BiogenesisのGHB

引き続きGHBの話。Biogenesisとは南アフリカにあるGHBを専門に販売する会社で、 IASの扱っているAlcoverより安く、粉末の形状をしている。 普段飲んでたAlcoverが切れてしまったので、注文してみた。 どのくらい安いかというと、AlcoverがGHB 98gで$280なのに対し、Biogenesisの物は 100gで$118である。2.4倍くらい安い。
ちなみに、200gで$208、300gで$308、454gで$408、908gで$808。 日本とかアメリカのちょっきりの値段より少し足りない、という価格設定とは違うのね。
値段以外のメリットとしては、粉末状なのでAlcoverのようなソルビトールの味がしないという点で、逆にデメリットも粉末であるが故の取り扱いの困難さである。 GHBは非常に吸湿性が高く、部屋に放置するとたちまち潮解してしまうからだ。
この保存の難しさを解決する目的で、パッキン付きの弁当箱を二つ買ってきた。 容量は480mlで、100gのGHB粉末が丁度入る。この弁当箱には中容器が入っており、 1/2の大きさの物が一つと1/4の大きさのものが二つである。この中容器を交換して、 一つの箱に1/4の大きさのものを四つ入れて、ここにGHBを全部あける。その後、 中容器一つを他方の箱に移し、こちらを通常使用することにする。 残り三つの中容器の入った方は保存用で、中容器の入れ換え時以外には蓋を開けない。 そして両方共冷蔵庫で保管する。
冷蔵庫で保管するのは品質の安定と乾燥の為であるが、冷蔵庫から出した直後に 容器の蓋を開けると結露により余計吸湿してしまうので、常温になるまで放置する必要がある。使う度にやらないといけないので面倒くさい。常温になったら蓋を開け、付属の計量スプーンで適量を手早く取り蓋を閉める。
付属のスプーンは2mlが計量できるものであるが、GHB 2mlが何gに当たるのかよく分からない。容器の大きさから計算すると270mlで100gなので0.7gくらいか。ちなみにBiogenesisのホームページのFAQによると、

Q: 付属の2mlのスプーンは決まった量の粉末を量れますか?
A: 完全には無理です。GHBは製造のバッチにより比重が異なります。(水分量や結晶構造や粉末の形状や粒の細かさによる)。実際にはスプーンは0.5gから1gの間の粉末を量れます。通常は約0.7gです。

ということなので、0.7gだということにして適量は調節するしかないだろう。 Alcoverを飲んでた時には7.5ml(GHB1.3g)が適量だったので、 スプーン2杯くらいかな。
GHBのナトリウム塩は塩のような味がするということなので、トマトジュースに溶かして飲むことにした。粉末をなめてみると、味はかなり薄い。最初甘みのような味がして、塩とはかなり違った、もっと薬品っぽい辛さがある。が、味は薄いので160gの塩分無添加トマトジュースに溶かしてしまうと、味は飲み比べても分からない。Alcoverに比べて格段の飲みやすさである。Alcover7.5mlをトマトジュースに溶いたら凄い味になるぞ。
肝心の効き目であるが、最初に飲んだ時にはなんだか効きが悪かった。飲んでから1時間ほど経ってやっと効いてきて、効果もそんなに無かったのでスプーン1杯分追加した。 しかし、次に飲んだ時はAlcoverと同様にすぐに効いてきて、効き方にも特に違いは無かった。恐らく最初に飲んだ時の身体の状態(空腹加減)が違ったのだろう。
ということで、BiogenesisのGHBはなかなかお薦めです。