2月20日 金曜日
てる起き

『元祖探訪 東京ことはじめ』(田中聡、祥伝社)
『ドイツの笑い・日本の笑い−東西の舞台を比較する−』(小島康夫他、松本工房)
『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ2 芸能』(大庭萓朗編、筑摩書房)
読む。
原稿書いて送信。

2月19日 木曜日
てる起き

12時 新宿 ケータイチェック。
骨伝導携帯。まあまあ。骨伝導使って会話する人はいないだろうけど、閉じたまま通話できるってのはかなり便利。

前々から入りたかった
東京麺通団 へ
セルフの讃岐うどん店の中でもちょっと違った感じ。

小滝橋通りはご存じラーメン激戦区。麺屋武蔵はいつも行列。坦々麺の中本もいつも最近はいつも混んでるし。

かわら版、書籍立ち寄り、帰宅
『続・落語流道徳授業−道徳自作資料集−』(大江浩光、明治図書)
『ご隠居さんと熊さんのわが家流家庭教育談義』(白岩信博、文芸社)
『ぼくの落語ある記』(八木忠栄、新書館)
読む。

NHK教育
トップランナー
直木賞の江國香織がゲスト
文学好きで、マガジンハウスの編集者と結婚している司会の本上まなみがホントにうれしそう。ファンみたいに目を輝かせて質問してた。
恋愛小説には手を伸ばさないので江國作品は未読。「情熱と冷静の間」を仕事のためにビデオで見たことある程度だ。

番組の内容は、江國さんの表面的なことをなぞる程度で、波瀾万丈の人生をみたいな演出も何もなく、特に深く掘り下げているわけでもなかったが、本上ともう1人の司会者武田真治のやる気が前面に出てきて心地よいものだった。
江國は阪神ファンらしく、歴代の阪神選手ベスト5を取り上げてたのがオモロ。
5位 古沢
4位 矢野
3位 新庄
2位 江夏
1位 ラインバック

この顔ぶれ、江國世代の人にはよくわかると思う。矢野と新庄以外は、江國が小学生の頃あたりの選手でしょう。ラインバックとブリーデンは、阪神の忘れられない外人のはずです。

トップランナーのインタビュー形式は好き。
たぶん原型はNHKが不定期で放送している『アクターズスタジオインタビュー』。
アクターズスタジオはニューヨークにある俳優や監督の養成学校で、ロバート・デ・ニーロなどのスターを輩出する有名学校。授業の課程修了記念の行事として俳優や監督のインタビューを番組にしている。
ジュリア・ロバーツ、メグ・ライアン、スティーブン・スピルバーグなどの大スターや監督が出演する。
公開インタビュー形式で、ゲストが観客席の質問に答える形式もまったく同じ。

どちらにも共通しているけど、観客が見ている分、語りかける対象がはっきりしているので、答える側もしゃべりやすいのかも。NHKの場合、かなり打ち合わせをしてから望むだろうから、答える側もある程度答えを用意しておけるからいいけど、民放みたく大ざっぱな打ち合わせでこれやったら聴く側は大変だろうなあとも思う。


2月18日 水曜日
てる起き

宿題やっていつもの水曜。

今週は原稿執筆ウィーク。

ZAIの証券取材仕上げ。テープ起こしから。


2月17日 火曜日
てる起き

16時 コスモ証券取材
久々の日本橋

3月末、東急百貨店日本橋店の跡地に地下4階、地上20階建ての「日本橋一丁目ビルディング」が完成し、地下1階、地上4階部分には商業施設「COREDO(コレド)日本橋」ができる。ビルの外観は帆船をイメージして近未来的だがなんとなく「江戸情緒」も残った感じ。

東京駅から遠いのが難点だが、タカラの直営店やソニープラザなどが入るようだ。


笑福亭福笑独演会
なかの芸能小劇場
最近、中野の会は予約で満員になるケースが多く、ちょっと不便に。100しかキャパなくて消防法で立ち見も厳しいからなんだそうだが、落語会で当日券が出なくなるくらい人気が定着してきたということか。演劇なら当日券がないと思うのがわりと普通なので。

