9月30日 木曜日
わかば起き
台風一過で今日も暑い。
終日原稿執筆。2日でこれだけ書いたのは久しぶり。
原稿送信してしばらく続いた執筆期間が一段落。
19時30分 なかの芸能小劇場
『芸人魂』
ロケット団(漫才)、南野やじ(漫談)、川柳つくし(落語)のごった煮会。
この手のライブに行くのは、ちゅうちょしてしまうのだから、みんな考えることは同じ。中野で近いからダメージあっても少ないと行ってみる。相乗効果は生まれずじまい。
「ロケット団」の漫才は微妙に一般受けにしくいが、ボケのセンス、外観、しゃべり方、どれをとっても高レベル。系統的にはツービート系、キッド、爆笑問題も部類に入るのだが、つっこみが、ツービートという意味で。とはいえ、決して下手ではないし、きちんと拾える。漫才協団クラスでは常に上位なんですが、全国区に行くとネタの一般性とか特殊性で負けてしまうんですよね。末廣亭ライブは一度も行けてないのでいつかいってみよう。
出演順
ホンキートンク 星セント師の弟子だとか。くすぐりが古典。漫才協団で東洋館に出演中。
つくし 本妻の意地みたいな話。
南野やじ お経漫談。もはや音楽を聴くかのような感じ。これはこれで完成してていい。ロケット団 田代ネタと皇室のからめ方がうまい。また、同じようなネタでもセンスや切り口で面白くなる。
大喜利 くりーむの上田さんが、からみを身につけるには10年以上かかるといってるくらいだから。若い人のカラミや大喜利みると、いかにクリームシチューやサマーズが上手かがよく見えてくる。テレビがみんなで使いたがるのはそれなりの理由がある。今日のピン芸2人は漫才系にたちうちできず。
9月29日 水曜日
わかば起き
定例水曜日コース。
以後、終日原稿執筆。
締め切りは破らないが、ギリギリタイプなので、いつも気ぜわしい。
とはいえ、9時〜3時の活動時間が限度。
くわっちは休むことに。
9月28日 火曜日
わかば起き
中野図書館の蔵書検索がインターネットでできるのがうれしい。ネットで検索すると、置いてある図書館(中野には本館、野方、上高田、江古田など8つの図書館がある)がわかり、その本が貸し出し中かどうかわかる。現場にいって検索するよりずっと楽だ。
ということで今日は検索システムを使って野方と本館をはしご。資料関係を探すのが一気に楽になった。ネットの便利さはこういうところなんだよなあ。
というわけで、本借りてきて終日原稿執筆。
9月27日 月曜日
わかば起き失敗、初日から。
今日は、雨。終日屋外で撮影なのに最悪。
飲食店外観撮影。カメラマンさんとマンツーマンで都内を回る。
10時30分 上野
12時 浅草
13時 半蔵門
17時 池袋
19時 新宿
あまりというかほとんど頭を使わず、身体と気を使う仕事。たまにはこういうこともある。東京一週間とか角川のウォーカー系雑誌で書く駆け出しライターはこういう店取材からスタートするんだよなぁ。
『あの頃ペニー・レインと』(2000年アメリカ)
録画しておいたビデオで見る。
ストーリーは、15歳でロックライターとしてデビューした少年が、新進のバンドツアーで知り合ったグルーピーの女のコに恋をする話。グルーピーの女のコは、バンドの演奏が最高なものになるために協力していると主張しているが、結局していることは周りのグルーピーと同じでバンドメンバーと寝ることだけ。15歳の少年は彼女のいうことを信じてしまっている。
いろんな要素が詰め込まれていてなかなか面白い。
1つは、15歳のロック少年からみたロックの世界。70年代のロックが舞台で「酒、ドラッグ、女」と強烈に結びついている。ロックは終わったとか退廃したとか映画の中でも盛んに言われていた。
2つは、10代で「ローリングストーン誌」にてライターをつとめていたキャメロン
クロウが監督をしているところ。おそらく青春時代の経験を基に描いたんでしょうが、ライターの苦悩などもちゃんと描かれている。少年ライターは取材対象とツアーを続けるうちに本当の家族のようになっていく。仲間割れ、裏切りなどを間近にみた少年はそれを書くべきかどうかで悩む。出版社は面白い記事を要求してくる。取材対象者との距離の置き方が参考になる。
3つめは、どうしようもないペニー・レインを演じたヒロイン。
アカデミー賞女優ゴールディ・ホーンを母に持つケイト・ハドソン。この映画でゴールデン・グローブ賞をとって去年「10日間で男を上手にフル方法」「あなたにも書ける恋愛小説」でブレイク。ヒロインをキュートに見せるようにうまく撮っている。アイドル映画みたくもある。
