1月10日 月曜日
わかば起き
神戸の震災特集ウィーク

数学の問題集の校正作業を続けて。

ビバリーで高田氏復活。T&Dを誉める。昇太さんのハダカぶよぶよでひとしきり。

1月9日 日曜日
9時起き

寒い。冬らしく。

試験問題の校正作業。数学なんだけど、中身は解かなくていいので、ひたすらチェックするのみ。

17時 上野・広小路
黒門亭(落語協会2F)
小ゑん・喜多八二人会

小ゑん師匠からダイレクトメールもらって。小ゑんさんは喜多八さんより入門が2年早い(先輩)けど、年齢は4つ下という関係。

客席は満席。暖房も効いてて暑め。

番組
鏡味仙花 子ほめ
柳家小ゑん お血脈
柳家喜多八 つる
中入り
柳家小ゑん 猫と金魚
(鏡味仙花 小?神楽)
柳家喜多八 首提灯(胴切りのマクラから)
比較的軽い噺ばかりだが、まくらも入れると時間はたっぷり。古典ばかりが続いて疲れたけど客層を見たら仕方ないか。比較的高めの年代層。

拾いものは鏡味仙花さん。太神楽の前座さん(女性)だけど、きちんと落語やってる。なぞった感はあるものの、堂々としたしゃべりっぷり。働きぶりも浮ついた感じはあるのの、かわいげがあっていい。

今回は立ち上げの第0回で、正式な1回目は次回から。バラエティ豊かな落語が聴けそうだ。

帰ってテレビで
『タイガー&ドラゴン』
(TBS) 9時〜
長瀬君の高座撮影のエキストラに行ったので、どう使われてるかも興味深く見る。

設定の説明に時間使うので、どうしても食い足りなくなる部分はあるけど、面白かった。
債権者(借金の取り立て)に債務者に弟子入りする役割の入れ替えが絶妙。キャバ嬢の伊東美咲が青森出身という設定にもやられた。筋の運びはオーソドックスなので、一般受けもする。

岡田君の出番が少ないことは誰もが感じることだけど、正月はNテレで「冬の運動会」に出てたし、NHK「大化改新」出てるから、スケジュールは恐らく、イッパイイッパイでないのか。「冬の運動会」見たけど、結構出ずっぱりだった。岡田スケジュールに合わせた脚本作りと撮影は相当大変だったのでは。連ドラ化という話もあるみたいなので、それを楽しみにしましょうか。

チビTがキャバ嬢に振られた話
「2回しゃべったら面白くない」という小虎(長瀬)に対して岡田が
「知ってる話を知ってる客に面白おかしくしゃべるのが落語じゃないの」
「誰がしゃべっても一緒だったら本とかCDで十分じゃないですか」
ってあたりが、いわゆる落語とはということを説明してる部分。異論ある人もいると思うけど、昇太さんが監修に入ってるってことは、この辺りに反映されているのではないか。
もし、自分が落語のドラマ書くなら、この説明は入れてるはずだし。

ラスト近く「まだ、落ちてない」って部分。落ちてる、落ちてないの違いを見分けるのは、感覚的なものがあるので、わかりにくいけど、「落ちてる」がわかるようになれば一人前でしょうかね。

小虎の「おちおちおちって、あの〜、おちまさとかよ」
このツッコミはかなりマニアック。レベル高いというか、やくざは「おちまさと」知らないでしょ、普通。本人が見てたらびっくり。
あと北村一揮は普通にいっこく堂に似てた。
客席のシーン、0.1秒くらい写ったが誰もわからない。ラストの雷門も伊東美咲の死角で写らないし。

1月8日 土曜日
わかば起き

連休を利用してHPや日記更新作業など。疲れる。
世間は正月から休みばかり続いてどうするのだろう。

1月7日 金曜日
わかば起き

資料読みに費やす。

CSで『熊沢パンキース』(ウーマンリブ)観る。こんな話だったのねと思いながら。

1月6日 木曜日
わかば起き

今日、やっとBS(CATV)が入り、NHK BS2が見られるようになった。

ので、さっそくイ・ヨンエ主演の韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』を見る。

16世紀の朝鮮王朝で、宮廷料理人を目指すヒロインを描く大河ドラマ。全54話のうち、今日が12話。見るのは今日が初めてで、途中の話は一切知らない。

料理人なのに手足の麻痺が原因で味覚がなくなってしまったイ・ヨンエ演じるヒロイン。いきなり襲ったピンチにどうする、どうなるという話。

韓国の時代劇ということでかなり新鮮。わずか見ただけだが、宮廷を舞台に繰り広げられる女性の権力争いは「大奥」を彷彿とさせる。

イ・ヨンエは韓国映画『ラスト・プレゼント』で知った韓国の女優さん。男性ウケするカワイイ系。出てくるほかの女優さんがヘンな人ばっかりなのでやたらと目立つ。冬ソナ以外の韓国ドラマは見てないけど、イ・ヨンエが出るならずっと見ようっと。

