4月20日 火曜日
天花起き
11時 新宿ケータイチェック
ケータイでFMラジオが聴けるってのは結構すごいかも。メモリーに転送して聞くよりは使い道がある。とにかく面倒な作業がいらないのがいい。
即帰宅で即原稿書いて送信。
4月24日にソニーから電子書籍端末「リブリエ」が登場する。B6版サイズの端末で本が読めるというものだ。
携帯端末で本を読むという試みはだいぶ前から行われている。1999年にはシャープがザウルス用の電子書籍配信サービスを開始している。ボイジャーは、WindowsCE(いわゆるハンドヘルドPC向けの閲覧ソフトを2001年に出しているし、ソニーのクリエ用の閲覧ソフトもある。それらは、なかなかメジャー化しなかった。小さな画面で小説を読む習慣がない、端末自体の液晶が見えにくいなど原因があった。
「リブリエ」のディスプレイは、液晶でなく「E
LINK方式の電子ペーパー」を使っている。従来の液晶と違って視野角が広く、印刷物に近い感覚で読めるという。用はハイコントラスト(白地
)の部分が紙に近いってことなんでしょうか。
本に相当するコンテンツはソニーと新潮社と講談社で作った「パブリッシングリンク」の
timebook townが担当。1冊315円でダウンロードできるほか、エンタテインメント、文芸など7つに分かれているジャンルの会員になれば月1050円で5冊までダウンロード可能(1冊あたりの単価は200円程度か)。小説の充実度は満点で、日本の主要作家は大体揃いそう。買ったコンテンツは60日間で利用できなくなるので、本のように手元に残るわけではない。
実は、ここでもまたソニーと松下の戦いがある。松下はソニーに先駆けて「ΣBook(シグマブック)」と呼ぶ端末を2月に出している。こちらは見開き(画面が2つ)と本に近い。コンテンツは松下が自前で運営する「
ΣBook」と京セラやソフトバンクパブリッシングなどが運営する「
10daysbook」が担当。ΣBookは新刊を幅広く扱っている(点数は少ない)が、価格は数百円から1000円程度で、点数も少ない。10daysbookはマンガがかなり充実している。手塚治虫、永井豪、石ノ森章太郎、ジョージ秋山など大物をはじめとする200人近くのマンガ家の旧作が読めるのだから、マンガファンにはたまらないだろう。こちらは1巻315円程度。いずれもダウンロードしたらそのまま保存できるし、パソコンでも読める。
火曜にやってるフジテレビ「
ワンダフルライフ」(ワガママで傲慢で子ども嫌いの元プロ野球選手(反町隆史)が、少年野球の監督をすることで再生するってドラマ)の台本を「ΣBook」向けに配信するという。放送日の翌週配信で1話367円。微妙に高いが、本にしてもなかなか売れない台本だけに、読みたい人には朗報かも。
小さな画面のネックは、ケータイ小説がそこそこ認知されて、拒否反応は少なくなった。残りはハードウエアの問題だが、今までの失敗をクリアできるのか、これからがちょっと楽しみ。日本人にはケータイ小説のほうが脈はありそうな気もするが、電気屋さんやコンテンツ屋さん、ケータイ屋さんみんなで盛り上げて行きましょうってことでしょうか。
4月19日 月曜日
天花起き
『
愛し君へ』、いわゆる月9ドラマの第一回目を見る。さだまさし原作の『解夏』をドラマ化。3月頭にレイトショーでやってた『解夏』をみたとき、やたらと女性が多く、客席も満席だったので何かと思ったらドラマ化が決まったからだった。
原作は、ベーチェット病に冒された主人公の男が、恋人と母親に見守られながら、視力を失っていくまでを描いている。
主人公は、東京で小学校の先生をしていたが、病気のために退職して故郷の長崎に戻ってくる設定である。
映画では、原作を忠実に再現していた。筋も原作とほぼ同じ。セリフまで小説とそっくりな部分があった。映画の主役は大沢たかおと石田ゆり子だから、30代。大人も若者も狙えるところ。
『愛し君へ』は、ベーチェット病に冒された主人公の男が視力を失うまでを描く部分は同じだが、それ以外は異なるらしい。主人公が長崎出身であることまでは同じ。職業はカメラマン。主役は藤木直人と菅野美穂だから、20代で若い女性狙い。
原作をいろいろな人の解釈でリメイクするのはこれから流行りそうですね。解夏の場合なら、視聴者層に合わせるなら、こうするのも自然な流れだし、作り手の狙いや腕が見られるので、見応えありそう。
