7. 必殺タオル描き!

みなさん、ここまでよく私の説明についてきてくれましたね。ありがとうございます。もう少しだからおつきあいしてくださいね。どうですか、上手に描けていますか? 上達するにはとにかく描く。写真を簡単に模写したら、すぐに何も見ないでもう一度描いてみたり、いろいろ工夫してスキルをあげていこう。
髪の毛をタオルで表現してみよう
長い髪の毛を描くとき、不規則に流れる髪のラインをとらえるのは初心者の方にとっては困難この上ないものです。そこで髪の毛全体を4等分にしてわかりやすくしてからデッサンしていこう。
洗濯竿にタオルが4枚かかってるよ。さあ、鉛筆持って描き写してみよう。フリーハンドで直線を描く。最初の基本コーナーでやったよね!
そして洗濯竿が曲線を描きタオルの形にも少し変化がでてくるね。これもしっかり描き写そう。単純な絵をしっかり描く、なんでもいいから技術の向上に繋げて練習だよ。
いよいよ核心に入るよ。左の絵をよく見て描き写そう。今描いたタオルを卵や球の上にかぶせる感覚でデッサンしよう。落ち着いて描こう! だいじょうぶ、ゆっくりだよ。

そして最後にもう一度顔を今したことを心にイメージして描いてみよう。生え際や髪の流れをよく見て描き写してね。
この方法を使うとなびく髪を描くとき混乱しなくて有効でしょ。いろいろな場面で活用しようね。
髪の毛を最初から4等分して描こう!
何も複雑なものはないよ。タオルが髪の毛の束になっただけとイメージして描く。A.B.C.Dと左の絵のように徐々に長さがちがうよね。

鳥かごを頭部と課程して、デッサンして前の部分をカットしてしまいましょう。そして1のイメージを鳥かごにタオルのときと同じようにあてはめたら・・・

鳥かごを頭部にあてはめる。最初に脳天に肛門みたいなのを描き入れて髪の渦をきめよう。前髪の生え際を決めてそこから前髪をデッサン。髪の重心と顔の中心線の区別に気をつけよう。髪の重心を意識して描いてみてね。

スキンヘッド「頭蓋骨・頭部」をしっかり描く習慣をつけておく
顔を描く時、頭頂部はしっかり描き込んでますか?
めんどくさがらずにきちんと頭部をデッサンしてから髪の毛を描くように心掛けよう!
デッサンの遠回りは確実に実になります。別にこんなに丁寧に描かなくてもいいのですよ、簡単な半円をデッサンするだけで結構なのです。たったそれだけで描かないで実践するのとしないとでは仕上がりにはっきりでてくるので今の時点で習慣づけましょう。
  • ワンポイント
漫画の髪型でこうゆうのあるでしょ。一見難しそうだけど左の図を見てもらったらわかるように半円の型をとってその中に髪の毛を書き込むだけでこの通り! ね、簡単でしょ。