6月10日 木曜日
天花起き
昨日のテープ起こしから原稿まで一気に終わらせる。効率がいい仕事と悪い仕事がある。慣れた仕事なら短期間。
この仕事って、効率のいいと悪いがはっきりしている。時給にするとスゴク安い仕事と普通にいい仕事のどちらかだが、ほとんどがすごく悪い仕事だらけ。クオリティはどちらも変わらないんだけど。
一日籠もり放し。
『離婚弁護士』の天海が相変わらずいい。
6月9日 水曜日
天花起き
途中抜けで月例になりつつ証券会社へ。
なんだか最近の株式好調で、金融業界は不景気を脱しつつあるみたい。ホントなのか?
稽古後、くわっちへ。かなり久しぶりだったので、ちょいダメ。
新曲をあと3カ月で。
そのまま飲み続け。
仕事がら、「パソコンって難しい?」とか「どのパソコンを買えばいい?」といった質問をよく受ける。
その時は、クルマと同じと答えるようにしている。
クルマは、農家のおばちゃんでも小さな子どもでもお年寄りでも運転できるが、最初は難しい。若葉マークは路上に出ると露骨にバカにされる。慣れれば慣れるほど、手軽に扱えるが、運転も乱暴になる。全国で毎日のように交通事故が起きて人が死ぬ。免許の更新では、事故写真をこれでもかと見せつけられる。
パソコンもクルマと同じで、誰でも扱えるものだが、操作を覚えるまでは時間がかかる。慣れれば道具として意識することなく使えるが扱いが乱暴にもなる。運転がうまい人もいれば、下手な人もいる。クルマに乗らない人も大勢いる。
クルマを買う場合も同じだ。使う人によって、選ぶ機種が異なる。通勤用、レジャー用、作業用など目的によって最適な機種がある。コストパフォーマンスの高い大衆車は常に人気ランキングの上位に顔を出す。パソコンもクルマと、まったく同じことが当てはまり、その人にあった機種を選ぶしかない。木村拓哉のCMで言えば、顔が大きく写るAVパソコンと、哀川翔が出てきて指紋を認識する小さいパソコンでは用途が違う。一番の売れ筋は大衆向け製品であることも確か。
メーカーによる性格も微妙に似ていて
NECと富士通はトヨタと日産。よくも悪くも大衆的で、機種の数も多い。
ソニーは本田。とがったモデルが多く、メーカーの熱狂的なファンもいる。
東芝はマツダあたりでシャープは三菱。
ソーテックはいすゞかスズキ。安くて小回りの利く機種が多い。
外車はマック、IBM、デル。
この分類はかなりイイ線を行っている。
カスタマイズに凝ったり、デザインに凝る人、ただ乗れればよくて、洗車(掃除)もしない人もいる。
最近は、販売ルートもクルマに近くなった。古くなったら下取りが当たり前になり、新品か中古も自由に買える。新製品が出るたびに乗り換える人も多い。
クルマは運転知識と技術を習得し、国家試験をクリアした後でないと公道に出られないがパソコンは違う。インターネットを介すれば、誰でも路上に出られる。大人も子どもも、できたばかりの道をうろついている。信号ができたり、法規ができたりするまで道路上での混乱は続くだろうが、それもできそうにない。そうなると、路上に出る前、あるいは路上に出てから自分で学んでいくしかない。
架空請求、個人情報の漏えいなどさまざまなネットトラブルなどが起きているが、それもクルマの事故と大差ない。
個人がネット上に出ていく場合、ある程度の知識を身につけ、トラブルに巻き込まれない、トラブルを起こさないように自己防衛するしか手だてはない。判断力が鈍く、感情的になりやすい子ども(大人も含めて)が運転する場合は特に。
