Night RangerとPage Plantの新譜


Night RangerとPage Plantの新譜



Night RangerとPage & Plantの新譜が出ました。

Night Rangerの"Seven"。一曲目のSign Of The Timesは結構気に入りました。
あれを流しながら車を運転すると最高。でも後の曲はちょっと退屈。歳のせい
か、ハードな曲が少なくて昔のNight Rangerの曲調を楽しみにしていた私はち
ょっとがっかり。

Page & Plantの"Walking Into Clerksdale"ですが、まさにZeppelinそのも
の。有線のホームページでの解説には「Zeppelinを期待するとちょっとがっか
りするかも」とありましたし、BURRN!の新譜評論でもあまり好意的には書かれ
ていなかったのですが、私が聞く限りはまさにZeppelin。Zeppelin IIの時代
のブルージーな曲、Kashimirのあたりの中近東ぽい曲、あらゆるZeppelinの要
素が取り混ぜられています。前作を上回る出来だと思います。
なにしろ20世紀の終わりになるというのにシンセサイザーを使わず、ジミー
のギターとロバートのヴォーカルだけというのが凄い。
それにしてもロバートのヴォーカルって柔軟ですね。スローな曲もハードな曲
も苦なく歌い分けている。往年のスクリーミングはもう聞かれませんが、
Coverdaleがマネしているあの独特の歌いっぷりは健在です。
今、彼らはヨーロッパツアーの真っ最中ですが、来日公演が楽しみです。

                        1998年4月13日

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