10月10日 日曜日
日曜なので、10時起き
あまり天気よくないので出かけず。
『24』セカンドシーズン。今日も8時間分。細切れで。
『ぼくの神さま』 録画したビデオで。
『シックス・センス』のハーレイ・ジョエル・オスメント主演。舞台は1942年秋。ナチス占領下のポーランドの小さな村に、ナチスの迫害を逃れたユダヤ人の少年が1人で預けられる。その家の二人の兄弟や村の子どもたちと過ごすが、ナチスの影が近づき、村の少年たちともぎくしゃくする。
キリスト教、ナチス、ユダヤ人となじみの薄い素材を扱っているため、なかなか難しい。表面上は何となくわかった気になっても深い部分ではわからない。監督がポーランドの人なので、リアルだが説明的な部分を省いている分、叙情的。
H・J・オスメントが預けられた家にトロという10歳くらいの男のコがいて、その子はキリストになりたいと思っている。父親が殺されたのを機に、その思いは頂点に達する。その子が最後にとった行動が感動を呼ぶシーンなのだが、その子がなぜキリストになりたかったのか? イマイチ解けず。「自分がキリスト=自己犠牲になれば、自分や友だちのお父さんが帰ってくると信じる」ことはわかるのだが、なぜここまでやるのか。難しい
大きな意味で戦争を扱っていますが、この中では子ども同士の戦争も描いている。生き抜くためには身内とも、友だちとも戦わなければならない。最後に友だちを撃ち殺すシーンは衝撃的。
その他、面白かったところは、ナチスが豚の飼育を禁止していたという点。食べるための豚を取り上げるということは、生きることから遠ざける象徴として取り上げているのかも。一方で、兄弟が両親のセックスを音で聞いているシーン、女のコが犯されてしまう衝撃的なシーンなど、性や生きることについても意図を持って描いている。
H・J・オスメントは、戦争という客入りの悪そうな素材を扱うから、企画を通すためにブッキングされた印象。神父役でウィレム・デフォーも出てるけど、どうしてもスパイダーマン(1)の悪役顔思い出してしまうし。
10月9日 土曜日
わかば起き
朝から台風22号。
各種イベントがいろいろ中止になってる。そういえば、都内の寄席も中止。
原稿執筆日に予定してたが、午前中で終わったので、ビデオ消化に当てる。
『24』セカンドシーズン。夜中までかかって一気に9時間分。
途中で関口さんの『8時です!みんなのモンダイ』(TBS)
企業の就職試験に芸能人が挑むクイズ番組。中谷さんが解説というか採用ジャッジ役で出てる。まず、会社の会社案内を延々ビデオで流してその企業の人事採用者が問題を出す。今日ならライブドアの担当者が出てきて「1億円を投資するとしたら何に使いますか?」って具合。もちろん正解はないわけで、回答がその企業が求める人材と合致するかどうかで採用が決まる。ほとんど会社紹介のビデオがほとんどだが、ライブドアがどんな会社なのかはとバスがどんな会社なのかよくわかる。企業PRビデオなのだが、スポンサーはよくOK出してるなあと。
アド街っくでは秋葉原特集。久しく行ってないので興味深し。
10月8日 金曜日
わかば起き
微妙な雨。
午前中、両国届け物。
帰宅後、原稿執筆。
この仕事って徹底して調べながら原稿書くので、短時間であることに対してものすごく詳しくなったりする。今回も、3キャリアのケータイ料金プランをずーーーと眺めてシミュレーションを繰り返してたから傾向がつかめてきた。とはいえ、あまり自分の料金プランを見直してどうこうしようとあまり思わないところがどうなんだか。
とりあえず原稿に目処がついた時点で寝る。
10月7日 木曜日
わかば起き
目覚ましセットで失敗。再放送で。