6月8日 火曜日
天花起き
週刊アスキー別冊『300万人のブログ大全』(サトエリ表紙、6月3日売り)を買う。PC雑誌を自腹で買うことはほとんどないが、これはおもしろそうだったから。
ブログって、はてなダイヤリーが利用者トップだったんでですね。2位のココログ(ニフティ)をぶっちぎって250万人。
記事は
●いろんな有名人、ビジネス、爆笑、スポーツなどに分けたブログ紹介
●4大ブログ徹底比較(ココログ、ライブドア、ブログ人、ウェブリブログ)とはてなダイヤリーの徹底解剖
●トラックバックされるA様×されないB様
なんてのがあったり、フォトログ、戦争ブログの紹介、アフェリエイト、RSS、ソーシャルネットワークまでブログに関することはほとんど網羅している。
記事の作りはHPの紹介でもあり日記サイトの使い方なんですが、ブログだけで丸々1冊のネタを持たせたってところがエライですね。
読んでてダントツに面白かったのは社長ブログのインタビュー記事。
ライブドアの堀江さん、ニフティと古河さん、エキサイトの山村さん、マネックスの松本さんと、4大ブログ社長をカバー。それぞれのスタンスの違いをきっちり見せている。
ライブドアの堀江さんは「ブログを書く時間は5分くらい。締め切り決めずに空いているときに書く」。マネックスの松本さんは「ネタ探しに苦労しているらしく、夕方5時30分から6時まで、七転八倒して書く。海外から手書きの原稿をFAXで送った」とある(松本氏の場合はメールマガジンを発行しており、原稿のアップは社員が行うらしい)。
働いている社員の声まで載ってて「あんなに働いてて、いつトータルワークアウトにっているの?」(ライブドア)とか「取引き先で社長はいいもの食べてるね〜と言われた」(エキサイト)とか。
6月7日 月曜日
天花起き
原稿仕上げ。資料買いに中野まで。
締め切りより1日早い納品。送られたほうも手付けられないだろうけど。
録画しっぱなしだった「トップランナー」石田衣良編。
概ね活字媒体で書かれていること。
「今は、書けば書くほどうまくなる時。作家にとってそれが来るのは一生に一回あるかないか。仕事する時は今しかない」と自分のことをよく分かって仕事に没頭する姿はすがすがしい。気取った格好は都会っこらしい(田舎の人からみたらイヤなやつに見える)。
『爆笑問題のススメ』は作家の森達也。
オウムを追跡したドキュメント「A」を撮ったり、最近では「下山事件」についてドキュメントを書いた人。
「自分にはメッセージはない悩んだり後ろめたかったり葛藤している姿を見せる。葛藤することで何も産まないこと。ものごとを簡単に決めないこと。うじうじ思い悩むといろんな面が出てくる」という。
「白か黒か、善か悪かと結論を出すのではなく、あいまいなものに葛藤を続ける。言い切りたくない。言い切った瞬間に何かが止まってしまう」マイケルムーアは、善と悪を決めつけてメッセージを発しているという。結局、撮る人と被写体との距離と角度、関係性がどう紡がれているかに帰結するという。
何でも結論を出して、悪役を決めて糾弾する今の社会。曖昧、優柔不断でじくじく考えることは決して悪いことではない。
NTTドコモのケータイマナーキャンペーン。
テリーさん。
電車の中でケータイでしゃべったり、着信音を鳴らしている人に対して
−−−−−−−−−−−−−−
ケータイマナーの悪い人って、なんていうか、自分にしか興味がないんだろうね。
