8月10日 火曜日
天花起き
街はそろそろ夏休みの趣き。夏休みはいつ来るのだろうか。
今日もネタ出しの続き。暑さで気が滅入る。
「ダイヤモンドZAI」を読んで株のお勉強。記事を書くのと自分で株を買うのでは勉強に対する姿勢が違う。自分の場合、仕事でのお勉強のほうが身に入ってくる。
行きたいライブもいろいろあるが、自重。
8月9日 月曜日
天花起き
あまりの暑さか知らないがけだるい感じ。
構成のネタ出し。大事なのは見せ方。類書とどこが違うのか、何を見せたいのか。類書などを読んでも切り口は同じ。果たしてそれがいいのかどうかなどを考えながら。
DVDで『スパイダーマン』観る。
「2」を見る前の予習としてやっとレンタル。パート1なので、ヒーローに「なる前」までと「なってから」をきちんと描くことに重点が置かれている。最初は早く戦わないかなぁなんて思ってたが、人間くささが出ていたので意外と気持ちがついていけた。
悪役がオモチャっぽかったが、話自体はとてもよくできている。正体を明かせられない苦悩は「ウルトラマン」シリーズを思い出す。こういうカセって見ている人たちをもどかしくするんですよねぇ。終わり方の余韻もよくて、嫌が上にもパート2への期待がふくらむ。でも、劇場に行くかは思案中。ヒロインがあまり好みでないのがネックかも。
8月8日 日曜日
10時起き
気がつけば。
お昼、千駄木(谷中)の全生庵「圓朝まつり(円朝まつり)」へ。
三遊亭圓朝(えんちょう)は、江戸から明治時代にかけて活躍し、数々の人情噺を作り、古典落語のスタイルを確立した。圓朝祭は、その圓朝の命日にあたる8月11日、圓朝の墓がある東京・谷中の全生庵で行われる。3年前までは、落語一席の奉納や扇子お焚(た)き上げなど、落語家のための行事だったが、2年前から奉納落語と芸人自らが屋台を出したりして一般客に公開するセットスタイルに変更。一般客が落語家とじかに接することができる機会として多くの人が足を運ぶようになった。3回目の今年は、命日の11日に一番近い日曜日ということで、8日にスライド。今年も大盛況。
屋台では、故・林家彦六家に伝わる伝説の牛めし、柳家のカレーライス、三遊亭小田原丈のカクテルなどなどユニーク屋台が並ぶ。また、小朝さんが屋台の奥で休んでいたり、こぶ平さんが赤いアロハ着てぶらぶら歩いていたり、多くの噺家さんが記念撮影を頼まれたり。他ではあまり見られない和気あいあいとした雰囲気。
私は今年が2回目なので、圓朝師匠のお墓にお参りして、ブースをちょこっと見て帰る。小田原丈さんのカクテル飲んで、紫文(しもん)さんとこでTシャツ買って(流れで)、ホームページ委員会で缶バッチ買って、つくしさんとこでビール買って、それだけで30分くらい。汗びっしょり。落語好きの知り合いもほとんど見掛けましたね。お墓参りがメインだから、今年はそれでいい。
あまりの暑さで、境内や屋台の日があたるところは誰も居ず、日陰に人がたまって、人口密度がすごいことになってましたね。さすが落語だけあって着物(ゆかた)率も高く、夏らしいお祭りって感じでした。
帰ってたまった書き物などいろいろ。
8月7日 土曜日
天花起き
8月は忙しくなるかと思いきやそうでもなさそう。「8月に10ページばかりお願いするかもしれません」という連絡受けた場合、本決まりになれば忙しくなるけど、それが飛ぶと一気に仕事がなくなる。今回、そんなような依頼が2本あってどっちもぶらぶら状態。でも、いまだに連絡がないってことはたぶんないだろうし、あったとしても急ぎでなんてことになるし、まったく先の読めないわ。不安を抱えたまますでに1週間が終わり。
無印良品のカレーキット「グリーンカレー」がおいしいと聞いていたので作ってみる。
予想以上にいける。タイカレーなので、辛い。味にも好みがあると思うが、辛いのが好きで、タイ料理も平気そうなら絶対オススメ。キット自体は210円、作るのも簡単。レシピを見ながら30分くらいでできる。同じシリーズで「イエロー」「レッド」があるが、レッドの辛さはワンランク上らしい。
無印良品の「ココナッツプリンの素」(242円)。これもいけますね。
8月6日 金曜日
天花起き
朝から原稿執筆。
昼間に自宅で原稿を書いたり、仕事をしてる時は、AMラジオをBGMにしていることが多い。聞くのはLFの高田文夫とテリー伊藤さんの時間帯。どっちもお笑いからみ。
