リストラした社員に線路に突き落とされて、信仰心が無いので過酷な状況に転生させられた。 異世界だから文字とかは違うのか。 魔法の適正があったので軍に志願。 研修中に戦闘が始まって、協商連合が越境してきたので攻撃の観測手を任される。 敵の中隊と遭遇して一人で抵抗。 自爆したのも離脱する作戦なのか。 でも評価されすぎてしまった。
後方で教育任務かと思ったら試作機のテストだった。 体が持たないので転属願を出す。 最後の実験をすることになって、神の策略で爆発寸前に動作するという奇跡が起きる。 その後また戦線に送られて現在に至る。 試作機はターニャにしか使えないらしい。奇跡で動いてるだけだもんな。 次は軍大学に入学することに。でも雲行きは怪しそう。
大学で勉強中。 図書館で准将に会って、部屋に呼ばれて魔導部隊の話をする。 その後、参謀本部に呼ばれて、少佐になって大隊を率いることに。 ヴィーシャも戻ってくる。 ターニャの思い通りにならない運命を楽しむ話なんだな。
集まった候補に防衛訓練とか行軍とか。 雪崩に巻き込まれる。 リタイヤさせるのが目的だったけど、根性があって1ヶ月で訓練完了。 南東に展開することに。 ルーマニアか。 戦闘開始するけど相手は馬と歩兵しかいないので楽勝。 さらに首都に侵攻して、幼女声で警告してから攻撃。誰が戦っても楽勝なのでは。
次は北方に行くことに。 ターニャは他の国が介入していると推測する。 備蓄基地がやられていて、爆撃機と戦う為に一人で同じ高度まで上がって隊長機を落とす。 捕虜を捕まえに行くと、また神が話しかけてくる。 世界大戦に発展してるのは神の仕業らしい。
ターニャは攻勢の計画に反対する。 でも上陸作戦があることに気付いて奇襲に協力。 砲台を攻撃していたら敵の増援が来て応戦。かつて戦った人がいる。 なんとか間に合って上陸作戦は成功。 舞台が第二次大戦になってるような。
戦線にいたら後方が遮断されて、アレーヌで市街戦をすることに。 上からの命令で仕方なく残酷なことをしているように見えて、実は立案したのはターニャ本人。
包囲戦の計画があって、ターニャの大隊は撤退戦に参加。最近の戦闘は被害が大きいな。 いつかの博士がV-1を作って敵司令部を攻撃する作戦。 これは有人兵器なのか。 あんまり破壊力無さそうに見えるけど。
V-1の誘導が仕事じゃなくて、その後も破壊工作をする。というかそっちがメイン。 司令部の破壊に成功。 陣地を爆破する作戦の方も成功。トンネル掘りまくったのか。 敵の包囲に成功して、ターニャ達も攻撃に向かう途中に魔導部隊と遭遇。
敵の魔導大隊と遭遇。 ターニャが戦った相手は以前にも倒した奴で、存在Xの力で生きていた。 結構消耗したけど割と無事らしい。 作戦は成功して戦争は終結。 でも敵が逃亡作戦を実行中なのでV-1で攻撃しようと思ったけど停戦命令に従う。 そんなに重要な瞬間なら司令部が黙ってないだろうに。
最終回。
ターニャは参謀本部に行って、合理性だけでは行動が測れないと訴える。
その通りに、チュニジアあたりで徹底抗戦の動きが起きて戦争は続く。
総括。
かなり歴史の知識が要求される作品だった。
それがやりたかったんだから仕方ないけど、その準備の段階のターニャが出世していく話の方が面白かった。
特に本人は全然出世を望んでいない所が。