10月20日 水曜日
わかば起き

11時 新宿 D253i、P253iチェック

午後 青学ランチ後、定例コース

再び青学で時間つぶして
お江戸日本橋亭
一龍斎貞友真打披露興行へ

一龍斎貞友(いちりゅうさい・ていゆう)さんは女流の講釈師。今年9月に真打(最高位)に昇進し、今日はその披露興行。一般的には『ちびまる子ちゃん』のおかあさん、『クレヨンしんちゃん』のマサオ君などの声優として知られている鈴木みえさん。現人間国宝の一龍斎貞水(ていすい)に入門して12年目。

披露目の4回目で選んだのは『紺屋高尾』。落語でもおなじみのネタ。吉原の花魁に恋した職人が3年の間休まず働いてためたお金で花魁に会いに行く一途な恋を描いた話。女性がこの話をやるのは初めて聞いた。イヤー、明るくて笑いだくさんの紺屋高尾で、これはこれで面白い。男がやると「恋する男のコ」ってのが前面に出てしまうが、貞友さんのは全然女々しくない。キャラは外見にもよると思うが、思いっきり明るい。いわゆる筋に関係ないが吉原に関するお話もふんだんで、お勉強にもなる。花魁は常に素足で26歳で年季が明けてから足袋のサイズがわかるとか。本筋のリズムは多少壊れるが、いろんなサービス精神が垣間見える。

登場するキャラによって声色が変わるのが声優さんらしい。本人も意識してるみたいだけど(声を変えるのは芸がセコイのではないかということ)、これはこれで貞友講談の特徴であり持ち味なのでさほど気にならなかった。基本的なしゃべりはとてもよくできているので、真打の貫禄はあります。貞水先生の紀伊國屋文左衛門もよし。

台風の中、客席は8割程度の入り。声優さんだけあって、客席にはちびまる子役のTARAKOさんはいるは、増山江威子さん(峰不二子とかの)はいるわで、声優率高し。披露口上の司会は姉弟子で今年の春に真打に昇進した一龍斎春水(はるみ)さん。そう『宇宙戦艦ヤマト』の森雪ね。
番組は
前読み 梅星
琴柳(きんりゅう) 「安兵衛道場破り」堀部(中山)安兵衛が道場破りでノリ口を凌ぐ話。
貞心(ていしん) 「夫婦餅の由来」(相撲にハマリ、横綱をひいきにして散財し、落ちぶれた旦那が紅白餅の店を出すまで)
翠月(すいげつ) 「伊達家の鬼夫婦」(奥さんが長刀使いで最強。旦那、3年、3年の計6年修行するが勝てず)
琴梅(きんばい) 「出世浄瑠璃」(ホラの浄瑠璃が元で出世する、落語の弥次郎みたいな話)
中入り
真打披露口上 司会 一龍斎春水
貞水(ていすい) 「紀伊国屋文左衛門〜紀文の船出」(みかん船を出そうと決心、船乗りを前にちょぼいを)
貞友(ていゆう) 吉原奇談「紺屋高尾」(紺屋の職人が吉原ナンバーワンの花魁に3年かけて会いに行く話)

10月19日 火曜日
わかば起き

ネタ出し。
原稿執筆。

自宅仕事の穏やかな一日。

マツケン主演の「忠臣蔵」(テレ朝)のビデオは未消化ですが、今年後半の話題といえばこれ。
BIGLOBEの「マツケンサンバII」特設サイトが無料で見られます。プロモと、振り付けを担当した真島茂樹氏による踊り解説。10分程度の時間をつぶす価値は絶対あり。

10月18日 月曜日
わかば起き

急に寒くなる、そのせいか編集者も風邪で今日の打ち合わせ中止。

『セックスボランティア』(河合 香織/新潮社)読む。
各所で話題の本。

>>障害者だってやっぱり、恋愛したい。
>>性欲もある。

とあるように、障害者に対して性の介助をする「ボランティア」と介助を「頼む」障害者の話。

この手の話題を扱うと反応がさまざまなのだが、「障害者」と「性」という2大タブーを前向きに扱う話として評価できる。この手の本は過去から多数あるが、クローズアップされるところがいかにも現代。