同じテキストを異なる解釈でリメイクするのは舞台や演劇ではしょちゅうあること。落語をはじめとするする演芸も、同じ演題でも演じ手の解釈や芸の力によってまったく異なるから同じ話でもまったく違う印象をうけることがある。それを江戸や明治時代から繰り返してきたわけだし、練り上げられ方は違う。
そういう意味でいえば『愛し君へ』の試みは面白いかも。ただ、一番おいしいのは原作使用料がもらえる、さださんのような気もするし。
4月18日 日曜日
9時30分起き
レンタル期限なので
『昼下がりの情事』(ゲーリー・クーパー、オードリー・ヘップバーン)見る。
「清水宏サタデ―ナイトライブ16〜やる気マンマン男参上!!!」・下北沢・スズナリ
古いファンも集めつつ、新しい観客も集め続ける、こういう地下的な会の集客力は衰えていない。
ここ数年のライブではドキュメント漫談がメインに成りだしているが、今回も一番はここ。ニューヨークのスタンダップコメディハウスに押し掛けで出させてもらうまでの奮闘ぶりを。英語もまともに話せない日本人がNYのコメディハウスに直接電話して出演交渉、何カ所も断られながらもあきらめずに交渉して何とかOK。現場ではテンパッテしまって、予定していたネタが吹っ飛んだが、何とかピンチを切り抜けたりと、リアルだからスリルが伝わってくる。アメリカ人にとっての清水さんは日本の寄席で飛び入りを志願するイラン人と同じということを繰り返し、実際にそのように見せることで観客にイメージしやすく話していた。作り物系のネタをいくつかやったが、ドキュメントストーリーにはかなわない感じ。
19:00 「入船亭さんこんにちは、柳家さんこんばんは」(小権太、遊一二人会)の第一回へ。第一回ということもあってか100人以上。超満席。
前座たけ平 たらちね
小権太 禁酒番屋
遊一 干物箱
中入り
ゲスト 紫文
遊一 悋気の独楽
小権太 景清
遊一くんの「干物箱」がニンにあっていてぴたりはまる。ネタ下ろしでこれだけできるとはと驚く。景清のネタ下ろしは単に稽古不足。フラフラ。9時30分終わりはちと長いか。
終演後はt、m、k、h、n、s、i夫妻ら9人で軽くお酒。女性率高し。
↑渋谷ハチ公口、ハチ公の銅像の近くに作られたスモーキングエリア。やたらと目立つ。
4月17日 土曜日
天花起き
終日、原稿書き。
昨日の取って出し。
続いてサイト原稿。
アクセスして使い倒すのに時間かかる。
ビデオで「ワンダフルライフ」「新しい風」見る。
4月16日 金曜日
天花起き
13時 DoCoMo 溜池山王へ
ここでは書けないが、思い切った変身。3時間もいたので使い倒してしまった。傾向は確実にあっちの方法にいっていることがはっきりしてきた。
4月というとで広報部も新顔が。最初のういういしさがいい。
たまってたビデオ「アットホーム・ダッド」、「オレンジデイズ」見る。HDD録画だから楽だが、なんでこんなに。
隅演もかなりネタに迷って執筆。日付変更線で送信。
4月15日 木曜日
天花起き
11時 Qブ 新宿へ
ケータイサイト打ち合わせ
西武線を使うと簡単に往復できることがわかった。自転車でも行けるかもと思い出す。
百人町界隈(大久保駅裏あたり)の怪しさは何ともいえず面白げ。ガード下には誰が住んでいるのかわからないようなボロアパートがたくさんある。いる人間も日本人だかアジア人だかわからない。
『24』撮り貯めたビデオ、やっと見終わる。期待以上ではないが、クオリティはかなりよい。何も触れずに当たり前のようにして使っている設定もあったが、このあたりは連続ドラマの特性だから仕方ない。このドラマでは、主人公の娘と、暗殺を狙われている議員の妻の2人が一番おいしいかな。
テリー(伊藤のほう)さんがTVでも言ってたが、娘に向かって「お前は、どうして、いつも危ないほうばかりに行くんだ!」と、テレビの前にいる人、全員が突っ込んでいるはずだ。
これは、ドリフの「志村、後ろ、後ろ」の法則に近い。というか、サスペンスの定石をドリフがコントで使ったってことなんだろうが、よくできている。
4月14日 水曜日
天花起き
いつもの水曜日。
直して印刷。
緊張の日。
戻ってすぐ原稿。
4月13日 火曜日
天花起き
朝から原稿執筆
情報の遅れでストップ状態
時間できたので
アングラナイト 14(なかの芸能小劇場)へ
地元だと、ちょっと時間できたから抜けようかなってときに自由に行ける。
この手のメンバーだとさすがに満席にはならないが、80人くらいなら余裕で座れるので助かる。とはいえ、客席の9割は女性でしかも高校生と大学生くらい。同年代の男性も女性もいない。