ボクの場合、人生の判断基準って「カッコイイかどうか」「おもしろいかどうか」の2つだから。(笑)
さりげなく人に気遣いできる人とか見ると、「あっ、この人カッコイイな」って思う。
−−−−−−−−−−
判断基準を「カッコイイ」に置く発想は素晴らしい。粋とは、さりげなく気を遣える人のことをいう。
「ケータイかけたら怒られるから」、「ケータイかけたらみっともないから」
マナーに気を付けるのではなく
「ケータイを使わない人がカッコイイから」。
席を譲る、電車の中でモノを食べないなども「カッコイイかどうか」で判断するってのも悪くない。
6月6日 日曜日
8時起き
今日も一日こもって原稿執筆。
難しいネタだからネットも含めてあちこち調べまくり。構成も全部自分だから楽な面はあるのだが、文字数も自分で決めないといけないのが辛いというか楽というか。
自由に決められると、どんどん文章が長くなってしまう。難しいことを説明する場合、長いほど読みにくい(読む気が失せる)ので、簡潔に書いたほうがいのだが。
最近の日記、行動記録的になってきたなぁ。毎日書かないといけないと思うのだが、つい後回しにしてまとめ書きになってしまう。
6月5日 土曜日
天花起き
テープ起こし3本分。自前取材なので大して時間かからず。面倒なのは構成作り。
3人分仕上げるのでやっと。
というかスタートダッシュが遅いからか。
オンバトのみチェック。ここでもヒロシ。
ピンが受かりにくいこの番組で受かるってことは結構受け入れられているってことか。たまったビデオ(オレンジ、愛し。ホームなど)を見る。
6月4日 金曜日
天花起き
15時30分 横浜・港南台 取材
港南台って、結構時間かかる。
今日も一般の人。昨日と今日、どちらも日記ユーザーの方。ネット経由で取材申し込んだ。
ネットでの取材者探しはかなり×2リスキー。よく言われることだが、ネットと現実では人格が違う。数年前、HPで見た一般の方に取材をお願いしたら、イメージとまったく違って痛い目にあったことがある。だから、ネットでの取材者探しはやめたほうがいいと思っている。
今回は時間がなかったこと、取材したいピッタリのテーマがネットの中にあったこともあり、念入りにリサーチして取材を依頼。ブログや日記ならその人となりが漠然と想像できるので安心できる。
おかげで、両日ともいい方に恵まれたみたい。ネット社会の成熟ぶりを実感したわけだ。
でも港南台は時間がかかり過ぎ。
帰ってラフ書きなどしこしこと。
6月3日 木曜日
天花起き
株関連の調査。調べるほどわけわからなくなる。
13時30分 新宿 同業者のNさん取材。
同業者と話す機会は少ない。仕事相手は編集部や編集者なので、横のつながりは必要ないからだ。だから、同じ雑誌で書いていても他のライターのことはまったく知らないことがほとんどだ。
今回書く記事の内容は、Nさんが専門で、その道に詳しい。だから取材は簡単で、こんなコンセプトでこんな記事を書きたいというだけで的確にしゃべってくれて、それで終わった。非常に助かる。
最後は「仕事忙しいね〜」って感じ。最近書いたばかりの雑誌の売上げ協力で本屋に行ったりしてた。
取材資料忘れていったん帰宅。
録画しっぱなしだった「Stand UP!!」まとめて見る。
「エッチしたい!オトナになりたい!」
4人の童貞クンたちの、ひと夏の純情・人情・ドタバタ・エロティック・青春ストーリー!!
