5月10日 月曜日
天花起き

Winny開発者逮捕てことでちょっとした騒ぎ
Winnyのようなファイル交換ソフトをP2P(ピア・ツー・ピア)ソフトといい、”ピア”とは”対等”という意味。2台のパソコンをケーブルで直接つないでデータをやり取りしても「P2P」。Winnyはこれをネット上で大勢でやるわけですね。

Winnyの原理は、録画したビデオテープを友だち同士で貸し借りするようなもの。テープなら私的利用の範囲でやればOKだが、これをネットでやり取りすると、送ったほうが著作権に違反する(個人的な利用でもダメなんですが、ばれることはない)。もし、これを2人きりでやれば、誰が送ったかすぐばれてしまうが、途中に友だちをはさんでリレー方式で渡せば、誰から送られてきたのかわかりにくくなる。

例えば
A→Xでなく
A→B→C→D→E・・・→Xのようにリレーで渡していくと、最後にはAの存在がぼやけてしまうわけだ。
それがWinnyの匿名性と言われているところ。しかも間に入っているB、C、D、E・・・の元にも同じビデオが複製されていくわけで、元々Aが持ってたビデオがDやEの友だちにも勝手にコピーされていく。ファイルを送ったのはAだけで、BやCやDは知らないうちに「一時的」に間に入れられただけというのがWinny側の理屈。

かなり乱暴な説明ですが、猿でもわかるようにWinnyを説明するとこんな感じ(かなりいいかげんなので詳しく知りたい人はきちんと調査を)。

ちなみに、音楽CDから取り込んだMP3ファイルや録画したテレビ番組のファイルなどをホームページなど誰でもアクセスできるサーバー(場所)にアップロードすると著作権の「送信可能化権」を侵害する。逆に考えると、「ダウンロード自体は違法でない」とするのが法律的には自然の流れなので、Winnyを使ってダウンロードしてもおとがめを受ける危険は少ないってことなんですね(実際に逮捕されている人もいるからやっていいわけではないんですが)。

ビデオで『みんなのいえ』(2001年、三谷幸喜)見る。『ラヂオの時間』は超えられなかったが、ホームコメディをここまで持っていく力量はさすが。

5月9日 日曜日
9時起き

コスモ証券のテープ起こし。今回は長めのインタビュー。手探り状態の取材で、何を書くのかも全然決まってない取材だったので、仕方ない。テープ起こしの後も構成を練るのに時間かかる。やっとこ原稿書き上げ。

最近、auのケータイに迷惑メールがひんぱんに届くようになってきた。ドコモのiモードと違い、auには迷惑メールがあまり届かなかったが、ここに来て頻度が増した。昼間ならいいけど、朝の4時、5時に来るから始末が悪い。

ケータイのシェアは、ドコモ58%、au20%、v-phone17%くらいだから、業者としてはドコモに集中的に送ったほうがいいのだが、最近はauの純増数が一気に伸びているからauにも目を付けたってところか。

シェアを伸ばすってことは、とばっちりも来るってことなわけで。

99年のiモードができたころは、いいメールアドレスを取るために脅迫まがいの事件が起きていた。taro@docomo.ne.jpとhanako@@docomo.ne.jpのようなアドレスは1人しかとれないので、「このアドレスを譲らないと迷惑メールを送りつけるぞ」みたいな脅迫メールを送りつけて、無理矢理空けさせるトラブルもあった。定番だが、オークションでメルアドを売買する人もいた。

ところが、迷惑メールが増加してため、簡単なアドレスほど迷惑メールの標的になり、わかりやすいアドレスを設定する人はいなくなった。当然、上記のようなトラブルも消滅。迷惑メール対策に追われるようになった。

大体、10文字以上使い、途中に「.」「_」なんかを使えば、迷惑メールをシャットアウトできる。とはいえ、メールアドレスを手で打ち込むとなると結構大変。出先からデータを持ち帰る場合、ほとんどをケータイメールに転送するので短いアドレスでないと大変で仕方ない。

