7月10日 土曜日
9時起き
証券原稿執筆
慣れてるので早めに仕上がる。
冬ソナオンタイムで。本当に焼酎を飲んで酔っぱらって演技するいじめ役のシーン印象的。
7月9日 金曜日
天花起き
11時 西新宿 携帯サイト打ち合わせ。
以降、自宅作業。
お巡りさんが各家を巡回しているらしく、うちにも来た。いかにもって感じの年配の人で、これは田舎でも東京でも同じ。いまだに個別訪問しているところがうれしい。
で、お巡りさんが置いていったチラシに自転車の交通違反について書いてあったこと。
・信号無視 3月以下の懲役又は5万以下の罰金
・無灯火の違反 5万以下の罰金
・二人乗り 2万以下の罰金または科料
・酒酔い運転の違反 3年以下の懲役又は50万以下の罰金
驚いたのは自転車の酒酔い運転。これって結構やっている人多いと思うし、自分でも常習犯だったりする。でも、これを見ると結構処分が厳しいみたい。つかまる人はあまりいないと思うけど、捕まったら大変なことになるんだと。
さて、今日のニュースで「
運転中に携帯で罰金、自動車は6000円、原付は5000円」
という警察庁の道路交通法改正試案が発表されていた。11月か12月頃から施行れそう。ただ、ここで言われているのはクルマやバイクのみで、自転車運転中の携帯電話の利用については特に明言されていない。自転車に乗りながら携帯でしゃべっていて事故に遭う人も多いので、自転車にも適用される可能性は十分あるでしょう。
7月8日 木曜日
天花起き
しかしどうしてこう毎日暑いのか。
16時 日本橋・コスモ証券取材。
定例なので短時間で済む。
下北沢移動
19時 本田劇場
TEAM 発砲・B・ZIN『カケルエックスデラックス』の公演へ。
TEAM 発砲・B・ZINと書いて「ちーむはっぽうびじん」と読む。“大の大人が笑って泣けるヒーローもの”を上演し続けている劇団。漫画と戦隊ものと演劇の融合みたいな感じ。昔は駅前劇場あたりでやってたが最近は本田クラスをいっぱいにできるくらいに。今回は1998年に上演した『カケルエックス』を6年ぶりに全面リニューアル。観客は若い女の人が多めか。
ヒロインのもとに、考古学者の兄から古代遺跡のペンダントが送られてくる。そのペンダントには、男に触れると合体して、“超人カケルエックス”に変身る力が備わっている。それを狙う悪党がヒロインを襲う。そこに元カレ、今カレとの葛藤が加わってって感じの話。
女と男がかけあわさってヒーローが誕生するというコンセプトはウルトラマンエースの北斗と南。そこに発砲らしい笑いの要素が加わって、なかなか楽しい仕上がり。演劇チックなドロドロはないし、ストリーは定番だが、エンターテイメントの基本を抑えている。軽く笑えるので、漫画好きの人は結構楽しめそう。
ヒロインは今春公開されたアニメ映画『アップルシード』の主人公の声を担当した小林愛。小林のかわいさもウリの1つだが、やっぱ6年間で少し年をとった感じはする。役者はレベルが平均していてとてもいい。若い役者さんもきちんとしている。
東京公演(下北沢・本多劇場)は7月11日(日)まで。大阪公演は7月31日(土)〜8月1日(日)ワッハ上方・ワッハホールにて。このクラスで本田キャパなら当日券でも結構取れる。
今回のチケットはe+(イープラス)の得チケを初めて利用。クレジット会員なら全指定4000円が半額の2000円。手数料500円だから合計で1500円の得。演劇の場合、高い料金がネックであまり行けないのだが、2000円なら現実的。こんな仕組みがあると結構うれしい。
7月7日 水曜日
あまりの暑さで7時起き
選挙公報見る。NHKで早朝やっているのね。
東京選挙区の
「唯一神・又吉イエス」のテレビ演説はいつやるのは興味津々なのだが、なかなか出て来ない。