とはいえ、舞台でやっていることは非常に男っぽい。メンバーはM-1の2、3回戦、準決勝レベルだが、最近のブームでチャンスが増えたせいか、みんなやる気があって面白い。
キャン×キャン トップだから客はまだ暖まらず
東京ロンリーboys 一人、受けないをギャグに
ダークホース 微妙にチャゲアスのアスカ似。漫才は北京ゲンジ風
ヤングチャイルド 忘れた
ラヴドライブ ロシアのハーフとイギリスのハーフ
エスカロップ 客引きと置き引き
ア・テンション ショートコント
友池中林 くまのプーさん
原田16才 清水宏口調
ダーリンハニー メガネ講習会(ラーメンズ風)
ハレルヤ カトゥーと課長、キューPネタ
ロケット団 ガン告知など
あばれヌンチャク いつものヤックン
印象に残ったのはア・テンション。
ハイテンションなショートコント。見せ方がうまいというか、キワモノ的だが、目立つきっかけとしてはこれもありではと。痩せでアフロの片方も印象的。ネタは何にでも「マン」をつけてそれを演じるみたいなもの。ゼブラマン、歌舞伎マン、サラリマン、ケータイマンみたいな感じでたわいもないもの。
4月12日 月曜日
天花起き 早く面白くしてくれ〜
今日は、つくしたい文左衛門
森さんが来られないので、なぜか本番の楽屋番などをつとめることに。
今回は主催も企画も全部文左衛門とつくしさんなので気楽なのだが、コントがあるのでダンドリが多少あり。
13時からのリハに参加。
ほとんどがコントの練習に。
文左衛門さんのつくしさんに対するダメ出しの出し方が的確で感心。
六尺棒の稽古風景も覗けた。
本番は無事終了。
文左衛門さんとはまったく面識なかったが、いろいろ勉強になることも多かった。
いろんな情報や確認が少ないと動きにくい。
まあ舞台のことで精一杯なのだから仕方ないのだが。
ダンドリ有りの場合、会場入って30分で開場は厳しいものがあることも分かった。
4月11日 日曜日
9時起き
液晶テレビ、デジカメと並んでデジタル3種の神器と呼ばれているものがDVDレコーダー。雑誌を見てもだいたいこの手の記事であふれている。
DVDレコーダーの仕組みはほとんどがテレビパソコンと同じ。テレパソは98年頃から本格的に出てきた。当時は、動画処理に耐えられるスペックを満たすCPUが少なく、テレパソの値段も高かった。ところが02年あたりから安いPCでも十分耐えられるように性能がアップ。記録型DVDドライブも安くなって、今ではデスクトップのほとんどがテレビ&DVD。
98年ころからイヤというほどテレパソについて書いてきたが、DVDの複雑な規格については何度か徹底して調べていないと、一度きりでは理解できない。ホントに難しい。
DVDレコーダーは、ハードディスク(HDD)+DVDのハイブリッドタイプが人気を独占している。HDDに何十時間も録画ができて、気に入ったものはDVDに移せる。
HDDの便利な点は、「追いかけ再生」ができること。現在、その番組が録画中でも先頭から見ることができるのだ。VHSビデオだと録画が終わってから巻き戻して再生しなければならないがHDDならその必要なし。また、別の番組を録画しながら、録画済みの番組も見られる。
いろんな機種が出ているが、買う時に気を付けることは2つだけ。
(1)HDDの容量。多いほうが何かと便利であることは間違いない。
(2)電子番組表(EPG)が使えること。番組表を呼び出してただクリックするだけだから、この手軽さに慣れると離せなくなる(Gコードで慣れている人は不要)
DVDは「DVD−R」に記録できればいい。理由はメディアが安い(一番普及している)から。CD−Rと同様、単純に安さで決まるわけだ。
注意することは、HDDからDVDへの転送に時間がかかること。2時間のビデオ(標準画質)をDVDに移すためには15分もかかる。大量に撮り貯めてそろそろDVDへと思うと、作業に時間がかかる。とはいえ、最大の注意点は、見る時間を確保すること。実は、これがもっともやっかいで難しいことなのだ。
自分の場合はもっぱらテレパソで、録画もDVD作成も全部パソコン。マウスのクリックで予約も録画もできて便利このうえない。『24』もパソコンに録画して「追いかけ再生」で見て終わったらファイルを削除しているが、なかなかリアル放送に追いつかない。
夜、文左衛門さんところでつくしさんと3人で軽く打ち合わせ。