テリーさんのところで先週と今週やってたのが、気になる歌謡曲の舞台を探る「のってけ歌謡Gメン」。今年の始めころ、テリーさんが柏原芳恵の「ハローグッバイ」に出てくる紅茶のおいしい喫茶店はどこなのか? と口にしたのがきっかけで誕生。歌手や作詞家などに直接電話をしたりゲストに招いてその舞台を明らかにしてきた。ハローグッバイは南こうせつのお兄さんが大分で経営してた喫茶店の名前とか、アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」は「青森から函館に向かう青函連絡船の汽笛」とか。
今回も、「川の流れのように」はニューヨークのイーストリバーと秋元康が答えたり、アリスの「チャンピオン」のモデルはカシアス内藤で、沢木耕太郎のルポ「一瞬の夏」とセットだったとか(これは比較的有名?)とか結構おもしろいネタがぎっちり。
まあ、平日のAMラジオは、トラックの運ちゃんや料理やの仕込み、商店街のおじちゃん、おばちゃんくらいしか聞かないので、GLAYとかミスチルとか175Rとか出てこない。
まとめて本にしてくれればうれしいのだが、権利関係は難しそう。
夜は、大学時代のクラスメイト2人と久々に飲む。検索でたまたまひっかかったのがこのページで、それを読んでメールをくれた。正直、このHPは反応が来ることは少ないので(掲示板は嫌いなので置かないせいでもある)、こういうのはすごいうれしい。去年1人の結婚式で会ったのが久しぶりだったが大学出て10年以上たつ友人と近況報告できたりするのはなかなか。
友人は某メーカーの技術職。成果制が導入とかメール(社内連絡や外部との連絡)が仕事の5割を占めるようになっているとか、自分が知らない会社の話がたくさん。連絡手段は、自分が働いているころと大きく変わっているんだなあと。
飲んだところは勝手知ったる新宿歌舞伎町。といっても映画見たり、仕事行くときの立ちよりなどで昼間に行くことが多いので、夜は久々。街自体をだいぶ知っているので、夜でもまったく問題なし。知らない人は飲み屋の客引きの多さに驚くかもしれないけど、実際イメージするほど危なくない。
役にたったのがアルタ前でもらった「ホットペッパー」。リクルート発行のクーポンマガジン。入った店で、冊子ごと見せると、勝手に切り取ってくれるから、ぐるなびやヤフーグルメで探してって作業よりはるかに楽。新宿で普通の居酒屋なら、大抵が掲載されている。3人以上、3000円以上で1割引きとか結構お得なんですねぇ。6時頃からさかんに配っているので、飲み行く前にもらうといいことあるかも。180ページくらいある冊子をただ見てるだけでも時間つぶしになる。編集記事が数ぺージかあったがほとんどが読まれもせずに捨てられそう。そこだけはなんかわびしいものが。
8月5日 木曜日
天花起き
今日は執筆日ということで。
ZAIの取材テープ起こして原稿書く。
続いて三題噺の仕上げ。三題噺とは、まったく関係のない3つの言葉を使って噺(話)を作ること。落語では、お客さんから三つの題をもらって即興で落語を作って発表することを言う。出版社の入社試験では小学館が有名。2003年度の筆記試験では「春眠」「オークション」「賢者」を使って1200字以内(60分)で書けなんてのが出てる。
三題噺は、始めのうち途方にくれるが、書き慣れてくるとフリーのテーマより構成を考えるのが楽しいし、書くのもラク。基本は、まず2つの言葉を結びつけること。3つの言葉を2組にすると6個できるので、その中の1個を核にふくらませればいい。ベタな例だと、賢者→「ハリポタ賢者の石」と考えると、春のある日、オークションで落札したハリポタ賢者を読んだら夜から朝にかけて心地よい眠りにつくことができた。まさに春眠だったとか。
就職試験の場合は、「私と春眠」「私と賢者」「私とオークション」で作らないとポイントにならないので、強引にもっていけばいい。文章力より発想力やアピール力を見るものだから。発想は上記の例のような誰でも考えつく当たり前のストーリーでは印象に残らないので、「私と」を使ってインパクトのあるネタを考えないといけません。
エッセイでも作文でもコントでも報告書でも、3つのお題をからめて書くことに慣れてくると案外楽しいですよ〜。