「唯一神又吉イエスに投票しない有権者は腹を切って死ぬべきある。のみならず、そういう者達を唯一神又吉イエスが地獄の火の中に投げ込むものである」という又吉氏。
沖縄が生んだ裏スター。今回は何票入るのか。
いつもの水曜日。
外を歩くだけで汗が噴き出す暑さ。
くわっち。Tさん初参加。沖縄愛が並と違う。
7月6日 火曜日
天花起き
原稿執筆。
「東京湾景」フジの月9。初回録画で見る。出会い系サイト推奨映像。原作小説に出てくるから仕方ないが、小説だとよくてもテレビだと生々しすぎ。恐らく、放送後に出会い系に登録した人が続出したに違いない。自分は出会い系否定派ではないというか、これからは出会い系が男女の結びつきに対して重要な役割を果たすと期待しているんですが、即出会える系のサイトは危険が多いのも確か。まあこっちのほうが偶然性が高いので、スリルを味わえるのですが、外れ(冷やかしとか詐欺目的)が多い。
最近は、会員登録すると無料で使えるポイントがもらえて、そのポイントがなくなった時点で料金が発生するってパターンが多い。お試しポイントだけで辞めればいいのですが、こういうのは解約が面倒なのでズルズルってパターンが多いので、
結婚情報のノッツェが運営している
「e-お見合い」なら、気に入った相手を検索して見合いメールの申込みまでが無料、相手からOKの返事をもらって、メール交際が始まった時点で料金が発生するシステム(1件3000円(男)、2000円(女))。身分照会もきちんとしているから信用できる部類に入るでしょう。
大手の
スイートボートは女性無料。男性は1か月3000円(3か月分一括前払いで6000円)ってところ。まあとにかくいろいろあるので注意が必要ってことで。
7月5日 月曜日
天花起き
今週は仕事ウィークということで、下調べスタート。自宅でうじうじ。
クーラーなしでは仕事ができないので自宅仕事が増えると電気代かさむ。毎年この時期は仕方ない。
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ソニーのウォークマンが7月1日に生誕25周年を迎えた。第一号ウォークマン「TPS-L2」は1979年の7月1日に産声をあげたのだ。
「小型のテープレコーダーにステレオ回路を入れてくれ」という井深大(当時副社長)の一声で開発が始まる。当時、ソニーが製造していた録音再生用のカセットレコーダー「プレスマン」のメカからスピーカーを取り去り、録音機能の代わりにステレオ再生機能を追加。商品化が79年3月に決まってたったの4カ月で発売までこぎつけることができた。世界初の製品が故障してはならないと製品の信頼性を重視することに力が注がれたという。初代ウォークマンにはヘッドホンのジャックが2つありカップルで楽しめるようになっていた。
ところが、発売から1カ月間はまったく売れなかった。新聞はほとんどが無視。用意した3万台に対して売れたのは3千台。そのため、同社の社員が山手線に乗り込んで1日中ぐるぐる回ったり、休日に新宿や銀座の歩行者天国へ繰り出してウォークマンを付けて歩く。道行く人にヘッドホンを差し出し、試聴をすすめたのだ。そんな中、有名タレントやアイドルが使う姿が雑誌のグラビアに登場し、若物を中心に火がつき、大ヒット。口コミだけで市場を広めていったのだった。
ウォークマンの名前は、基となったカセットレコーダーの「プレスマン」と当時流行っていた「スーパーマン」を元にソニーの若手スタッフが思いついた。日本での発売半年後、世界各国で売り出す際、和製英語ではまずいということになり、アメリカでは「サウンドアバウト」、イギリスでは「ストアウェイ」、スウェーデンでは「フリースタイル」と3つの異なる名称で売らることになる。ところが、日本に来た旅行者やスチュワーデスがおみやげに買っていくようになり「ウォークマン」の製品名は口コミで拡がっていた。会長の盛田も海外で尋ねられる機会が増え、世界的に「ウォークマン」の名前で行くことに決定。今では世界中でウォークマンの名前を知らない人はいないほど。
