3月20日 土曜日
てる起き

朝から掃除と洗濯で迎える準備。
中野はみぞれ混じり、寒い。

13時45分
歌舞伎町ジョイシネマ
「ロード・オブ・ザ・リング」第三部、「王の帰還」
やっと見る。

アカデミー賞を取る前に見ようとしていたのだが、前二作が未見だったため、ビデオで予習しようとしたところ、二作目がいつもレンタル中で全然借りられなかった。結局、見終わったのが先週だったので、今日までずれ込んだ。

ビデオではストーリーだけをおさらいするつもりが、運良く借りられた二作目がDVDのスペシャル・エクステンディド・エディション(SEE)だった。約40分の未公開シーンを加えた214分。特典映像(監督・脚本、デザイン、製作、キャストそれぞれ)にメーキングシーンが全7時間。

中でも2人の脚本家と監督編は見どころ十分。ストリー展開や映像の編集、CGの使い方などをこと細かく語っている。「なぜ、ここでこのセリフを言わせたのか」「どうしてこのように撮影したかったのか」「なぜこのシーンを切ったのか」「シーンに意味を持たせるためにどうしたのか」「ここはロケで撮影、ここはスタジオ、ここはCG、ここは追加撮影を行ったところ」など細部に渡って説明。映画の製作工程がすべて示されている。クリエティブ系の仕事に携わっている人にはかなり刺激的というか感動モノだ。そのため、映画に対する期待や思い入れが俄然高まってしまっていた。

映画本編は、主人公がスクリーンから消えている時間が長い。脇役が目立つ時間帯が長く、それぞれの見せ場も多い。キャラ立てがはっきりしているので、それぞれに対して深い思い入れを持って見ることができる。三国志とかNHKの大河ドラマのような奥の深いドラマを短時間の映画で見せるのだからやはり監督やスタッフの腕はさすがのもんなんでしょう。

3作とも教訓めいたことを必ず示していた。子ども向けの冒険ファンタジーとすれば、当然あるべきだが、いいシーンを選んで美しくわかりやすい言葉を使って書かれているので心に染みいりやすい。シナリオの完成度も非常に高い。編集、美術、衣装、メイク、CG、音楽、どれをとっても最高水準で、3作まとめて見ると賞取った理由も納得。

DVDのSEE版、レンタルで借りられるケースは稀だと思うが、1作目のSEE版もみたいなあ。

電車で南行徳。
妹夫婦、翔太、父母と合流。そのまま泊まる。


3月19日 金曜日
てる起き

13時 池袋、バス出迎え。
長野から両親上京。孫の入学祝い金やらを持ってやって来る。
昼間動けるし、東京を全然知らないのでこちらが案内。
わずかな時間で案内できるところとして六本木ヒルズを選択。
連れてっても意味ないかもと思いながらも、初めて展望台へ。

ドコモの本社ビルの広報会議室から眺める景色とほとんど変わらなかった。


NHK『爆笑オンエアバトル』チャンプ大会決勝見る。

コンクール形式の場合、出る順番によって大きく左右されるケースが多い。どんなにネタが面白くても、会場の空気がバラバラなうちに登場するトップバッターは圧倒的に不利とされている。

審査員はトップバッターを基準点として以降のネタはマイナス何点、プラス何点とつけていくため、それを少しでも上回るネタがあったらあっさり抜かれてしまうのだ。また、後ろになるほど会場のテンションが上がるため、笑いのボルテージも高くなる。結果として後半の出番が圧倒的に有利なのだ(あまり後ろ過ぎても客が疲れて逆にマイナス)。

そんな中、優勝したのは一番くじを引いたアンタッチャブル。突っ込みの柴田のハイテンション突っ込みが観客を一気にトップスピードに乗せた結果、ハイスコアを叩き出してみせた。

先日のピン芸日本一を決めるR-1ぐらんぷりでも優勝したのはトップバッターの浅越ゴエ。後者の追い上げを寄せ付けなかったレベルの高さが勝因だったのだろう。

競馬でも逃げ切り勝ちは少ない。お笑いコンテストでもトップバッターで優勝するのはよほどの力がないとできない。その中で優勝したのはホントに実力が認められたんだなあと思う。