原稿執筆。昨日のメッセで実機を見ているので、書くポイントは大体わかる。特徴のかぶりをかき分けるのが面倒。
19時 中野ゼロ和室
今夜はトゥナイト 手伝い
何ともいえないオモロイ客層。
ウクレレ漫談とウクレレ落語の稽古してました。
終わって直帰。飲食店データまとめ、キャプション付け。
10月6日 水曜日
わかば起き
今日は晴れ。
朝から原稿執筆。
表参道で1件済ませ、そのまま渋谷センター街HMV7階。グラン・サイバーカフェで外仕事。いろんなカフェあるけど、ふかふかなシートで無料の飲み物もおいしいここが一番好き。
3時間入れば原稿もだいぶ進む。
下北沢 20時 しもきた空間リバティ
練り笑いコント集【絹】6
木村万里さんオススメのコントライブ。故林広志氏が監修、演劇のような作り込んだコントがコンセプト。
・ENBU-0410
女子校から共学になったが男子生徒はまだ3人。生徒会長選に立候補した男と女の演説合戦。メロンパンや現任による買収があったり。リベラルだがおバカな女のコが男子の味方になってひと騒動。ちょっとした小ネタで。
・ユリオカ超特Q
オンバトでオンエアになったハゲネタ。講演会形式に変えたのが作りコミといえるかわからないが、少なくともユリオカ氏に対してこの演出は漫談家殺しと見えなくもない。
・THE GEESE
男2人と女1人。コンビニに来るヘンな人のネタ。感性があわないせいか、ネタにまったく入り込めなかった。演技も悪くないが、前座さんレベルか。
・ヨージ(モテたい部)
やっぱ万里さんオススメだけあって、こういう拾いものがあるからライブ通いはやめられない。
見た目は白のランニングシャツに作業ズボン、首から蒼いタオルをかけたおっさん姿。その姿でどこの田舎にもいる小学生女の子とお父さん、その友だち、兄などを1人で演じ分ける。友だちが家に遊びに来る時、家をきれいに見せたい子ども、お金持ちの友だちの家に遊びにいった時の感動や自分ちと比べた時の違和感。ニオイが昭和40、50年代の田舎や下町。どこでもこんな世界が繰り広げられてたんだよなあってところをうまく表現している。春、夏、秋、父(冬でない)、終という1文字のフリップを見せて、その状況をさりげなく作り出すとか。モロ師岡さんにもイッセーさんにもジョークアベニューの原武さんにもないヘンさを感じる。
・本間しげる
今日の目当て。復活した本間さんが見たくて。ネタは、命の電話。あっち側だった人がこっち側に来て命の電話相談係りに。あっち側の経験を生かしてアドバイスするが・・・。やっぱり相談者より自分がヘンなことに気が付き、それがあらわになってくる。
外観からきっちりなりきりタイプなのでリアリティだけは十分。10年、15年前はこんな人いたら怖いよね〜という現実離れした狂気だったが、現在はこの手の人が居てもまったく不思議でない。先見の本間さんはすごいが、現実がすごすぎてこの手のネタを作るの辛いだろうなあとも思う。
・すわ親治
ご存じ、元ドリフの付き人さん。息子家族との温泉旅行から帰ってきた老人。トランクに座って一人語り。トリネタとして堂々と。
エンディング、司会ボロボロ。見ててそれなりに面白いのだが、作り込んだネタ見せるってコンセプトならあのぐずぐずさはマイナスかも。せっかくの舞台が終わりで全部壊れる、それよりも早く帰してくれ。
帰宅後、原稿執筆は続くが、3時過ぎにダウン。
10月5日 火曜日
わかば起き
今日も雨。幕張メッセまで。「CEATEC(シーテック)
JAPAN 2004」。情報通信をメインとしたハイテク製品、デバイスのイベント。初日。幕張はちょっと遠すぎるし交通費もかかるが、現場に身を置いていないと情報力が弱くなる一方なので。