「おいしい」ところをかいつまむと、気管を切開して普段は酸素ボンベを外せないおじいちゃんが、介護者の介助でソープランドに出かけ、酸素ボンベを外して命がけのセックスをする話、親公認のもと、出張ホストを依頼する26歳の女性障害者の話、障害者専門のデリヘル嬢になりたい「つんぼ」の女子大生などなどをオムニバスに。

人によって考え方がまったく異なるので、書き手にとっては非常に難しい。知らない人には衝撃的だし、身内や周囲の環境がどうかによっても感じるところが異なる。

障害者の性については、先天性多発性関節拘縮症で生まれたときから両手両足は使えないお笑い芸人「ホーキング青山」が1990年代後半から笑いにまぶして発言している。それを聞いてきた人たちにとっては「何を今さら」って気はしなくもない。障害者プロレスが映画になったりしているし、自分も実際に見にいったこともある。『君は小人プロレスを見たか』(高部雨市著)というノンフィクションもなかなか面白い。自分にとっては、当たり前と受け入れられる部分が多いが、始めて知ることもたくさんあった。

手が使えない障害者の代わりに代理の手となって自慰行為を手伝うボランティアは序の口。知的障害者の支援を行うNPOの講師は、知的障害にある夫婦の寝室に入り、ハダカで抱き合っている夫婦のベッドの下に潜り込んで具体的なセックスの仕方を教える。
「肌が触れ合って気持ちよくなるよね」
「おちんちんを入れるのはここですよ」
女性器の場所を一緒に確認して、実際に夫が挿入した。
とある。

現場の人たちは正解のない答えに真摯に取り組んでいる。答えがないだけにいろいろ考えさせる。実際に周囲にいたら、何ができるのかと問われると口ごもるし、それだけの覚悟が自分にはない。

「障害者は性を求めている」→「障害者専門のデリヘルやれば儲かるかもしれない」→「よーし、いっちょやったるか」と発想をするほうが健全だと思うし、ソープのために酸素ボンベを外すおじいさんの決死隊的的覚悟もお笑い的要素があふれている。ホーキング青山を含め、この手の話が多くの人の目に触れることが大事なので、この手の本が話題になるのはいいことだ。

著者の河合香織さんは1974年生まれのフリーライター。乾いた感じの文体、一文が短く句読点を多用する文章は、雑誌をメインとする今ドキのライターっぽい。230ページ程度の単行本だが、半日か1日あれば読める。

10月17日 日曜日
10時起き
日曜なので。でも遅く起きると時間あまりなし。

14時 中野メロディ ウクレレ
tさんとmさんの3人。

既存曲でできそうなものを。あっというまに時間たつ。

19時30 ちむや
ゴムバン道 ライブ
癒し系ネオフォークユニット
自主制作CD制作記念。ライブチャージなしなのでCDを500円で買う。
目の前の席になぜかワールドダウンタウンのAD・ポールがいる。収録の話もちょこっと聞きながら。


帰宅後、「新撰組!」録画見ながら「Windows XP SP2」をインストールしてみる。正式名称は「Windows XP Service Pack 2セキュリティ強化機能搭載」。基本機能はXPと同じだが、新たにセキュリティ機能が大幅に強化されている。簡単にいうと、自分のパソコンが外部から不正にアクセスされることを防ぐ「ファイアウォール機能」が強化された。

それまでは、自分で「ファイアウォールソフト」を5000円なり1万円なりで買ってインストールしなければ防御できなかったことがOS単体でできる。新しいWindowsパソコンなら最初からSP2が入っているだろうし、古いWindowsXPを使っている人でもネットを通して無料でアップデート可能。
なのだが、すでにセキュリティソフトを入れているとちょっと面倒なことが。セキュリティがあるところにOSレベルでセキュリティ機能が加わるわけだからバッティングすることもあり得る。

40分かけてSP2にしたのに、最初から入れてあるNorton Internet Securityとバッティングしてネットにつなげなくなってしまった。2つのセキュリティを入れたために出入り口がふさがれてしまったのだ。メーカーやマイクロソフトのサイトには特に問題ないと書いてあるが、ルーター、プロバイダー、使っているADSL接続業者など原因が多すぎて原因を突き止めるのが面倒。