一応、ドメイン指定拒否(メールフィルター)を使って、Yahoo.co.jpなんかの発信元はカットしたが、そればっかりでないから完全シャットアウトはなかなか難しい。

5月8日 土曜日
天花起き。いつまでもこのつまらなさはたぶんずっと続くンだろう。辛い。
二度寝

『脚本(シナリオ)通りにはいかない!』(君塚 良一)読了。「踊る大捜査線」のライターが自分が見てきた映画を脚本から読み解く本。

撮り方や演出に目がいく中、あえて脚本家(監督)の狙いに絞って書いた秀作。批判的な視線でなく、あくまでホン書きの気持ちになって書いてある点に好感が持てる。さすがに萩本さんところ方だから、きちんと笑いをわかっている。フリとオチとか。1本のネタに対するコメントが短めだけどきちんと要点を押さえているのでひっかかりもあるし。


5月7日 金曜日
天花起き

日記書いたり原稿書いたり。だったと思う。


5月6日 木曜日
天花起き
はなまるマーケットのおめざ特集が面白くて今週は9時まで見てしまった。

16時
証券会社取材。帰りがけ、日本橋丸善に立ちより。
場所がら金融関係の本がやたらというか異常に充実している。
お金、お金、お金、営業、マーケットだらけでイヤになるが、ここにくれば何でも手に入りそうだ。

5月5日 水曜日
天花起き

ビデオで『12人の優しい日本人』(1991年)を見る。
要は見る順番ってことかなあ。『12人の怒れる〜』のパロディだから、元より複雑で面白くできている。もちろん、元を知らなくても十分楽しめる、というか、元より面白く感じるのも当たり前か。
三谷幸喜さんの群像劇作りは、こういうことの積み重ねから培われてきたんだなあ。テレビでやってた『HR』や大河の『新選組!』が1人1人のキャラをよく描けているってのは納得できる。

同じくビデオで『パコダテ人』(2002年、宮崎あおい主演)見る。
ある日、突然しっぽが生えた女子高生が主人公。北海道の函館が舞台で、ローカル色むんむん。何も考えず気楽に見るのに最適。ばかばかしさ加減も。宮崎あおいもいいが、北海道ローカルの大泉洋もいい味出してます。

5月4日 火曜日
天花起き

久々にパソコン開いてメール確認すると、それだけでウイルスメールが4日間で16件。会社勤めの人は、ゴールデンウィーク明けが大変そう。そのまま開いてウイルス感染なんてトラブルが多く起きそう。それでまたこっちにもウイルスが回ってくる。

浅草・木馬亭定席へ
さすがにGW中だけあって観光客でたくさん。体調がよかったので、講談以外はちゃんと聞けた。
浅草演芸ホールは多くの客で賑わっているが、木馬は40〜50人ってところ。平日よりは入っている感じ。
玉川美穂子さんの浪曲を聴く。高音域がやや不安定だが、さほど気にならず。迫力みたいに迫ってくるものはまだまだで、芸の届く距離は数メートル程度だが、啖呵、節のバランスのよさで心地よく聞ける。話は、伊達藩の支藩の子分が借金の無心を間違えて徳川藩の×にしてしまったばかりに始まった騒動。忠臣蔵の外伝とかいってたような気が。