とても面白いという映画ではないが、いかにも映画っぽくて結構好きかも。
9月26日 日曜日
9時起き
朝から小雨交じり。
原稿執筆続き、大体締め切り目処で一安心。
16:30 日比谷野外大音楽堂
「琉球フェスティバル2004 東京公演」
沖縄好きのtさんにチケットを取ってもらう。若干沖縄時間で30分押しくらいで開演。客席は老若男女そのまんま。1人3曲程度を歌って次から次へと入れ替わる寄席形式。
小雨なので傘いらず。
しゃかり
桑江知子+笹子重治 私のハートはストップモーションもちゃんと歌う。
夏川りみ 涙そうそう/愛よ愛よ(かなよかなよ)etc
神谷千尋
ORANGE RANGE ロコローション/上海ハニーetc
BEGIN オリオンビール/島人(しまんちゅ)ぬ宝etc
パーシャクラブ
よなは徹
神谷幸一
ディアマンテス
登川誠仁
津波信一 (司会)
みんなわきまえた曲選び、ベタだけどオモロな司会。エンタテイメントの徹し方がとても気持ちよかった。ビール飲んで泡盛飲んで立って聴いてても全然疲れないんですよねぇ。
沖縄の人ってみんな声がいい。楽器に声が負けている人が1人もいないのが素晴らしいっす。神谷千尋さんやディアマンテスの声にしびれますわ。
終演後、tさんの元同僚と飲む。
電車熟睡。池袋強制。久々のタクシー。
9月25日 土曜日
天花起き
最終回。最初の露骨なエコひいきがたたって最悪のドラマに。後半、通常路線に戻して、持ち直し。余計なことはしないで普通にやればいいということがよくわかる。作り手には難しいことなんですが。
終日、ケータイ原稿執筆。
ケータイのセキュリティ機能に関しては、いろんなやりかたがあるが、ベストなのは「ダイヤルロック」だよなということを再認識。端末の暗証番号だけは変えましょう。今の世の中、ケータイ落としただけで個人情報流出なので大変です。
9月24日 金曜日
天花起き
原稿執筆開始。
某出版社で撮影。以前から細木本を出版している会社。受付から細木さんのポスターというか電車の中吊り程度のポスターだらけ。本音をいうとかなり不気味というかなんというか気味悪い。以前から細木本がこの会社の屋台骨の一部を支えてきたと思うが、何回ぶりかの細木ブレイクで、おそらく今期は好調そうな雰囲気。
あまりに膨大な量の細木ポスター。半日いただけで、あの顔が頭から離れなくなった。社員さんはどうなんだろう。とはいえ、優良コンテンツを抱えている会社は強いです。
テリーさん、昼は巨人について熱く語り、森田クラブとゆるいトーク、夜は朝生(劣性気味)と大活躍。いつもながらいい悪いは別として発想の仕方はかなり勉強になる。
9月23日 木曜日
天花起き
14時30分 中野ゼロ視聴覚ホール
弁士の桜井麻美さんの無声映画ライブ「Classic
Theater Vol.2)
1本目「子宝騒動」(1935年/斎藤寅次郎監督)
6人の子どもを抱える福田さん一家は電気もガスも水道も止められるほどの貧乏。そこに奥さんが産気づく。産婆さんを呼びに行くが、今までの出産費用も払ってないので拒否される。お金を工面するために奮闘する福田さん。懸賞金を掛けられた大金持ちが所有するところの豚を追うと、懸賞金に目がくらんだ人たちが寄ってたかって追いかけるドタバタ。
1935年っていうから昭和10年ですか。まだ日中戦争も第二次世界大戦が始まる前。産めや増やせよの時代に斉藤監督がアンチテーゼとして作ったようなニュアンス。
映画の中で見る昭和の家庭が興味深かったですね。和服で生活している人と洋服で生活している人が混在してるのに全然違和感ないし、家庭には水道もあれば井戸もある。長屋もあれば、洋館のような一戸建てもある。人力車がメインの交通機関。貧富の差もなんとなくありそうな時代背景がぼんやり見えてきて興味深い映画でした。
映画の中で活躍するのが1匹の子豚。やっぱり昔のドタバタでは、予想外の動きをする動物は欠かせないようで。豚が芸達者なわけないから上手く撮っているのでしょう。主演の小倉繁さんは和製チャンプリンと言われた人とか。顔は確かに似てる。
寅次郎監督は生涯数百本の映画を撮ったみたいだが、戦前の無声映画で残っているのはこれを含めて3本とか(パンフより)。なかなか貴重な作品でした。
2本目は「ロイドの巨人征服」(1923年、ハロルド・ロイド主演のアメリカ作品)
ロイド演じるぼっちゃん資産家は思いこみが激しく、自分が身体が弱いと信じ込み、薬が手放せない。恋人未満の看護婦と南の島に療養にやってくるがそこはクーデターの真っ最中。収監先で出会った巨人と供にこの危機を乗り越えるという話。
