というか導入部分。客をつかむため、浪曲ぽさを出すためのもの。たぶん好きでほうぼうでやっているのかもしれないが、自分は今回が初めて。何いってるかわからない(セリフが聞き取れない)ところも多々あれど、節(音楽)に対する言葉の載せ方、ジェットコースターのように音程が上下していく中に言葉を滑り込ませるところなんかがポップで軽い気持ちにしてくれる。SOUL'd OUT(ソールドアウト)とかのラップ聴いてる感じ。

新作「浪曲シンデレラ」はタイトルのまんま。演出で見せる感じ。浪曲なのでこれでいいのかもしれないが、もう少し話の構成で見せて欲しい気も。楽しいが、驚きとか発見が。

澤先生「雪おんな」。これも他愛のない話。
芸で見せるとはこのこと。まあ、これだけ観れたら十分でしょう。個人的には「雪おんな」の話自体に乗り切れない部分はあるのですが。

第1回目なので木馬が満席。お客さんの目や応援も暖かい。いろな人が集まるのも彼女の人脈ならでは。盛況でとても楽しかった。次回が勝負だが期待できそう。

木馬亭に行く前に、浅草寺の境内を通ったら、『タイガー&ドラゴン』のロケやってた。半海さん演じるオヤジの屋台があって、そこに長瀬君がからんでるみたいな感じ。浅草の7時って、ほとんど人が居なくなるから、夜ロケって下手に都心でやるより、スムーズに行くってことか。浅草の夜(夕方以降)ってホントに人少ないですよね。

帰り、iさんとnさんの3人で浅草「捕鯨船」で軽く飲む。たけしさんの「浅草キッド」で歌われてて、ずっと来たかったので。特別うまいというわけではないけど、雰囲気は◎。壁には芸人さんのサインと写真だらけ。初対面の2人でそれもなかなか楽しい。浪曲というものが人によって全然感じることが違うとわかって(演芸通といわてる人の中でも)、改めて難しさを感じたり。共通の認識ってどこにあるのか今だ掴めず。

2月24日 木曜日
わかば起き

寒い。

打ち合わせを受けて始動。取材アポ取りは結構面倒なのだ。外出していないタイミングでまとめてしておかないと。

ゲラチェック

資料読み込み、ラフ書きまで。

くわっちのEさん送別会にちむやまで。
いろんな人がいて、いろんな事情がある、当たり前のことを普通に感じながら。
Eさん、三線持参でひととおりの曲をやって。
半年後にお会いしましょう。

帰りはみぞれ混じりの雪。

2月23日 水曜日
わかば起き

異常に暖かい。

昼間、いつものコース。

16時 赤坂打ち合わせ
来週からというかいっぱいの仕事。

18時 ゲラ受け渡し

19時30分 くわっち
久しぶりの三線稽古。参加者も少なくて、緊張感は高い。先生のバンド「寿」の新作CDも買う。
ここんところのライブで聴いてる曲が多く、耳なじみがいい。歌いたい曲を気持ちよく歌うという、原点的なところがあって、ストーレートな表現っていうのも悪くないというか、新鮮に写る。
ここには、雑誌や演芸の世界では味わえない不思議な感覚があるのも確か。

久々の泡盛。うまいのでどんどん進む。

インフルエンザが流行っているらしい、特にちむやの感染者率は異常に高いみたい。

2月22日 火曜日
わかば起き

12時 調布打ち合わせ。
お昼ご飯をごちそうになりながら。

新宿紀伊國屋書店立ち寄り。
「こだわり文治の泣きどころ―最後の噺家」読む。
本弟子でないものの、常にそばにいて見てきた著者の暖かいエピソードが多数。
「落語ワンダーランド」増刷版? が多数並ぶ。黄色い表紙はさすがに目立つ。

すぐ隣で、知恵遅れっぽい男の人が、「いかりや長介さんがお亡くなりになりました」とひたすらつぶやきながら本のページをやみくもに開いてた。
昨日読んだ本
『あほやけど、ノリオ ダウン症のアニキをもって』大阪の落語家、露の団六著。を思い出す。

昨年、松田聖子主演で高視聴率をとった「たったひとつのたからもの」。染色体の突然変異で知能の発達が遅れる「ダウン症」の子どもと夫婦を描いたドラマだった。
こっちの本は、ダウン症の兄を持つ弟(露の団六)が、小さい頃から過ごした兄、母、父との日常を書いている。落語家の本だけあって、兄を「あほ」と呼ぶ、子どもならではの素直さと残虐さ、神戸の下町の風景などが描かれてて、結構笑える。軽くて軽妙な文章がやたらおかしかった。

そんな本を読んだ後だけに、見る目が少し替わってましたかね。

あとは、終日、自宅仕事。

2月21日 月曜日

わかば起き

本読み。「落語その年輪」。基礎系は夏にお勉強したのですんなり頭に入る。そのまままとめて原稿書き。文字量が少ないので、読んでる時間より書くほうが短い。送信して終わり。

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