小一朗
『安兵衛道場破り』
神田紫
『春日局』
富士琴路
『記念のたばこ』
五月一朗
『大野道犬若き日の物語 禁酒百石』
東家浦太郎
『野狐三次』

5月3日 月曜日
9時起き

妹夫婦はおいを置いてゴルフ。
おいはゲームボーイアドバンスを死ぬほどできると喜んでいる。

田舎のデメリットは外に出かけるのが面倒なところ。車がないと、どこかに遊びに出かけるのも不便。自転車もないので、ぶらりと歩いて散歩。

歩いてわかったことは、田舎ほど貧富の差というか生活レベルの差が大きいということ。田んぼや畑がほとんどで、アパートはほとんどなく、一軒家が多い。同じ一軒家でも農家、一族で工場を経営している家、サラリーマンで全然違うし、核家族と二世代、三世代同居ではっきり家のサイズに違いが出る。同じサラリーマンでも中規模企業の会社と零細工場勤務で差が出る。都内よりその差が大きい感じ。昔から変わってないところもあれば近代化されている部分もあったりして、それはそれですごいことになってる感じ。

夕方発の高速バスで帰る予定も、渋滞情報を聞いて新幹線に変更。満席だが、ラッシュほどでもなく、大宮で座れたので結局立ってたのは1時間。
やはり新幹線は便利。

東京に着くとホッとする。
東京駅に戻ったらスイカで買い物ができるようになったことをやたらとアピールしていた。

そう、4月2日からJR東日本の駅構内のレストランやコンビニなど(一部)でスイカを使って買い物ができるようになったのだ。

スイカとは、非接触で改札を通り抜けられるイオカードのこと。財布や定期入れに入れたままでも改札を通れる。ほうぼう出歩くフリーランスには欠かせない。

カードは一度買うだけでOKで、カードの残高が不足したら、切符の券売機でお金をチャージすればよい。これが駅のコンビニなどで使えるわけだからかなり便利だ。

4月27日のところでも書いたがスイカはソニーが開発した「フェリカ」という仕組みを採用している。同様の仕組みを使ったカードがEdyカード。これは現在、am/pmのを始め、一部の書店やレストラン、ガソリンスタンドなどで使える。自分もam/pmで買い物をする時はよく使っている。

スイカやEdyを一度使えばその便利さに驚く。スイカとEdyが同じ店で使えるようになればもっと便利になるのだが、それはどうなるのかわからない。

なお、使えるのはショッピングOKのロゴがついてるスイカ(2003年8月以降発売)のみで、券売機やみどりの窓口で無料交換できる。

5月2日 日曜日
9時起き

帰省時は1年の中でパソコンから離れられる唯一の期間なので、とにかくひたすら休む。
昼からBBQで飲んだり、ナイター観たりで過ごす。

東京とほぼ同じような気候。はえの多さに閉口。昼から飲んでいるせいですぐ眠くなる。

5月1日 土曜日

5時起き

今日から帰省
さすがにこの年になると、自分がというより、帰ることが親孝行という感じ。都内にいるほうが何かとやることがあるのだが、これはこれで。ということで、妹夫婦の車にのって連れてってもらう。

彼らはサラリーマン家庭なので、いわゆる普通に休み。子どもが小学校1年だから、せっせと帰省するのもあと5、6年ってとこか。
渋滞を避けるために、車で出発。南行徳に7時集合で。

久々のドライブ、富士山麓経由、清里・八ヶ岳。
八ヶ岳のアウトレットへ。山麓の観光地は、アウトレットモールみたいなのが流行のようで、ブランドのアンテナショップがほうぼうで店を出しているらしい。若い夫婦がよってたかって集まっている。大自然の中で先端のファッションをまとめて観られて、買い物もできて、非日常が味わえると考えると近代の娯楽としてはよくできているのではないか。軽井沢、御殿場、南大沢、横浜etcいろんなアウトレットが大人気らしい。普段、渋谷や原宿、新宿、中野などの街をぶらつく機会が多い自分にとっては、街自体がファッションモールみたいなもんなので、あまり新鮮味は感じないし、田舎も昔からだしって感じで共感はしにくいが、新しい観光やマーケットと考えるとかなり面白い。

グルメ好きで観光好きでドライブ慣れした妹夫婦の案内で
行列ができるカレー屋
ヴィラ・アフガン
ソフトクリームが名物の
清泉寮
寄りで帰宅。

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