(TBSより)
これ聞くと気持ちが失せるのだが、実際見てしまうとそれが面白い。最初から最後までバカで終わる。嵐の二宮和也、ニュースの山下智久もいいが、成宮寛貴、塚本高史が存在感あり。成宮のキャラ見たら他も使いたくなるのわかるわ。
20時 駒沢学園前 取材
久々の一般人の方。ネット経由のでかなり緊張したがいい人で安心。
6月2日 水曜日
天花起き
いつもの水曜日。
帰宅後、書店寄り。
株式関連の調査、お勉強。
分割銘柄って何とか。資料少なすぎ。

↑サンプラザは1日からモー娘。のミュージカル。連日。6月中旬までメロン、安部と続くらしい。
6月1日 火曜日
天花起き
1日で1000円なので映画2本。
『下妻物語』
渋谷シネクイント
嶽本野ばら原作、深田恭子主演、茨城県の下妻(田舎町)が舞台。ロリータファッションを愛する深田恭子と地元のレディース・土屋アンナの友情物語。監督は、豊川悦司と山崎努が温泉で卓球対決をする「サッポロ黒ラベル」の演出をした中島哲也。
マンガみたいで、はちゃめちゃで、めちゃオモロ。映画館に足を運ぶまで、と、映画が始まって30分くらいかけて、その世界に入り込むまで、この2つのハードルを越えてしまうと、あとは快感に変わっていくのみ。中盤から後半にかけてダレ場らしいところがほとんどなく、息つく間もなくラストまで突っ走る。その中で、深田恭子演じる主人公の変化も描いているし、クライマックスもある。元気になる映画だ。
中でも、下妻のレディース暴走族を演じる土屋アンナが主役を上回る存在感を見せつけている。とにかく、このヤンキースタイルが、素ではないかというくらいのはまり役。顔もキリリとしているし、スタイルもいいし、多少潰れているが大きな声も魅力。歌もうまい。
ファッション雑誌ではカリスマ的な人気を誇ったモデル出身のタレントだが、テレビの露出は少ない。映画出演は今回が初めて。去年出ていたNHKのイタリア語講座では、番組中に講師にガンを飛ばしたり、やる気のなさが見えたりで、歴代生徒の中でも飛び抜けてファンキーなキャラだった。見ていて多くの人がドキドキハラハラしたものだ。
下妻物語では、その魅力がいかんなく発揮されている。世間では無名だが、いきのいい新人を思い切ったキャスティングを見られるのが映画の魅力。あまり出ていないから、映画の役柄をそのまま受け入れられる。
笑いはかなりベタだし、センスとしては自分と合わない部分もある。また、監督がCM演出家というか映像オタクっぽいので、画面をかなりいじり過ぎているきらいもあるが、そこも慣れてしまえばOK。画面の色つかいはとてもキレイ。
深田恭子のロリータファッションも見どころのひとつ。深田恭子の体型をうまく隠すと同時に、キャラにもはまっている。代官山にある「BABY,THE
STARS SHINE BRIGHT」が協力。マニアには荒川良々。最後には私の好きなTommy
heavenly6(というかブリグリの川瀬)が歌う主題歌が流れるし、言うことありません。東京都内で上映館が少ないのが残念。
そのままの流れで渋谷東急
『キューティハニー』
出来は決して悪くないが、下妻の後に見なければもっと楽しめたかもとか、予告編で期待し過ぎたかなぁと思いながら。
佐藤江梨子は、昔、テレ東深夜でやってたローカル番組(メインのホスト役)で見て以来、気に入っているが、今回もそのキャラは十分発揮されている。サトエリをよく知らない人は、印象が変わるでしょう。
主役の頑張りは多少痛々しくもあるし、お金のかけどころは違うのではと思いたくなるところもある気がするが、好みの問題か。
ドコモFOMA新ラインナップ記者発表会へ
900iシリーズに
F900iT、N900iS、P900iVの3機種が追加になる。発売時期、価格は未定。
自分が買いたいから見にいったようなもの。2001年のN2002以来、FOMAを使い続けているが、当時はかなりの劣等生で、電池は持たない(あまりに持たないので、予備の電池パックが1個ついてきた)、通話エリアは狭い(電波が入らない)などまったく使えないケータイだった。もともとマイナー好きなので、このダメっぷりが気に入っていたのだが、900iでやっと使えるレベルに到達。N2051からの乗り換え用に次のモデルを待っていたが、個人的にはどれもイマイチな印象。
ブルートゥース(無線)でハンズフリーができて、タッチパネル付きのF900iTはとんでもない方向に行っちゃった。期待していP900iVも、2メガのカメラを積みながら、オートフォーカスが付かなかったりで、ちょっと不満。
買い替えるべきか、次を待つか、悩みどころ。