ドコモの新機種記者発表を兼ねるということで朝10時50分集合。東西線と武蔵野線と京葉線の連絡が異常に悪く、着いたら11時10分。武蔵野線は1時間に3本しか来ない。
毎年のように全体をくまなく見てると、これからのハイテクがどこに向かっていくかがわかってくる。
今年は液晶ですね。メーカー各社が液晶とプラズマディスプレイを大量に展示。どのブースも、色とりどりで見た目も壮観。シャープの65インチ液晶はめちゃくちゃきれいでデカイ。三菱電機のブースは両面から見えるリバーシブル液晶や3次元液晶、日立は360度どこからみても見られる立体液晶。ソニーは有機ELやリアプロジェクション液晶。BENQとかアジアの液晶メーカーも積極的。液晶周りのデバイスも多数出てて、今後の柱に据えていることが実用レベルでも明らかに。
DVD-Rの次にくる大容量メディアも展示スペースが増えてきた。前までは片隅に参考展示程度だったがドライブができたり、HD
DVD陣営が独自にブース出したり。
そんなこんなで全体をくまなく見てるとあっという間に4時間は過ぎる。その間、休むことなく歩いているわけだから、運動になるわ。
台湾や韓国のデバイスメーカー、小さなブース、お客さんはほとんど来ないし、いつも退屈そう。じっくり見るとそれなりに面白いんですが。
帰宅後、表作りをしこしこ。夜中に原稿ヘルプ2ページ。せっぱ詰まってのヘルプなので、朝5時まで書いて送信。




アルプス電気は体験型展示で目に見えにくいセンサーをわかりやすくアピール。ストラップ型のリモコンなんて面白いです。
10月4日 月曜日
わかば起き
雨降り
新橋経由、日テレ、写真もらいに。汐留移転後初めて。市ヶ谷に比べて社内は広々すっきり、デジタル化移行でそれっぽくなってる。
帰宅後、ケータイ料金表とにらめっこ。表作り。
10月3日 日曜日
9時起き
2日間のんびりし過ぎたので、今日はきっちりお仕事。雨なのでちょうどよし。
細々とした仕事。思った以上に構成に手間取る。表がメインで文章量が少ないので、ここさえ我慢すればなんとか。
結局夜までかかって終了。たまったビデオ見て過ごすが消化が足りず。
10月2日 土曜日
わかば起き
島唄と三線サークルの発表会、今日が本番なので、朝から三線島唄。
といっても、そう変わるわけもなく。結局一度も大声を出さずに本番を迎える。
「スウィングガールズ」の「ジャズするべ」と同じく「三線するさ〜、唄うさ〜」みたいなもんですよ。12組のメンバーが1人1人ステージに立って(座って)弾き唄い。30〜40人くらいの人が料理食べたり泡盛飲みながら見てる前で演奏するのは緊張しますわ。友だちとカラオケボックスで唄うのとはわけ違います。
普段から舞台観てあーだこーだ言ったり書いたりしてますが、舞台って難しいのは承知のことでございます。オチケンだったとはいえ舞台からはかなり離れてるし、昔から表舞台は強くない。で、前半5番手、「てぃんさぐの花」。自分がうまく弾けていたのか、唄えてたのかはまったくわからん。
始めて数ヶ月の新人さんや2カ月のtさんも堂々と。俺なんて始めて2か月なんて、弾くと唄うを両方できなかったわけだから、みんなスゴイです。
最後にナヴィさんといっこ店長の2人がオヤカタのギターで宮里奈美子さんの『恋の花咲かしぶさ』ほか1曲。プロなんで全然違います。この2曲だけでお客さんは、今までのつたない演奏を我慢して聴いただけのモトは取れたでしょうね。
東京ローカルなんですが、10/1からフジTVの深夜で始まってしまいました。10夜連続一気放送。連続ものは一度手を出すとやめられないので、覚悟がいるんですよね。PCで録ってるからHDDの残量が足りなくなるわ、見始めると仕事に支障をきたすはで結構大変。
