02/06/11

7月の改編期前に一回は書いておかないと。

今見ているアニメは、

日曜:	おジャ魔女どれみドッカ〜ン!、ぴたテン、サイボーグ009
月曜:	犬夜叉、ラーゼフォン
火曜:	HAPPY☆LESSON
水曜:	ヒカルの碁、.hack//SIGN、あずまんが大王
木曜:	七人のナナ
金曜:	デジモンフロンティア、あたしンち
土曜:	満月をさがして、東京ミュウミュウ、ミルモでポン、アベノ橋魔法☆商店街、ちょびっツ、藍より青し
帯:	おじゃる丸
衛星:	フルメタルパニック!、おねがい☆ティーチャー
謎:	りぜるまいん
以上。22本/週。かなり切ったけどこのくらい。順位は、

  1. ミルモでポン
  2. アベノ橋魔法☆商店街
  3. おジャ魔女どれみドッカ〜ン!
  4. あずまんが大王
  5. りぜるまいん
  6. ちょびっツ
  7. .hack//SIGN
コメント。 ミルモでポン。 おたくをターゲットに入れない純子供向けアニメなんだけど、しっかり作ってあって面白い。 キャラクターの可愛さも好み。 楓ちゃんも可愛いし、安純様もすっかり悪役が板について輝いてる。 妖精のキャラクターや世界観も気が抜けていて良い。 今後さらに人物関係が複雑になりそう。 アベノ橋魔法☆商店街。 一方こちらは純おたく向けアニメ。 1話を見た時は割といい雰囲気のアニメだと思ったが、2話から全開でおたく化する。 松岡由貴のナチュラルな大阪弁のあるみちゃんを容赦なくセクハラしたり、 濃いおたくネタを怒濤のように繰り出してくる。 こんなの作れるのはガイナックスしかおらん。 折角気合いを入れて作っているのに、何度も見ようと思うタイプの作品でないのが勿体ない。 おジャ魔女どれみドッカ〜ン!。 ハナちゃんもどうなることかと思ったが難なく仲間に溶け込んだ。 未だにおみそ扱いされているフシはあるが。 ハナちゃん絡みのエピソードも減ってきて、まったりしている。 緊迫する要因が何もないしね。 あずまんが大王。 テンポの悪さが気になったが、こういうものだと思えばこれはこれで面白い。 あまり原作から逸脱しないので、ギャグを楽しむというよりは雰囲気を楽しむアニメ。 金田朋子が有名になっちゃうなあ。 りぜるまいん。 このご時世に地上波でここまでやれるという金字塔アニメ。 前にメイド隊とくるみをやった地方UHFネットのさらに縮小版で放映。 見られる人がかなり限定されていて、ほとんどOVA感覚。 次第にちゃんとしたストーリーになっていくらしいが、まだそこまで見てない。 ちょびっツ。 CCさくらもおたくを狙ってはいたが一応少女漫画の体裁を取っていたのに対し、 CLAMPが真っ向からおたくを見据えた作品。 ほとんどエロゲーのような過剰なサービスに戸惑う。 話そのものはありふれた人工知能ものだが、萌えを原点に作るとこうなるという見本。 .hack//SIGN。 伊藤和典が久しぶりに脚本を書くというので注目。 折りしも、ラグナロクオンラインにはまっている最中なので、ネットゲーム特有の細かい演出もよく判って面白い。 仮想現実ものかと思ったが、司以外のプレイヤーには普通のゲームとして見えているのだろう。 どちらかというと虚構もの。