特に観客の投票のみで点数が決まるこの番組の場合、かなりシビアだけど、それをきちんと認められたってことがうれしい。

3月18日 木曜日
てる起き

終日証券原稿書き。
雨降り。
外に出たくないというか、取材などがなければあえて外に出なくてすむのがこの仕事のいいところ。

3月17日 水曜日
てる起き

いつもの水曜日。
風がめちゃ強い。飛ばされそうになる。

渋谷から新宿、駅から初台まで歩く。
オペラシティの紀伊國屋で立ち読み1時間。
欲しい本、読みたい本多数で困る。
時間もお金も欲しい。

初台新国立劇場
『透明人間の蒸気(ゆげ)』
自分ではチケット取れない公演だけに今回取ってくれたiさんに感謝。
キャストは阿部サダヲや宮沢りえら。

野田秀樹芝居は初体験。新国立劇場も実は初めて。椅子がゆったりしてて劇場(中)もコンパクトで心地よい。難しいセリフを大量に、しかも身体を動かしながらしゃべる役者は体力いるだろうなあと思いながら。野田芝居を理解するのは難しい。舞台の背景やセリフの意味を深く理解しなければ見えてこないものもあり。自分なりの知識を総動員したり、役者の動きをみたりしながら自分の感性で受け止めようと。だから2時間の舞台でも結構疲れるのです。


3月16日 火曜日
てる起き

証券記事のユーザー取材で竹ノ塚まで。
北千住を過ぎた足立区の外れ。この仕事をしない限り絶対に行かないような場所。
フリーのアナウンサー(女性)。かなりやりて。今までの株投資額2000万で残っているのは★★★万。それでも平気そう。半年前に結婚した旦那さんは会社辞めちゃって旦那さん食わしてたり。でもって確定申告では税金を払うってんですからねえ。

19時 ぷーく
落語21
栄助さん、暗くて重苦しい雰囲気をぶちこわす明るい高座。ネタもばっちり決まってさすが。このあたりのキャリアの人たちはホントに伸び盛りで見てて楽しい。
白鳥さん、ワンアイデアをよくここまでやったっていう努力賞でしょうか、もう、うまいというか手慣れたもんというか。こちらも今勢いがあって乗っている噺家さんの代表。
5分落語、つくしさんの新キャラ出て。男には受けないけど女性の笑いとってたから、落語からは外れていくけど、作り方としては悪くないのでは。

草gくんのドラマ、橋部さんのホンがめちゃくちゃうまい。もうホントにうまいな〜と思いながら感激しながら見るしかない。

3月15日 月曜日
てる起き

取材のテープ起こしをまとめて。
新しいキーボードで快調に打てる。


ネット業界を中心に日記(blog)を公開する社長が増えている。blogの本格化を狙う会社がキャンペーンとして公開しているのだろうが、それなりに面白い。

ライブドアの堀江社長の日記は業界がもっとも注目している。鼻っ柱が強い東大中退の若手社長で、企業買収で成長を遂げてきた。イーバンク銀行との提携解消の裏話をリークしたり、著書に対するつっこみに答えたり。

素直な考えを書いていると思う人はいないだろうが、情報操作として利用するには効果がありそう。ITに強い社長が増えるにつれてこういうことも当たり前になるのかもしれないなあ。大会社ならできそうにないけど。

blogブームはまだまだ続きそうですね。2chのひろゆき氏が元祖社長日記を立ち上げたり、堤幸彦氏のblogがあったりで、いわゆる有名人やクリエーターたちの日記が読めるってのは面白い。

匿名の掲示板なんかより個人をさらした文章のほうが面白い。時間はあっというまに経ってしまう。


3月14日 日曜日
9時起き

パソコンのリカバリー作業を継続。結局一番時間かかるのが録画したビデオの移行。バイオの場合、そのままのデータをコピーしても新しいバイオで見られないから、いったんmpegにエクスポートして新しくインポートし直さないといけない(らしい)。マニュアルにもそう書いてあるから。もっといい方法ないとこれからが大変カモ。