結局、SP2の導入はあきらめて「システムの復元」で従来どおりに戻してなかったことに。XPを使っている人ならとりあえず入れてみることをオススメしますが、すでにセキュリティを入れている人なら、特に必要ないので、あえて入れなくていいでしょう。それより、SP2を入れたばっかりに「××のサイトにアクセスしようとしています」みたいな警告メッセージが出るようになるので、それはそれで怖くなるかも。

この手の新機能はとりあえず入れてみるのがいい。「システムの復元」を覚えておけば、いつでも元に戻せるので、まずは復元の仕方を覚えておこう。

日本シリーズ1時間30分押しでフジTVの番組が大変なことに。

10月16日 土曜日
わかば起き
今日も失敗。昼に回す。

10月のドラマビデオでいくつか消化。全部見てるわけではありませんが、l何とか時間やりくりしていくつか見ました。続編系はちょっと辛いのでパス。特に今日のナースマンは私にはちょい。松岡くんなら「サイコメトラーEIJI」かな。

「マザー&ラヴァー」(フジ)、アットの雰囲気狙いだけど、素材的に新しいし意外と面白い。あの枠で続けて主役以上の活躍をした篠原涼子と松坂慶子を使うところも悪くない。「一番大切な人は誰ですか?」(日テレ)、配役地味だけど、「てるてる家族」の大森寿美男&岸谷コンビ。あの掛け合いが再びって感じ。特に岸谷さんの「ノリツッコミ」がひたすら繰り返されるところは、てるてるの春男さんまんま。冬子の子ども時代をやった田島有魅香が出るのも懐かしい。テイストが合うかわからないが、意外な面白さ。ただ、脇役があまりついてけない感じ。あとは「黒革の手帳」「夫婦」。「ラストクリスマス」は時間があればって感じ。

10月15日 金曜日
わかば起き失敗、気づいたら8時30分だった。

とりあえず今日入稿を頼まれた原稿執筆。手慣れた分野だけに時間かからない。それでも昨日依頼で今日入稿ってスケジュールもたまにはある。微妙に行きたかった落語会にも行けず、断念。ビデオ消化など。

ドコモとauに比べて次世代ケータイへの取り組みが遅れていたボーダフォンだが、11月から年末にかけて3G対応機種を7モデル投入し、いよいよ本腰をいれる。日本国内の「W-CDMA」と海外で主流の通信方式「GSM」の両方に対応するデュアル端末で、海外に持ちだしてそのまま利用できる他キャリアに対するアドバンテージ。メールの添付サイズは300KB、ダウンロードサイズが2MB、アプリの容量も1MBに増。

ボーダフォンといえばシャープ。そしてカメラだが、3Gで面白いのはノキアとモトローラの端末。海外では有名だけど日本でなじみが薄い。しかも不格好で性能もぜんぜん高くない。それが逆に興味をそそる。

10月14日 木曜日
わかば起き

ZAI原稿執筆
隅演投稿

19:30 なかの芸能小劇場
雑音フェティッシュ VOL17
げんしじん事務所主催お笑いライブ。2月以来。

げんしじんがらみで出場者も年配系がいてフレッシュからベテランまでバランスよし。一応のメンツを揃えて前売りで800円てのも女子高校生や大学生のお小遣い内に収まるようで良心的。演者のギャラは少なさそうだが、寄席感覚で出るライブだと思えば。

・原田16才 いつものハイテンション。もてたい。女子高の文化祭、焼きそば焼くとか。清水さんと芸風丸かぶりなのでトップに持ってきたのか。

・ラバーガール
犬が逃げちゃった。探して頂戴と友だちに。

・浮世絵師
赤、青、黄の衣装、しゃべり方ヘン、顔もヘン。不思議の国から来た男(ナヨ系)。あえて下手下手でしゃべってる感もなくはない。

・ダーリンハニー
演劇少年に理屈ぽいおやじが稽古つける話。

・5番6番
デジタル放送でテレビがどう変わるか、要ははっきり写るってことを使っていつものパターン。ツッコミのパターンは寄席系の漫才師そっくり。雰囲気が。

・三拍子
子どもができたら大変って話。このコンビは高倉(目つき悪い方)の動きで成立する漫才多し。ネタ作りも意識的。かなり器用。いろんな不思議な踊りみたいな動きを多用。面白い。