新作アニメについて。 ぴたテン。 コゲどんぼは漫画家ではなくキャラクターデザイナーだと思っているのであまり期待していなかったが、開けてみると意外と面白かった。 それでも、ストーリーが面白いというよりはキャラクターの魅力に依る部分が大きいのだけれど。 美紗さんや小星ちゃんも可愛いが、一番は紫亜たん。 ゆかなのぶりぶり声も相まって、むちゃくちゃ可愛い。思わず瞳孔が開く。 まだキャラクター紹介の段階なのだとすれば、天使と悪魔にまつわるストーリーが今後展開されていくのかな。 デジモンフロンティア。 シリーズ4作目。いい加減ちょっと飽きてきたけど、おもちゃが売れてるのかな。 いきなり子供だけで異世界へ行くというスタイルは1作目と同じ。 小さい子もいるし。女の子が一人しかいないのが残念。まあ、男の子向けアニメだし。 ヒロインの泉の声は石毛佐和さん。 ぽっぷやノーマよりは落ち着いた声だけど可愛い。 あたしンち。 クレヨンしんちゃんの枠に置き換わった、ファミリー向けアニメ。 大地丙太郎が監督ということで期待したが、それほど味が出る前に降板してしまった。 内容は実はかなり原作に忠実で、しかも単行本の最初から順にこなしている。 キャラクターデザインでみかんがやたら可愛くなり、折笠富美子の声も魅力的なので、 それだけで見る価値がある。 ストーリーは皆無だし、単発のネタも共感を誘って笑いを取るという、 毒にも薬にもならないアニメ。それがファミリーアニメの条件。 満月をさがして。 孤児で病弱で寿命があと1年のところに死神が現れ、 外国のどこかにいる友人の為に歌手になる手伝いをしてもらうが家は歌が禁止という、 強引な設定の中で強引に歌手になっていく。 どんどん増えていく矛盾をどうするんだろう。 実はめろこが一番可愛いような気がするが、最近留守番が多く出番が少ない。 東京ミュウミュウ。 原作はなかよし連載だが、明確におたくを意識している。 セーラームーンの夢よもう一度という事か。 あれから10年経ったし、そろそろ世代も変わってるだろうと。 セーラームーンのエピゴーネンとして見ると、名前が色と野菜で出来ているのは面白いが、各キャラクターが魅力に乏しい。あ、でも歩鈴はちょっと可愛い。 レッドデータアニマルズを取り上げているのが最大の特色だろうに、 ちっともストーリーに活かされていない。 たまに話がものすごく破綻してるのは、脚本と原作とどちらが悪いんだろう。 藍より青し。 川澄綾子のイメージはすっかりこういうので定着したな。 二人でままごとを続けていても面白かったと思うが、個性の有り過ぎるキャラクターが続々と登場してラブひな化していく。 サービス過剰なのは嬉しいが、ちゃんとストーリーはあるのかな。 まだ舞台説明だから何とも言えない。 HAPPY☆LESSON。 かなり痛い部類のおたく向けアニメ。 シスプリや天使のしっぽが許せたとしても、この作品はちょっと引いてしまう。 各キャラがちっとも可愛くないのは、デザインの好みの問題だから仕方ないとして、 全員の性格が破綻していて大してサービスも無いと、萌えようがない。 フォルツァ!ひでまる。 サッカー人気あやかりアニメ。 「ひで」と呼ばれる人物が誰なのか判らないという時点で致命的。 1話で切った。 天使な小生意気。 サンデーのCMで見たけど、本当にアニメ化するとは思わなかった。 林原の声も久しぶりに聞いた。 あまり萌える展開になりそうな気がしないので2話くらいで切った。 超特急ヒカリアン。 全然違う枠でやっていたヒカリアンの続編という位置づけ。 いきなり作品世界がさっぱり判らない。 ミッチのOPはここでしか聴けない。 敵の千葉繁が面白そうな気もしたが1話で切った。 東京アンダーグラウンド。 春の新作の一発目だが、いきなり面白くなかった。 適当な設定とよくある展開に盛り上がらない演出。 ガンガン連載という時点で先は見えていた。 2話で切った。 爆闘宣言ダイガンダー。 意思のあるロボを戦わせるネタで、メダロットみたいな話にもなり得たが、 なんかルールが異様に複雑でしかも不合理。 OPは伝統的なアニソン調でとても良い。 2話で切った。

終了した番組について。 超GALS!寿蘭。 どれみの裏にぶつけた割には意外と人気はあったようで、1年続いた。 スタート当初は重い話をやっていたが、途中からふっ切れて馬鹿な話が続き、 美由と綾でたまに重くなりながらも基本的には能天気だった。 一方的にライバルだったカスミがちょっと消化不良。 まあ、あいつバカだし。 ギャラクシーエンジェル。 相互に関連しない単発話を2話ずつ放映してあっという間に終わった。 でもそのうちまた続きをやるらしい。 それだったらコメットさんを打ち切るなよと、関係ない方から恨みを買ったりする。 1話だけ妙にシリアスな話があったが、基本はドタバタに終始した。 アクエリアンエイジ。 いつまで芸能界の話が続くんだろうと思ったが、それなりに意味のある伏線ではあった。ちょっと世界の設定について説明が不足しているので想像で補う部分が多かったが、 一応話としてまとまった。 そもそもあの人達は誰? とかこの世界は何? という疑問が残る。 ファイナルファンタジー:アンリミテッド。 本当は1年続く筈だったのにいきなり半年に短縮したので、後ろの方が大変なことになった。 前半のよく判らない話を後半で説明する筈だったのに、その部分が無くなったから判らない話だけで終わってしまったような。 FFシリーズのゲームは最新の3作はやっていないが、やっていたらもう少し理解できただろうか。 Kanon。 もともと余り期待はしていなかったし、ヒロインを全員登場させると話が破綻するだろうとは思っていたが、予想を遥かに上回る酷い脚本だった。 舞シナリオに話数をかけてる割には佐祐理さんはノータッチだし、 一番好きな真琴シナリオは1話に押し込んで全く盛り上がらないし、 あゆシナリオはなんか違う話になってるし。 売れるのかな、これ。 デジモンテイマーズ。 小中千昭の意欲作。 いろいろ細かい設定が考えてあって、難しいタームを登場させて説明したことにしているが、子供はきっと一人も判ってない。 加藤さんが重要な役を演じるとは思わなかった。 クルモンがもっと活躍すると思った。 ガイスターズ。 設定と台詞と演出の全てがどこかで見たことがある。 何のつもりだろうと思ったら実は韓国アニメだった。 どんどん別人になっていくシャイとか、種族を越えた兄妹とか、 何でもありなお父さんとか、ツッコミながら見る分には楽しい。 カスミン。 水橋かおりさん出世作。この人多分、今後人気出ていくと思うな。 基調はまったりした世界で、たまに小中千昭が書く不思議な世界が面白かった。 厳密にはまだ終了していなくて、あと半分残っている。 作品と何の関係もないEDはなんとかして欲しかった。 だぁ!だぁ!だぁ!。 長く続いたなあ。再放送を混ぜながら2年間続いた。 1話で怒濤の展開をした割には、その後ずっと舞台設定は同じだった。 ゲストキャラで話を作る回が多かった気がする。 怪しい奴を見たら宇宙人と思え。 ちっちゃな雪使いシュガー。 シュガーと出逢って、仲良くなって、お別れする、というだけの話なのに引っ張り過ぎのような気もする。 あの劇団は何の意味があったんだろう。 せっかくの良質な作品なのだから、全国放送して欲しかった。

春の新作の総論。 学校五日制に速やかに対応して土曜の朝もアニメ天国。 でも子供向けアニメは不作。おたく向けアニメは豊作。

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