4月10日 土曜日
天花起き
朝いちから、頑張って原稿執筆。
難しくはないが、とりあえず最後まで。
夕方一息。
先週から録画したままになっている『24』、いよいよ第一話から見始める。(録画用のHDD残量が少なくなくなってしまったからのが最大の理由)。
時間のカセとすれ違いを大胆に使い、家族の人質という葛藤も盛り込んだサスペンス。だが、絶賛するほど斬新でも何でもない。見せ方の勝利。CM前後に入るマルチスクリーンが効果的(というかどっかがすぐ真似る可能性大)。
テクニカル系で感心したのは、小道具のケータイ電話の使い方がうまいこと。現代のドラマを描くのにケータイは欠かせないが、使い方次第で陳腐になってしまう。例えば、機密や個人情報が一番漏れやすいのはケータイ。盗聴、履歴、アドレスはもちろん通知、非通知etc。『24』ではこれらを使いながらも、突っ込みどころがほとんどない。固定電話とケータイ、コンピュータを効果的に使い分けている。
コンピュータのアクセス情報や通信履歴などから証拠や犯人に関する手がかりをつかむ。監視カメラを仕掛けて映像をネットや電波で送信して悪事に使ったりする場面なども、細かいところには眼をつむっても違和感がない。PDAを使った電話やメール、携帯GPS端末を使った位置情報の割り出しや画像情報の取得、スキャナーによる画像解析。これらは現実にある機器ばかりで、使い方もごく普通。これだけ自然ならリアリティも十分だ。
去年みた映画『インファナル・アフェア』(アンディ・ラウ、トニー・レオン)もケータイは重要な小道具として使われていたが、肝心なところがウソっぽくて残念だったから余計にそう思う。
夕方から朝方5時まで頑張って見ても(間に冬のソナタ第二話も含めて)まだ1/3。
ちゃんと仕事をしろって。
4月9日 金曜日
天花起き
朝から原稿執筆。結構頑張る。
夕方、お台場フジテレビ。
「これでいいのダ!日本列島あかるいニュース」収録をなぜか見学。
前日の夜、突然制作会社から連絡。時間あれば来てくれと。鶴瓶師匠の落語会に来ている人に片っ端から声をかけたみたい(こうして個人の情報は漏れていく)。とはいえ、せっかくの機会なので都合つけて。
お台場はBSフジの取材、メディアージュ(ソニースタイル)の取材に次いで3度目。プライベートは初めてかも。
来週の金曜、4月16日午後7時スタートの新番組(1時間)。
FNNニュースまんまの形式を借りるが、中身は一般の人のごく日常的なできごと。鶴瓶師がキャスターで、南原さんがキャップ。福井さんと安藤さんがニュース読み。1回目のゲストは和田アキコさん。
鶴瓶師およびスタッフの意向で、客には拍手も笑いもまったく強要せず、前説もなしでスタート。数分のビデオ(ニュース風にアナウンサーがレポート)を見ながら、鶴瓶さんとゲストがコメントしてくだけ。生放送に近い感じで坦々と進んでいく。
Vの内容はほんとにごくありふれたほほえましい話題ばかり。過剰にドラマチックでもなく、あおった風でもなくシンプルに進む。
鶴瓶さんがこの時間帯でやりたいことがなんとなくわかった感じ。自分は7時からテレビを見ることはないが、このままの形でいい数字を取ってくれることを祈る。
別ジャンルのプロの人たちが仕事をしてる姿を見るのは面白いし、刺激になる。タレントって瞬発力と集中力がいる仕事なんだなあと感心。鶴瓶さんや南ちゃんや和田さんみたいなベテランだから坦々と進んだんだろうけど、スタッフも含めて完璧な仕事ぶり。裏方さんも含めた共同作業。テレビモードの鶴瓶さん見るのは初めてだったが、高座で落語やるときより落ち着いているように見えた。
お台場の夜景も初。人工的だけどそれなりにキレイ。自由の女神をバックに記念写真を撮っている外国人観光客はなぜの嵐。
4月8日 木曜日
天花起き
Zaiの原稿執筆。
夕方入稿。
iベスト執筆準備
昨日の「スーパー五代、遂に登場」があまりにセコかったので
『ユリイカ(EUREKA) 』(監督・青山真治、主演・役所広司、出演・宮崎あおい、宮崎将)をビデオで見る。
上映時間214分。ビデオ2巻分。夜1時スタートだったが、最後まで寝なかった。よく頑張った。
人の死を目の前にしたしまった主人公の3人が、どのように再生していくかをたんたんと描いた映画。
最初のバスジャックの事件以降、ほとんど何もおこらない。役所、宮崎×2といとこの4人の生活がひたすら続く。
クロマティックB&Wと呼ぶ手法でセピア調に近いモノクロ。画面のサイズも幅の広いシネマスコープ。