ハロルド・ロイドは、チャップリン、キートンと並ぶ三大喜劇王とか。トレードマークは丸フチの「ロイド眼鏡」。動きが特徴のようだが、今回の作品は動きの大半を大男が担当してしまうので、ロイドの見せ場は大男の虫歯を抜くためにでっかい鉢植えを持って2階から飛び降りるシーン程度。
わりと長めの作品だったが中盤のダレ場を上手く使って最後まで何とか引っ張る。前半は本人が何も知らないところで事件が起こり、知らぬ間に事件の主役になるところなどは古典コメディのテキストとしてうってつけ。ロイドの動きが少ない分、頓知の部分がクローズアップされている。「身体が弱いからいつでも薬が手放せない」って設定がラストのラブシーンに効いてくるところは感心。
勝手に島に乗り込んできて奴隷を使って(ここでは大男)現地住民(映画ではクーデターを起こした悪役)を制圧するとことろがいかにもアメリカ的というか歴史を感じさせる発想で面白かった。
無声映画では、弁士の他に音楽の担当がついて、今回は柳下美恵さんのピアノがBGMのような感じで雰囲気を盛り上げる。当意即妙な合いの手加減が無声映画の楽しく贅沢に感じるところなのだろうか。面白いのは弁士と音楽の関係性。
浪曲では
「浪曲師(語り)」−−「曲師(三味線の合いの手)」
演芸の太神楽でも
「神楽(演じ手)」−−「囃子(三味線)」
のように語りと音楽が直接的に結びつく。どちらかというと、演じ手の呼吸に合わせて三味線が合いの手を入れる感じ。たぶん他の演芸でも大体この関係は崩れないと思う。
ところがサイレントでは
映画
/ \
弁士 音楽
の関係のようにも見える。柳下さんは、映画をチラチラ見ながら曲を変えていってるし、桜井さんももちろん映画に集中してるし。
弁士と音楽がともに「絵」に合わせるってやっぱり映像独自の世界なんだなあと思う部分。もちろん、弁士と音楽の呼吸もあると思うのですが、観劇経験が浅い自分にはまだ掴めない。いろんなこと考えると「語り芸」としてなかなか興味深いジャンルではありますね。
舞台って、ある程度、人間性も出ると思う(というかそれが当たり前)んですが)、桜井さんの舞台にもなんとなくそれらしきものが見られてなかなか暖かいライブでした。スタッフさんのアットホームぶりもよかったですね。
帰宅後、原稿推敲して送信。
オールスター競輪をビデオで。神山4年ぶりのタイトルってそんなに獲ってなかったのか。
9月22日 水曜日
天花起き
水曜コース後、インタビュー原稿執筆。忙しいんだかそうでないんだか。日記のネタもそうあるわけではないし。
たまにはパソコンの話題でも。
パソコンの新製品は、春、夏、冬の3シーズンに出る。それぞれ新入学・入社の季節、夏のボーナス、冬のボーナスを目当てにした商戦だ。ところが冬商戦は一気に早まり、9月末に全メーカーのラインナップが出揃った。もはや冬モデルでなく秋モデル。
それぞれにトレンドがあり、メーカーも戦略を練って、主力機種を投入してくるが、今シーズンは大画面液晶を搭載したAVノート。具体的には、15.4インチワイド液晶や17インチワイド液晶を搭載したA4ノート。NEC、富士通、東芝、日立から続々と登場している。テレビやDVDを観るなら大きい画面ほど快適なので、流れとしては当然といえる。値段も実売で20万円程度で買えるのだから、昔から比べると随分安くなった。
今やパソコンでテレビを観る、録画するは当たり前になり、デスクトップは安い機種でもほとんどテレビが観られる。大画面の液晶テレビ+DVDレコーダーに押されて苦戦気味のパソコンだが、手軽に予約できて、ネットしながら、テレビが観られる快適さは使ってみないとわからないんですよね。
PCのトレンドは木村拓哉が出てる富士通のCMを見ればすぐわかります。富士通は機種を絞ってCMを打っているので、その時期に一番「売りたい」製品を押すんです。とはいえ、一番売れているパソコンはごくごくシンプルな14万円程度のA4ノートなんですが。
9月21日 火曜日
天花起き
1か月の手数料無料キャンペーンを使って口座を開設した証券会社を使って久しぶりに株を買ってみる。記事は書いているが、買い方や売り方はほとんどわからない。とりあえず、1万、2万円くらいで買える銘柄を探して、子ども買い。
競輪にはまってた学生の頃も、100円、200円の子ども買いばっかりだったし、なかなかばくち的要素があるものには向かないんでしょう。推理遊びとしては株や競輪ってとても楽しいですが。
田代まさし逮捕のニュース、新井で捕まったということでニュース見たら、カンロ飴の前のam/pmだったり。