新作「宿屋ばばあ」
「宿屋ばばあ」とは、ひなびた温泉宿に男2人がたどりつくと、そこには90歳近い婆さんが女将が1人。それに巻き込まれる旅人の話。
おばあさんものの新作といえば、古今亭今輔の専売特許だが、福笑のおばあさんは、今輔と違って完全にデフォルメしており、マンガの主人公のよう。イメージ的には志村けんが演じるおばあさんほぼ同じ。耳が聞こえない(実際はフリをする)、腰が曲がっている(だが動きにはスキがない)、強欲など。志村のように絵や動きで見せるのではなく、あくまで落語で見せて爆笑を取るのがスゴイ。

想像力の付け入るスキを作りながら福笑のおばあさんを強力に印象付けていた。何度もサゲになりそうなセリフがはいってくるのでどこで切れてもおかしくないのだが、それが続くと結構疲れたりする。

久々田口さんと。


2月16日 月曜日
てる起き

朝から原稿書き。新製品についてドンドン詳しくなる。些細な違いがわかるようになる。一般的にはどうてもいい機能かもしれないが、毎日深夜まで残業して一生懸命作っているメーカーや売ろうとしている営業の人たちのためにもきちんとしなければとさらに些細な情報を調べたり使い勝手を想い出したり。、

18時30分 つくしさんの「今夜はトゥナイト」の手伝いというか観劇というか。今日は2回目。
足立区のレポーター話、フリートークで。慣れてないというか初めてみたい。そろそろチャレンジという言葉はなくてもいいころか。
遊びにきた南野やじさんというかお笑いの瞬発力との違いはあるような。

原稿ありで直帰。久々に朝まで原稿コース。

2月15日 日曜日
10時起き

てにをは
13日の読売朝刊「日めくり」より抜粋。
てにをはとは、助詞の古い呼び名で、明治の辞書・言海では品詞名としてあげて、本文に「行きて見る」「馬に乗る」「花を見る」「風は吹く」と書いてある。昔、漢文を読むときに、漢字の4隅に点を打ってその位置で読み方を示す方法があり、それにテニヲハとあてたことに由来するとある。助詞だけでなく、助動詞、接尾語など、補助的な働きをするものもまとめててにをはと言っていた。
 言葉や言い回し全般そのものに使われることもあり、文章のつじつまがあわないことを「てにをはが合わない」という。


2月14日 土曜日
てる起き

第10回柳家一琴の会
なかの芸能小劇場
前座ネタ、中ネタ、大ネタの3部構成になって2回目。
ネタ下ろしは三人無筆。普段、寄席でもめったに聴けないので興味深し。無筆自体が時代に合わないし、物語の構成も単純なワンアイデアものだが、中ネタとしては掘り出しものかも。やりかたによってはいろいろできそうだし、思いっきり崩すのもありそうだし。
ゲストは喬太郎さん。バレンタインデーのネタを存分に振るから何となくと思っていたら「白日の約束」に入っていった。ちなみに白日とは「ホワイトデー」のこと。

バレンタインデーの一琴さんエピソード(プログラムより)
子どものころ、祖母、叔母、いとこ達が「きっともてなくて悲しんでいるだろうから」と毎年段ボール箱いっぱいのチョコを送ってくれたと。小学校1年から高校1年生まで。やさしさとは残酷なものですねえ。


2月13日 金曜日
てる起き

故林広志prd.親族代表
人間力学ショーTHE BEST
下北沢・OFFOFFシアターへ
木村万里さんからのDMで知り当日券で。

「親族代表」は劇団所属の役者による3人組。故林広志氏の台本による演劇コント。第5回目の単独公演で、過去の傑作を集めたベスト版とのこと。
舞台(小劇場)の役者さんだからか知らないが華がないというかなんというか。逆に故林さんの台本を演じる役者として存在しているとすれば、それでいいのかも。喜劇役者でもないし、お笑い芸人でもないから、作家や演出家の意図をストレートに反映させられる。清水宏さんの場合は、役者の個性が立っちゃってるからなにやっても清水宏になる(というより、ネタのやる気まんまん男)から、台本以上の面白さになる。
そのあたりの違いだろうか。ネタのパターンは2人のボケに翻弄される1人の男ってパターンが多い。
ベスト版とあってコントの出来はいいので時間があれば是非。