1987年に流れた「WM-501」のテレビCMは覚えている人も多いでしょう。耳にイヤホン、手にウォークマンを握り、目を閉じて音楽を聴いているサル。広告賞のタイトルを総なめにした。
1984年にはCDウォークマンの1号機、1992年にはMDウォークマンの1号機、1999年にはメモリースティックを使ったネットワークウォークマンを発売し、携帯音楽プレーヤーのトップを走り続けてきた。
テレビドラマでも始まった『世界の中心で、愛を叫ぶ』にはこのウォークマンが重要な役割を果たしている。舞台は1987年だからサルのCMが流れた頃と同じか。どの機種かはっきり見てないが、録音ができてオートリバースができる機種だったような気がする。
7月4日 日曜日
9時起き
16時両国・江戸東京博物館ホール 東京さえずり会
いつもは日本橋亭だが、今回は13時の部にざこば、南光、雀々3人会があるから、その後の空き時間を使ってとのことらしい。さすがにキャパ450人のホールを上方の若手が埋められるわけもないが、180くらい集まれば結構なもの。
鷺取り しん吉
おごろもち盗人 歌々志
七段目 よね吉
秘伝書 都んぼ
首提灯 出丸
中入り
世帯念仏 あさ吉
子はかすがい 団朝
大喜利
落語7席プラス大喜利という、聴く側にとっては体力勝負。
トリに登場した団朝さんがやったネタは「子はかすがい」。6月27日の「柳家一琴の会」で出てきた「子別れ」の「下」の部分。江戸の場合、飲んだくれの父親が母と子を追い出して1人で暮らしている設定で、改心した男親と母親の間を子どもが取り持つが、上方の場合は、母親1人だけを追い出し、父親と子どもが一緒に暮らしている。話の骨格は同じだが、大阪の場合は母親側の視点で進んでいく(主人公は女)。
子別れは元々江戸のネタで、大正時代あたりに上方に移植されたという。ただそのままやったのでは芸がないと考えた上方の落語家が、子どもは父親が預かる設定にした。物語の構造や演者のやりやすさを考えれば、江戸型で間違いないので、このあたりに大阪の意地みたいのがあったんでしょう。鶴瓶師匠の子別れも大阪版だった。とはいえ、大阪の落語家でも江戸バージョンでやる人も結構いるので、これが上方の決定版というわけでもない。
終演後、後輩3人とその10歳以上年下のお嫁さんと飲む。
来週からは仕事。
7月3日 土曜日
天花起き
ちょっと辛いので二度寝。
日記やHPの更新作業。
DVDで『
フォーン・ブース』
コントの設定でサスペンスを作ったアイデア作品。志村さんならこれだけあればいろんなコントを作るだろうなあと思う。
続けて『
マッチスティックメン』
神経症の詐欺師っていう設定だけで今までにないドラマになる。詐欺のシカケ云々よりきちんと親子の感情が描かれてて好感が持てる。14歳の娘役で出ているアリソン・ローマンって女優の実年齢に一番驚いた(メイキング)。
7月2日 金曜日
天花起き
暇ウィークを利用して健康診断へ。学校や企業は定期的に健診があるが、自由業の場合は自分で行くしかない。ここ数年はずっ〜と忙しくていけなかったので、今回が初めての健康診断かも。
この仕事を始めてから風邪を引くこともほとんどなくなった。締め切りは風邪でも何でもやってくるので、会社務めの時のように、電話でちょっと休みますとも言えない。だからかしらないが、身体のほうも自然にそうなっているのかもしれない。
その代わり、正月休みになると必ずといっていいほど風邪を引く。うまくできているものだ。
DVDで
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