日本語の吹き替えはゴン中山夫人。少し高めで甘ったるい感じ。本人の生声のほうが好きなのだが、字幕が出ないので我慢するしかないのかな。

年末には引っ越してから2年間仕舞いっぱなしだった(仕事で泣く泣く入れたのに、タダで2年も払い続けてた)スカパー!のアンテナとチューナーをセット。入ってるのは演劇チャンネルだけなんですが、セットしてみると見たい演劇が出てきて困る。
MONOの『約三十の嘘』
TEAM-NACS(水曜どうでしょうの大泉洋がいる北海道の劇団)の『ミハル』の2本。
やはりテレビだと雰囲気が伝わりづらいのね。

1月5日 水曜日
わかば起き
早起きしたくなるほど面白くないけど、冬場のぬくぬくから起きあがるためには仕方ない。はなまるの岡江さんは朝いちにぴったりだけど。

『物語消滅論 キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」』(大塚英志、角川oneテーマ21)
『定本物語消費論』(2002年、角川文庫)
読む。
大塚氏の本は去年読んだ『キャラクター小説の作り方』以来。『定本物語消費論』は読み応えあったし、理解しにくい(読み手の能力の問題で)点もあったりで骨が折れたが、盛りだくさんで面白かった。『物語消滅論』は、語り口を軽くして(口述)読みやすい反面、『物語消費論』と比べると薄さを感じなくもない。
小説やコミック、映画、ゲームといった物語を創作・消費していく過程で、作者や読者のあり方は今後どうなっていくかを捉える。
『物語消費論』では、ビックリマンチョコの1枚のカードから背後にある大きな世界にアクセスするということを「システム」と呼ぶなど面白い指摘があった。物語を「記号」と捉え、それがどのように生成し、どう消費されていくか。ストーリーCMやガンダム、オウムなどの実例をあげながら説明している。

本書ではそれを少し発展させた形。面白かったのは物語自動作成ソフト「Dramatica」。ハリウッドでは実用化のレベルにあって、コンピュータの質問に答えてプロットを整理していくとハリウッド映画のセオリー通りの物語が作れるというもの。その他、ハリウッドのストーリーエディターにも言及し、宮崎駿男や押井守の作品は物語が面白くないと批評する。「物語の構造」を反復トレーニングで身につければブルーカラーの作者が育成できるという指摘も面白い。

前半は、「物語消費」という記号を使って近代文学に対するアンチを語っているが、後半は近代文学の応援に転じる。

特に、ネット社会と現実の二重性について。ネット社会は前近代的。その延長として現実でも佐世保の小学生殺人のような事件が起きる。彼女たちを支えるものは「バトルロワイヤル」でなくて「赤毛のアン」でなくてはならない。だから、近代の言説や文学を使ってと現実を取り戻せと主張する。

その他、情報論的社会において「固有の作者」は存在しにくい。ネット上では1つの起源があってもそれを複数の作者でバージョンアップさせていく。これを説明するのに「LUNUX」の例や、口頭伝承論の「シンローグ」「ポリローグ」を挙げている。

全体的には慣れないとわかりにくい本ですが、『物語消費論』と併せて読むとなかなか面白いかもしれません。


1月4日 火曜日
8時30起き
おそらく、どこも今日あたりまでお休みなんだろうなあ。

と思いながら、昨日の続きで数学の計算をひたすら解き続ける。2004年に『脳を鍛える大人の計算ドリル―単純計算60日』がベストセラーになったけど、それが売れるのもわかるような気がしてきたぞ。

ひたすら手を動かし続けて単純な計算を解き続ける作業でもいつもと違う脳が刺激される。

ちょうどいい年頃の子どもがいるお父さん、おじいさん、少し脳が弱りかけた若者・・。やってみると結構楽しいかもですよ!