8月4日 水曜日
天花起き
8時30分から急ぎで原稿書いてお出かけ。
帰宅後各所へ連絡。三線少し稽古してくわっち。
沖縄ブームどせいか、都内でも沖縄料理店がところどころにできているが、最近近所に新しい店がいくつかでき、どこも流行っている。家庭料理ぽいから毎日食べても飽きないのかも。
tさんを含め、くわっちに参加する人たちの沖縄愛はすごい。沖縄体験1回の私ではまったく追いつけない。
8月3日 火曜日
天花起き
16時 証券会社取材。
ここのところ市況の悪化で元気なし。証券会社も8月は、魔の8月というらしい。夏休みになって市況の材料がないから、そんなに動かない。投資家も夏休みだから、取引きもしない。そんな中、キャンペーンを使ってまた1個証券口座開設。1か月の手数料が無料になったので、やろうかどうか思案中。
エイベックスの騒動も面白い。外から見るとわかりやすいんだけど、あれだけの企業が人の気持ちや感情をコントロールできないってのもオモロ。感情が先行して株価のことなんてまったく考えてなかったのではと思ってしまう。大企業でも情報がネットに全部が筒抜けって。情報やネット世界に疎い会社経営者はますます生きにくくなるってことですか。
8月2日 月曜日
天花起き
11時 打ち合わせ 両国
時間を忘れるほど。こんな打ち合わせはライター生活で初めてかも。ホントに8月は仕事三昧か。
18時30 半蔵門・国立演芸場
第二回太神楽曲芸協会若手公演「ますます繁盛」
伝統芸能の伝承者を養成するため、国立劇場が研修生を募集して育成するプログラム。
お祓いをする獅子舞から派生した曲芸。「神事芸能」であった神楽が「舞台芸能」に変わり、曲芸は「寄席芸」として進化。研修生たちは3年間にわたって「舞」「曲芸」「話芸」「鳴り物」を研修する。
第三期までの研修生が身につけた技を披露する会。神楽の出演者7人のうち6人が20代。古くさいように見える神楽だが、実際には若手がすくすく育っている。一部はすでに寄席などで活躍。いずれもみっちり勉強しただけあって、技術的にもハイレベル。なにより新しいことに取り組もう、神楽の楽しさを、みんなに伝えようという気持ちが伝わってきて、応援したくなる。
国のお金で運営されている研修プログラム。自分たちの払っている税金がこういうとことろに使われ、きちんと新しい人が育っている。なかなかうれしいことである。
帰宅後、日記などの書き物。ためすぎたか。とにかく8月は忙しい。
8月1日 日曜日
8時15分起き。
ここのところ寝不足続きでさすがにダウン。二度寝。
ここのところ定例化している1日のコース。夏休み&日曜でお目当ては見られず。シネマライズがあんなに混むとは。
『ウォルター少年と、夏の休日』に変更。シックス・センスのハーレイ・ジョエル・オスメントと、ベテラン俳優のマイケル・ケイン、ロバート・デュバルが共演。老人2人暮らしの親類に預けられることになった少年の話。
老人の口からあきらかにされる彼らの若かりし頃の冒険譚。老人の話はスリル満点だが、どこまでが真実かわからない。確かめようとする主人公に老人が教えようとしたことは。物語の構造はティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』に近い。劇中で話されてる「物語」が核を占め、オチの展開も似通っている。
アメリカ人は「物語」に寄りかかるのが好きな人種なのか、現実社会が殺伐しているアメリカだから嘘話やファンタジーを求めているのかわからないが、現代から抜け出すためには格好の構成。話としてすがすがしく、見終わった後、主人公と一緒に観客も成長できるようになっている。少年から年輩客まで幅広い層が楽しめる作りもハリウッドぽい。ひとときを楽しむのには最適。
『69』
良くも悪くもクドカンテイスト。青年コミック誌の乗りみたいな。20代前後バカ受け、30代は半々、40代以上の大人にはまったくわけわからない(どころか拒否反応の)世界。コントだから仕方ないんですよね。あれはあれで。
帰宅後、原稿執筆。
異常に社会経験豊富な大学4年生になりきって書く。去年のだめ出しを参考に構成練ったので結構時間かかる。
少し余裕があった7月が終わり。8月は本格的な仕事月間になりそう。