東ドイツでロックスターを夢見る少年が、性転換手術を決意するものの、手術のミスで股間には“怒りの1インチ(アングリー・インチ)”が残ってしまう。アメリカに渡ってロック・バンドを結成。ヘドウィグの魂の叫びがパンクやグラムロックに乗って表現される。
ヘドウィグのビジュアルは普通の人には受け入れられにくいが、その唄には愛や憎しみの感情が込められていて、素直に感動できる。客を選ぶ映画だけど、中身はすごく真っ当。結構、叩きのめされる。小一朗さんの浪曲などにヘドウィッグみたいな精神が注入されていれば面白いんだけどなあ。
続けて『サンセット大通り』
メイキングが面白い。裏事情を知ってみると全然違う見方ができる。
7月1日 木曜日
天花起き
1日なので観たかった映画を2本。なんか今週仕事してないのバレバレ。
『
ロスト・イン・トランスレーション』
新宿武蔵野館にて
コッポラ監督が好きな東京と、自分が好きな東京がどんぴしゃだった。日記には何度か書いているが、自分のお出かけエリアのほとんどが、新宿と渋谷で、好きな景色も映画に出てくるところとほぼ一緒。無駄にいろいろな景色を知っているばっかりにイメージが沸きやす過ぎ。
パーク・ハイアット東京から見下ろす新宿の風景、靖国通りからみる歌舞伎町(ドンキホーテあたり)の夜景とか、ラストシーンに出てきた新宿西口電気街から少し歩いた先とか、渋谷のハチ公前、三千里薬局、カラオケ館などなど。
スケッチとして切り取る風景がもろ入り込んでくる。万が一の可能性で自分が東京をスケッチするとしたら、似たようなところに目が行きそう。たぶん、自分が地方出身だから、外国から旅行に来ている感覚に近いのかもしれない。
これが、六本木やお台場、銀座あたりだったら、違和感感じているだろうし、この映画のセンスが失われるような気がする。同じ東京に住んでいる人でも、生活エリアが東側の人なら別のことを感じるだろうし、地方の人たちはまた違うことを感じるに違いない。
映画本編は言われていることと同じ。たんたんとした感じはわりと好き。ただ、脚本賞取ったというがその理由が自分にはわからなかった。セリフが飛び抜けていいわけでもないし、スケッチ風の映画だから、ドラマチックというわけでもない。ただ、若い女(スカーレット・ヨハンソン)を人妻に設定したってのはうまい。
日経エンタのシネマ坊主(松本人志)で「CM撮影のため来日したハリウッドスターの目を通して、日本の変なところを描いた映画」って書いてあったので、そうなんだ〜と思ってみたら、そうでもなかった。確かに日本をバカにしたようなシーンは随所に観られるけど、取り立てて面白いとかふざけてるとか思わない。ダンディ坂野さんのギャグ程度かなくらい。ゲーセン、街頭での選挙カーなんかもよく見てるし、LとRの発音がでたらめってのもお約束。それより、「ミニスカポリス」やマシュー南が出る「Matthew's
Best Hit TV」とか日本の定番深夜番組にも詳しいし、これを取り上げるってのもいいのではないかと。
ところで、パーク・ハイアット東京の宿泊料ですが、一番安いゲストルームで1泊5万4600円。パークルームで6万から10万ですよ!!ビル・マレーが泊まれるのはわかるけど、あまりさえないカメラマンの夫と大学卒業したばかりの女性の夫婦が泊まれるなんてうらやまし過ぎ。
−−−−−−−−−
『ビッグ・フィッシュ』、期待に違わぬ感動ドラマ。空想の物語を使うことで、悪い人間が登場しないドラマに作り上げている(強いていえば恋のライバルくらい)。ホラ話と現実の話がごちゃまぜになるところ、非常に落語的。ファンタジーを完璧に映像化できる監督の手腕には惚れ惚れする。
今月は見る順番としてバッチリ。
自分が一部を書いた株のムック本が店頭に並んでた。完成品を見たのは今日が初めて。部分を手伝うだけの場合、どんな本になるのかまったくわからない。そうしたら、生島ヒロシプロデュースって書いてあった。初めて知った