3人組のコントで面白かったのはネタ時代のネプチューン(10年くらい前)。原田と堀内の大ボケに名倉が翻弄させられるパターンが多かったけど、大ボケがトビ過ぎてて翻弄される名倉がひときわ目立ってた。

2月12日 木曜日
てる起き

『対談 笑いの世界』(桂米朝 筒井康隆、朝日新聞社)
『話のプロが教える驚くほどつきあいがうまくいく会話の本』(立川談四楼、青春出版社)
『やすし・きよしと過ごした日々』(木村政雄、文藝春秋)
の三冊読了
どれもそこそこ面白いが、中でも木村政雄さんのやすきよ話が興味深い。
木村さんはやすきよのマネージャーを務めていた人でもあり、東京吉本の立ち上げに関わった人であり最後は吉本の常務を勤めて退社した人。ビジネスライクでタレントと一歩引いたイチからやすきよを見ていて冷静に書いてある。やすしさんにスポットを当てた本や番組が多い中、きよしさんのこと、当時の二人の関係などが面白い。
漫才の場合、2人でやるからどんなレベルでも相対的に「上手」と「下手」で別れてしまう。やすきよの場合、やすしが小さいころから天才と言われたように、早くから才能が飛び抜けてて、コンビを組んでも相方とのレベル差が激しいからどうしてもリーダーシップを取ることになってコンビが長く続かない。
そこに現れたのが当時喜劇役者だったきよし。結婚直後であり、芸の行き詰まりでせっぱつまっていたようだ。
そんな2人がコンビを組んでのちの一流漫才師になる。
漫才では素人のきよしの頑張りと、前のコンビ別れの失敗を教訓に生かしたやすし、その2人のタイミングがあったということでしょう。漫才でピッタリのコンビが生まれるってことは滅多にないことだからやはり運命ってことでしょう。

NHKのオンエアバトル見てても、完全に2人が同じレベルで漫才しているコンビってほとんどない。長く続けてうまくいく場合もあれば、やめていく場合もあるし、コンビの片割れが売れたりとかあるし。漫才で売れるってのは難しい。


くわっちへ。自主練多めでいったがやはりみんなでやると自分の音が聞こえない。

2月11日 水曜日
牛丼屋で牛丼がなかったら怒るのも当然
といわけで本日はその話題で一色。
テレビや新聞に出てくる最後の客の絵や看板を外す映像は全部やらせ(というか撮影用の演技)ですね。

ヤフーで牛丼で検索するとこの5店が出るから大手ってことなんでしょう。
売上げ高
1位 吉野家
865億1300万 986店
2位 松屋
506億6000万 576店
3位 すき家
332億5300万 483店
4位 なか卯
154億920万 286店
5位 神戸らんぷ亭
37億 40店
(02年度)

今週月曜の日刊スポーツで牛丼の歴史(抜粋)
牛丼ができてまだ100年ちょっとか。

1853年 ペリー来航で肉食文化到来
1854年 米国の牛肉調達を幕府拒否
1862年 横浜の居酒屋「伊勢熊」が牛鍋店開業
1899年 東京・日本橋魚市場に「吉野家」
1952年 吉野家24時間営業導入も失敗(築地)
1966年 東京・江古田に中華飯店「松屋」
1969年 大阪・茨木市にうどん店「なか卯」
1971年 吉野家新橋店で24時間
1980年 吉野家倒産
1982年 横浜・生麦駅前「すき家」
1987年 吉野家更生
1993年 神戸らんぷ亭

世間ではまるで牛丼が食べられなくなったみたいに言っているが、そんなことない。でも、吉野屋の味と新橋駅前の牛めし元気の牛めし(400円)では味がまったく違うんですね。
当世牛丼考」がオモロだった。
西千葉駅前の養老牛丼はもうないんだよねえ。

ちなみに有名人コメントの中で面白いのは松村クン。ビバリーで高田さんが言ってた。
牛丼のつゆだけ丼でもいいから残して欲しいと。
あと、真鍋かをりが吉野屋で1人で入って出てきたところを事務所にスカウトされた話はわりと有名。


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