・ザブングル
こちらは加藤の顔芸で押し。自転車泥棒、逆切れで42歳。やっぱ生のぶさいく顔はいいし、このメンツの中ならテクも中の上。

・ウクレレえいじ
マニアックなモノマネ。とんねるずの番組で関根さんが大笑いしたとか。七人の侍の老人とか、大学時代のバイト先の先輩、ラーメンやのおやじとか。徐々に引き込む。

・きぐるみピエロ
右手が勝手に動き出すと病院に駆け込む、じきに左手が、医者に移ってって。動きだくさん。不思議な世界扱うだけに最初は反応バラバラだが理解されうごとにまとまって盛り上がる。シュールな落語聴いてる感じ。

・げんしじん
いつもの。

・清水宏
やる気まんまん男。教師編。手拍子。清水さん最後だけに多少投げ気味。ハリウッドドラエモンで締め。

フレッシュコーナー
・ヨージ(モテたい部)
デブのお兄ちゃんに妹がいちゃもん付ける話ぼ部分。スプライト飲んじゃった、カルピス薄いでオチ。

・炭水化物
女のコ2人。飛び道具。まだ素人だから。

・デカメロン
少しフケ気味。なのにフレッシュ。昭和の漫才。ツッコミ、ボケともに後頭部ひっぱたき系。最初ダメかなと思ったが、段々ひっぱたきもありかなと。じわじわ系だから、最初から8割方は辛い。

・ラジカセ
音を使った1人。火事。電話。消防車でかけつける話。お客には受けてた。

・BBゴロー
探偵がモノマネやるって話。稲川ネタでひっぱる。似ているだけに次第に感心、笑いに。

・レム色
赤と青の未来形スーツ、薄く音楽かけながら回文。スケッチブック使い、絵入り。間、ミニコント挟んだり。古典的だけど見せ方次第で面白くなる工夫。型がしっかりしてる。

それぞれ持ち時間は5分だが、みんなその中で次第に自分の世界に引き込んできっちり終わらせてる。最初は取っつきにくいかなと感じても、次第に違和感なくなるコンビが今日は多かった。5分でもきっちりと世界は作れることを再認識。

10月13日 水曜日
わかば起き

原稿執筆。

昼、久々青学学食でランチ。最近はすっかり青学に溶け込み、学生になった気分。

会合、お茶会まで参加。微妙に面白かった。
19時30分 くわっち
フェスの後なので参加は5人。人がいない分演奏間違えられないし、声は大きく。緊張。冷やしソバなき後、食べるものがない、これから探す。

10月12日 火曜日
わかば起き

フリーでも休みの日で仕事がない時はお休み気分。平日から仕事モードに。

16時 コスモ証券取材
ルーチン的。5時には周りが暗くなる。すっかり秋というか冬。

テープ起こしから即原稿。滅多にない速さ。

tel。あっちでなく、こっちだったのかと。わからないもんだ。

10月11日 月曜日
わかば起き

原稿ちょっと執筆。

『24』シーズン2終わる。連休3日間で計19時間分、ラストまで。シーズン1の時もそうだったが、ハイテク機器やテクノロジーの使い方がうまい。現実的な機器を使って「らしく」見せているので、多少のウソがあってもツッコミどころはない。よく知っている人が調べて書いてるのか、監修がしっかりしてるのか。

ただ、音声ファイルの扱い方は、ちょっと雑のような気が。音声合成技術はどの程度進んでいるかわからないが、合成の跡を消せるのか、元の声から流ちょうなセリフが作れるというのは微妙? しかもあれだけ引っ張って結局は使わないとか、かなり下っ端を捜し出すために親分がのこのこ出てきたりとか多少強引なまとめ方でした。

とはいえ、シーズン3ではハイテクだけでなく、化学の知識も必要となりそうで、脚本書く人は、上手にウソをつくために相当勉強するか頭のいい人でないと務まりそうもない。
日本中が心情的にダイエーびいき。9回のチャンスで松中が打てなかったのがすべて。

月9『ラストクリスマス』ビデオで。ワム!はうちらの年代とジャストフィット。プロモビデオを繰り返し見た覚えがあるので、今でも映像が浮かんでくる。まあ、脚本の坂元氏も同じなんだろう。ワムって一発や的イメージしか残ってないんだがそれだけ強烈だったのか? ドラマは途中でファイル削除を何度もしようと思ったが、湾景よりましと思い直して我慢、我慢。なぜそこまで。