「スウィングガールズ解散コンサート」をビデオで。今日の朝6時というとてつもない時間に放送されてた。矢口監督の映画「スゥイングガールズ」でジャズバンドを結成した上野樹里ら女のコの解散コンサート。「A列車で行こう」など数曲を見事に演奏。
演奏は上手だけどしゃべり(挨拶)が見事に不自由だった。

年末放送の「朝まで生つるべ」もやっとビデオで。
パソコンのHDD圧迫で消化を急がないと。

1月3日 月曜日
9時起き

初仕事。
中学生の数学。多項式の加法・減法、分数の計算式をひたすら解く。答えでなくて途中の式が商品なので、これもれっきとした仕事なのだ。手書きなのでシャーペン持ち続け。パソコン使ってからは自筆の仕事がないので手が疲れる。

小ゑん師からTEL。パソコン用語について多少聴かれる。今日のネタ下ろし用だとか。

そんなことで
新宿・プーク人形劇場
『新・落語21』へ。
3日連続のうちの中日。1階席は満席。

お正月公演といえども、気を抜く演者は1人もおらず。中にはネタ下ろしの人も。円丈スピリッツは変わらず。

当たり外れの差は大きいし、時間の長さに疲れるが、やはりこの雰囲気はたまらなく好きなのだな。

古今亭駒次
前座さん。初新作だとか。サラリーマンが矢田ちゃんに求婚される。妄想話が微笑ましい。
三遊亭ぬう生
コンビニでバイトする売れない落語家。コンビニうんちく多数。話の組み立ては非常に理系的。今年あたりは一般的なブレイクをしてもいい。
三遊亭亜郎
レミゼラブルのテナルディエ(本人が演じた)の幼少期。寿限無のパロあり。アコーディオン演奏付き。
桂花丸
ペットタレントが言葉をしゃべったら。懐かしの芸人(動物)総登場。発散度高いがまとまりなく。
春風亭昇輔
佐渡の○さんが快楽亭に入門。とんでもネタで勝負。
柳家喬太郎
ヨン様とジウ姫になりたい男女の物語。サゲがポイント。
仲入り
<小らくごちゃん>
亜郎(道ばたで人に会うが相手が思い出せない)、ぬう生(前座喫茶、使えない前座ネタオンパレード)、花丸(将棋の先手と後手で夫婦の会話、ブラックネタ、テンポはだくだくっぽくて面白い)、昇輔
落語の演者に小らくごは番組的に余計。負担も大きいし。やればいいというもんではない気も。そんな中でも、ぬう生の前座喫茶は秀逸だった。昇輔さんの花丸暴露話が裏のテーマ。喬太郎さんも乗って。個人的には興味無し。
柳家小ゑん
パソコンとプリンターの擬人会話。小ゑん師らしい話。ワープロ変換、志ん朝、小ゑんなどとたたみかけるギャグもここなら技ありが取れる。
春風亭昇太
NHKの末広亭中継終わり。衣装も。「夫婦に乾杯」を。ちなみに初聴き。いい話。こういうテーマで落語が作れる昇太さんはさすが。プークで聴く昇太さんも好き。米丸ブームを予言。個人的にはかなり信憑性ありと見る。

帰り、新宿〜歌舞伎町歩くと有名ラーメン店はどこも行列。おせちに飽きた人というより、正月のテレビでラーメン特集がさかんに流れたせいでしょう。

1月2日 日曜日
9時起き

新年でも特に何かを考えず。高くもなく低くもないテンションで今年も。
日記にも常に疑問抱いたりだけど、前向きなことを書くことに。

昼からビール。
雪が積もっているとどこにも出かけられない。

帰京。思ったより新幹線混まず。軽井沢から座って帰る。

笑点新春スペシャル
で笑点を久しぶりに。
木久蔵師匠がTOKIOに面白いとメチャメチャ誉められていた。それを円楽さんが、そんなことはめったにないことだと、思い切り笑っていた。

今日まで休みということで何もせず。

初詣は近所の新井薬師で。近場にこういうところがあるのは非常にありがたい。


1月1日 土曜日

8時起き
いつもより早く寝たからか。

爆笑ヒットパレードをスタートから。

高田一門による構成。演芸色を出しながら人気者も混ぜる。ヘリ中継もある定番の安心感。寝正月ならではの楽しみ。

一部
大花(大助・花子)で始まり、のいこい(のいる・こいる)で締める。ヒザを務めたアンタッチャブルの勢いはまだまだ続きそう。

波田陽区はお台場の外だけど、一番おいしい出番をもらって時間配分も多い。反応もいいし、意外と使い減りしない。高橋英樹の娘は美しくない。

二部
まとめたのはいい企画。さまーず、くりーむのネタ久しぶりに見られた。ダチョウ倶楽部の3人コントも。アカデベーのトロフィーを1人だけ丁寧に扱った山口智充に好感。ドンドコドンではないのが寂しい。

三部
さすがに疲れたので見てない。

テレビもここまでが限界。

←SH901i、1.2Mモードでも結構撮れる。

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