上手な作りは前作同様。理科系の優秀な人が作ったのかと思うほど、破綻の少ない構成。ほとんどツッコまずに見られそう。
10月1日 金曜日
わかば起き
10時30分
『スウィングガールズ』渋谷パルコシネクイント
東京都民の日で学校が休みなので子どもと親が多し。
映画「ウォーターボーイズ」で男子シンクロ部を取り上げた矢口監督の作品。今回は山形の女子高校生がひょんなことからジャズを始めるという話。骨格は「WB」とほぼ同じ。
ストーリーはベタだが、どの世代でも安心して見られるほんわかとした作り。アニメを卒業した子どもが中学生や高校生が安心して見られる娯楽映画が少ないだけに、この手の映画はとても貴重。大人的なうがった目線で見れば、二匹目の狙いとか、ドラマ性が薄いとかいくらでも言えるところだが、エンターテイメントを徹しようとする姿勢はとてもいいです。
裏にはドキュメントバラエティ式な作りが隠されていて、女のコたちが撮影が進むにつれ楽器が上達していき、バンドとしてのまとまりも出てくる。それを役柄にのっけて見せる。観客は徐々にガールズ応援団と化していく。クライマックスではその成果を存分に見せてさっと終わる、満足度を高めるシカケが随所に施されている。映画を見終わった後、だれもが音楽っていいよね、うちらも楽器やりたいよね〜って絶対思うはずです。普通にスクリーンに向かって手拍子とったり拍手したくなったりしてしまう。
いろいろ面白いギャグがそこそこにあるし、山形弁もいいアクセント。夏と冬の2シーズンにロケしてるので季節感もたっぷり味わえる。主演の上野樹里は、「てるてる家族」の秋子キャラに近い。「ジョゼ」の女子大生とは別モノ。TVのセカチュー&時期朝ドラの本仮屋ユイカ始めガールズの役者もユニーク。竹中直人が出てくるとどうしても、周防監督の「しこ踏んじゃった」とか前作の「WB」などを思い出してしまうけど、やっぱ居ないと寂しいんしょうね。
フジTVと組んでいるので、近いうちにドラマ化されるんでしょうか。映画では描かなかったドラマもテレビならできそうかも。
13時 渋谷の編プロ打ち合わせ
突貫仕事に。
14時10分
『僕はラジオ』日比谷シャンテシネ
ビバリーでみっちゃんも誉めてたので。
1976年のアメリカ。高校のアメリカンフットボール部のコーチが知的障害を持った黒人青年をチームに雑用係として面倒を見る。戸惑いながらも彼を受け入れていくチーム。素直で明るい彼は、チームや学校の癒し的存在マスコットとして、なくなてはならない存在となる。ところが、街の人々からの風当たりは徐々に強まっていく。
実話の映画化。娯楽映画のように現実離れした事件が起きるわけでもなく、淡々と描かれるところがリアリティを感じさせる。描かれているのは「自分を受け入れてもらう」「相手を受け入れてあげる」ことの大切さ。人との距離の取り方がよくわからない人は参考になるでしょう。お涙頂戴でもなく、差別はダメだよっていう主張もない。ただ、随所にピンピンひかっかるセリフが用意されていて、ジーンとくる。啓蒙的でもなく説教くさくもない。自然にこういうセリフを言わせるところがとても上手い。ビデオやDVDになったらセリフを書き留めながら見るのも楽しいでしょうね。
最初に出てくる字幕とエンディングロールを見ると「なーるほど」と改めて納得する仕組み。主役の演技もいい。客層は女性率高し。都内だと日比谷だけしかやってないのが残念。
新しくなった有楽町のLFのビルみて帰る。
帰って三線稽古。今さらあがいても仕方ないので適当に。
「ケータイ刑事銭形泪」の放送ミス、わざわざヤフーニュースに載るほどのことでもないのに。確かに昨日見てたら山下真司から草刈バージョンになってたけど、途中まで全然気付かず見てた。