テレビよりスクリーンで見たかった。でも、映画なら見にいかなかった。
カメラの使い方が面白かった。好きだったのは沢井(役所広司)の実家の家族の会話。このアングルってどっきりカメラというか隠しカメラだよなあと。音の遠近感もきちんと出してる。
モノクロ映像は、情報を隠すというか、見せているようで見せない効果が効いている。映像で色って重要なんだなあと改めて思う。
クロマティックB&Wって手法は、今ならデジタルのVカムでもできるかも。このあたりの処理ってデジタルが一番得意としているところだし。
↑薬師は8の日だから縁日。
4月7日 水曜日
天花起き
そのままNHKのニュース5分みてたら8時35分から大リーグ中継。メッツの松井第一打席。そのままホームラン。あ然。
いつもの水曜日。今日から再タート。
夕方は三線稽古でそのままクワッチ。ナビさんはNGOのピースボート帰り。
泡盛久々。帰って即寝。久々。
↑そろそろ桜も終わり。
4月6日 火曜日
天花起き
宿題セコセコと。
証券会社の取材で今月も兜町へ
東京証券取引所界隈には多くの証券会社が集中。大手の証券会社と比べて、小さな証券会社が多く建物も古め。大正末期に建てられた山二証券や昭和10年の成瀬証券などが残っていたりで趣がある。一般人が非日常を味わうなら、日本橋界隈って意外な穴場かな。東証は、平日なら個人でも見学できるらしいので、今度きたら是非のぞいてみよう。
東証と日本橋郵便局の近くに、兜神社という小さな神社があり、商業の神さまが祭られていた。かなり小さな神社で、誰も気がつきそうにない場所。せっかく来たので商売繁盛を祈願しておいた。
日本国内には以下のような名前の証券会社が実在。
社長の名前だからといって二浪はイヤだし、今どき金万と言われても。
二浪証券
金万証券
黒川木徳証券
リーマンブラザーズ証券(海外の日本支店)
富証券
せっかくなのでオープンしたばかりのコレド日本橋も覗く。
ここでも、正面の回転式自動トビラは閉鎖。普通の自動ドアの前にでさえ警備員が2人貼り付くありさま。
商業フロアはほとんどが女性向けファッションショップ。あとはレストラン街。雰囲気がよさげで値段がちょっと高めってところ。カップルで出かけるデートスポットというより、お金もちの奥さまが出かける所かも。男が楽しめるとすれば、タカラの直営店GARAGE(ガレージ)。電気自動車「Q-CAR」やケータイで遠隔操作ができるロボット「番竜」なんかも。
2階には、auのケータイ電話「INFOBAR」を手がけたプロダクトデザイナーの深澤直人さんがディレクターをつとめるショップ
±0(プラスマイナスゼロ) 。クッションみたいな加湿器や積み木みたいなDVD/MDプレーヤーなど。電気製品でもデザインを重視する人がかなり増えているから、このあたりの試みは面白い。
↑兜神社とその隣の桜
4月5日 月曜日
天花起き
つまらないけど、藤沢見たさで見てるだけ。
ウイルスメールが異常発生。全部ネットスカイウイルスからみ。先週から流行したウイルスだから、対策してない人多そうだ。ウイルスを自分のアドレス帳にある人に無差別メールでばらまくからもう、いい迷惑。パソコンを使う人は(1)プロバイダーのウイルスチェックサービスを使う(2)ウイルス対策ソフトを入れて、情報を週1くらいで更新して欲しいなあ。どちらも有料だからやってない人も多いかもしれないが、そういう人とはあまりメールをやり取りしたくないのが正直なところ。ちなみに、
4月8日は大変そうだから要注意です。
午後まで頑張ってラフ書き。ポジ切り。
編集者的な作業をチマチマと。
↑全部ウイルスメール(記念に)。
自分の場合、感染したメールはウイルスソフトがあらかじめ削除している。また、プレビュー表示を切り、メールを開かずに完全削除すれば受信しても感染を防げる。
4月4日 日曜日
9時起き
昼から雨、しかも寒い。
今日お花見予定してた人は可愛そう。
ビデオで
『害虫』(主演:宮崎あおい)見る。2003年の「ケータイ刑事銭形愛」、今年1月の「ちょっと待って神様」ではまった宮崎あおいファンとしては見逃せないのだが、近場の店がずっとレンタル中だったので遅ればせながら。
かなりウェットな『中学生日記』が第一印象。じわじわ来る面白さで、マニアック。母親の自殺未遂、小学時代の担任との恋愛などの経験を持つ中一の少女。
