7.筋肉の表情
全身の筋肉の表情を描く

ここまで鍛えて描いて鍛えて、訳の分からん方法で進めてきたけど御理解してもらえたかな?
人間は全身複雑に入り組んだ筋肉でおおわれているよね。ここでは随分削って紹介したけどそれでも覚えるのは大変。で、実際人物を描くとき筋肉の知識を意識して描いているかといえばそうでもないよね。ほんの少しだけぐらいかな。実際そうだもの、いちいち筋肉を細かく注意して描いていると日が暮れちゃうよ。そうそう、いつも言ってるよね、広く浅くチョイス。これにかぎるよ。でも、腕を万歳したときの脇の下の筋肉はとても重要だよね。そういう時こそはここで実践したことがきっと役に立つよ。

手足の筋肉の表情を描く
今回はバーベルを使ってトレーニングして覚えたから絶対忘れないよね。身体で覚えちゃったね。で手足の筋肉をしっかり理解して描くと絵も少し変化するかもしれないよ。最後にしっかり模写して終わろうね。
パーツの長さを先にチェック
手足を描くときもやはり基本が大事。簡単に棒状にデッサン。筋肉は後からのせること。関節の長さを基本の下書きのところでしっかり取る方がずっと大切。各パーツの長さを正確にデッサンできていたらそんなに不具合は生じないよ。

筋肉を描くのは単純でちょっとむずかしい?
筋肉スーツを着せるような感じで
左右の2点の挿し絵を見てみよう。左の弱そうな男にはあまり凹凸がないよね。ほぼ人形のような状態。この状態に筋肉をのせる感覚でデッサンしていくって考えてくれたらいいんだ。そうしたら右の挿し絵を見てみよう。まるでマッチョスーツを来てるみたいに単純にしてみたよ。筋肉をのせるって意味が少しは理解してくれたかな・・・
ところで左側のマッチョな男性はあまりにもマッチョだよね。こんな人物実際ほとんどいないよ。漫画の世界ならいるんだろうけどね。程よいマッチョがいいよ。小マッチョぐらいが丁度いいかな。
最後に・・・・お疲れさまでした。
「まっするデッサン」・・・身体を鍛えながら描く。
相変わらず妙な更新をしておりますが辛抱して最後まで御覧いただいた方には感謝いたしております。今回は筋肉をテーマにするということでいろいろ模索してきましたが結局こんな感じに出来上がってしまいました、あははは。楽しんでもらえたら嬉しいです。日頃絵ばかり描いていて運動不足になりがちの方はぜひ「まっするデッサン」してハッスルしてもらえたら幸いです。

もうすぐ夏ですねぇー(*^0^*)

あーあ、海にいきたいなぁ・・・・行けるわけもなし。今年の夏の予定は・・・そうですね・・・お盆にちょっとごそごそする程度でしょうか。どんどんおっさんになっていきますな。どうか皆様には事故等無い素敵な夏をお過ごしくださいね。

それではごきげんよう。
 2004年6月25日更新   中村でした。

なあ、俺のパンツ知らないか?」