古いバイオを初期状態に戻して中古PC屋に売ればいくらかバックになる。本体だけで4万くらいかな。

夜はちむやへ「ゴムバン道」のライブ。
ボーカルの力の抜け具合とおやかたの上等なギターテクのバランスがよし。
ライブ始まるまで引っ張ったから始まる前に飲み過ぎ。


3月13日 土曜日
てる起き

パソコンを買い替えたので、終日お引っ越し作業。
パソコンは2年に1回くらいのペースで買い替え。前回はテレビパソコンが欲しかったから。今回は書き込み型DVDドライブがないと限界だったから。テレパソを買ってからというもの、テレビはHDDに録画していたが、ついにHDDも限界。DVDに移す作業をしていかないと。DVDは外付けドライブ買うより本体内蔵で買ったほうがいいし。
2年間でかなり進歩してるし、使いやすくなっている。
1月に出た春モデルが値下がりを始めているので買い時としても間違ってない。
ちょうど前のキーボードも壊れたので。

年に1度はリカバリーしているので環境の引越は難しくないのだが、必ずいくつかのトラブルに遭遇して1日仕事になる。
今回は、ユーザーアカウントのレジストリがいきなり壊れたおかげでセットアップが終わった直後にリカバリー作業。
メールデータもうまく移らないし、ウイルスのスキャンで3時間も待たされるし。

あれやこれやで夜中まで。

ロードオブザリングの2作目やっとDVDレンタル。運良く特別版。DVDって久しぶりに見るけど特典映像っていい。監督や脚本家の狙いや演出意図なんかも語られているし。
これでやっと見に行ける。


3月12日 金曜日
てる起き

やっと税務署に確定申告の書類提出。

4大都市銀行の口座新規開設手続きで終日。昨今のオレオレ詐欺の影響で個人情報の確認はナーバスになっているみたい。
しかし、じっくり調べるほど銀行は面白い。

ヤフーBB、ジャパネットたかたなど個人情報漏れが話題だが、そもそも個人情報なんて漏れるもの。ネットの世界が長い人ほどその辺りはわかっている人が多い。防ごうと思っても防げない。家に居ながらモノを買ったり、いろんな情報が手に入るわけだから、デメリットがあるのは当然だし。

演劇の公演などでアンケートを書くと、見知らぬ劇団のDMが届くことが昔からよくあったけど、それも身近な個人情報流出。

ネットセキュリティの記事を書くとき、必ず今までの事件を振り返るが、ハッカーが個人情報を盗み出したというより、人為的ミスがほとんど。だれもが見られるホームページのサーバー上に顧客情報を登録していたり、誤って送信してしまったり。
某超々大手企業の広報は、リリースのメールを「cc」で送ってきたことが去年だけで2回あった。新人の社員が出したと思われるが、数百人のメールアドレスが一気に流出させてしまうわけだし。


3月11日 木曜日
てる起き

午後から2件取材。
日本橋の証券アナリストに銀行業界について。銀行なんてさっぱり縁がなかったから新鮮。いろんなことがわかっていい気分。

続いてランキング会社。同行の編集の人アクティブでオモロ。

夕方は文左衛門氏、つくしさん、森さんと打ち合わせ。なぜか当日の会の手伝いやることに。まあいいか。

日記形式のblogが人気ですが、検索サイト「goo」の無料ブログ「goo BLOG」とライブドア「livedoor Blog」のblog著作権が運営会社側にあったとは意外。問題が起きたのか知りませんが著作権規約が変更されたみたいです。

blogに記事を書いた時点で著作権がまるごとgooやライブドアに移ってしまうこと自体驚きでしたから、それがやっと真っ当なレベルに落ち着こうとしているということなんでしょうか。

作家や政治家、評論家などが書いたblog(日記)を、gooやライブドアの名義で出版して大もうけなんてことがあり得たわけですから。