当たり屋の少年や精神薄弱の中年と遊ぶことでしか現実を体感できない。合唱コンクールでピアノを引いたり、男子生徒とつき合ったりするが、自分のことを心配してくれている親友の家に火をつけたり。最後も決して明るいとはいえない結末だが、心に残る。
周囲とのコミュニケーションを拒む女子中学生の話だから、セリフは少ない。始まって30分くらい主人公のサチ子(宮崎)がほとんどしゃべらない。というか全体を通してセリフが異常に少ない。映像をしっかり見てないと途中で話を見失ってしまうだろう(映画的な映像表現)。だから、一度で理解できない人が多いのではないだろうか。セリフがほとんどないから、観客が自由にイメージできる。音と表情で理解する落語に慣れている自分にとっては心地よい感覚。
ストーリーやテーマは大衆向けではない。作品タイトルからしてそうだ。
だが、監督の塩田氏のインタビュー記事を読んで納得。監督の前作「月光の囁き」で助成金をもらったから、制作費の半分が助成金でまかなえたこと。そのため自由な企画ができたそうだ。ただし、映画祭のコンペに出せるレベルを狙ったというようなことが書いてあった。大衆よりニッチな線を狙ったことが後からわかったからよかったが、何もわからないとナゼ?という印象が残っただろうなあ。
セリフの少ない映画、撮影当時(2000年)14、15歳だった宮崎にどうやって演技を付けたのか気になったのだが、そのインタビューでは監督はほとんど演技を付けてないという。90%は役者の直感だとか。言葉で表現しずらい主人公だったが、ト書きだらけのシナリオを読み、自分が思い描いた人物を演じてしまうのだから偉いというかなんというか。
あとは、「たま」の石川さん。キャラが「たま」のまんまだから安心というか懐かしい感覚。
夜も雨。でも家で仕事だからまあいいか。
4月3日 土曜日
天花起き
ヘタだけど本人の成長物語として楽しめそう。ヒロインもカワイイし。
レンタル期限で
『アパートの鍵貸します』
1960年の映画だが全然古くない。
『サイン』
宇宙人モノ。
昨日テレ朝でやった開局45周年記念ドラマ
「砦なき者」
野沢尚作
ニュース番組キャスター長坂(役所広司)は女子高生買春を報じた。ところが元締めと報じた女子高生が、ホテルで自殺。
自殺した女子高生の恋人と名乗る男(妻夫木聡)がテレビに出演して涙ながらに少女の無実を訴える。男はテレビのコメンテーターとしてカリスマと化す。
買春報道を担当した女性ディレクター(鈴木京香)はその青年を洗ううちに過去の殺人事件に行き当たる。
過激なニュースを求める視聴者の要望に応えるという大義名分で、強引な取材を試み、一般人を傷つけるマスコミと、それを逆手にとってマスコミと一般人をあざ笑う男の対立。
バカな視聴者とテレビ局に警告を発するドラマを放送する姿勢と勇気に好感を持つ。
花見も今日と明日が最後ということで、新井薬師裏の公園は、花見客でごった返す。子どもの遊び場もあったりで、結構お手頃なスポットがあるってのはいい。
自分は毎日薬師に通って桜を撮ったけど花見の宴会は今年もなし。
4月2日 金曜日
天花起き
11時 芸小うちあわせ 文左、つくし、森さんで。
13時 大塚 撮影
FOMAのデコメール、初体験。
いわゆるhtmlメール、背景画像、画像、文字色、サイズ、全部変えられてスゴイメール作れる。めちゃくちゃ時間かかるが、おそらく子どもたちはひょいひょい使いこなすんだろうなあ。PCでは悪者扱いされるhtmlがケータイでもてはやされるわけだから、PCの常識とケータイの常識はまったく別モノってわけなんだなあと。
久しぶりに夜10まで撮影。くたくた。
↑大塚の桜
4月1日 木曜日
天花起き
携帯ラフ書き
一から調べて全部書くわけだから、時間はめちゃかかる。
夕方からHP更新。
ライブ日記を3カ月近く更新してなかったので、時間かかる。
ツタヤの半額クーポンで借りた
『クレイマー、クレイマー』見る。
1979年の作品。夫をダスティン・ホフマン、妻をメリル・ストリープ。
仕事一筋で家庭を顧みない夫、ある日妻は夫に離婚を切り出し、6歳の子どもを置いて家を出る。子どもとの生活で子どもへの愛情に目覚める男。ある日妻が息子を返してほしいという。拒否する夫に対して裁判で親権を争うことになる。
草gくんの『僕の彼女と〜』とよく似ているから比べてみたかったから。映画とドラマの作り方の違いがわかって興味深い。映画は観客が集中するから省略が効くし想像力に委ねられるけど、TVはそうもいかないからていねいに描くってことなのね。連ドラだから尺も長くしないといけないし。