WHITE ALBUM2

新番組。 ボーカルが抜けてバンドが危機になっている。 小木曽雪菜(米澤円)がミスコンに出たくないと言うので、説得する為に実行委員に呼ばれたのに取り消しに協力する。 音楽室でギターの練習をすると隣の音楽室からピアノで合わせてくる。 森川由綺の曲の時に室内のピアノを誰も弾いていないのを不思議に思わせておいて説明する演出が上手い。 自分が出場しないことを心配する雪菜に角材運びを手伝わせて話をする。 ピアノの音が聞こえないのでいないと思ったら、ギターを弾くと合わせてくる。待っててくれてるんだな。 バンドの出場を辞めることにして最後の練習をしていたら、今日は歌声も聞こえてきて、 屋上に行ってみると歌っているのは雪菜だった。1話だけできっちり面白いな。 米澤円は憂の声が好きすぎて、もっと声を聞きたいのに今ひとつ活躍してないから、 WHITE ALBUM2のゲームをやろうかと思っていた。

屋上で雪菜を軽音楽同好会に誘うけど翌日断られる。 夜にバイトしている雪菜に話しかけたら、雪菜に誘われてカラオケに行って、ボーカルの件を雪菜の方から頼まれる。 「これにて、小木曽雪菜の秘密は一つも無くなってしまいました」。 ミスコンまで引き受けてるのは何故なんだ。 次は隣の部屋のピアニストを仲間にする計画。 弾いていたのは隣の席の冬馬かずさ(生天目仁美)だった。ものすごいアルトだな。

かずさは有名なピアニストの娘で、普通科に移る条件として音楽室を一人で使っていた。 雪菜がかずさを喫茶店に誘ったり、かずさと二人で雪菜の家に呼ばれて食事したり。 かずさは軽音楽同好会に参加することに。何が決め手だったんだろう。

ベースとドラムは打ち込みでやることに。それはありなんだ。 冬馬の家のスタジオで練習して、それから毎晩通っている。電車が無くなる前に帰ってるんだろうか。 週末にはみんなで合宿。 次に雪菜がやりたい曲はギターが難しいけど、冬馬が請け合ったのでやることに。 雪菜は北原の歯ブラシを発見。やっぱりそうなるか。

合宿が終わって、雪菜を送っていこうとしたら一人で帰る。 実は冬馬と雪菜の間で話をしていた。 でも誤解があるというか、冬馬の気持ちがはっきりしないな。 そのお陰で電話で長話して、雪菜と呼ぶことに。どんどんキャラの存在感が増している。 冬馬はテスト中に楽譜を見ていて、没収されそうになって怒って教室を出る。 自分も抜けて雪菜も呼んで一緒に練習。ここがあの女のハウスね、は原作にもあったのか。

冬馬が風邪を引いたので学校をさぼって看病。ついでにギターの練習もする。 冬馬は布団を持ってきて聞いている。顔が赤い理由が誤魔化されている。 雪菜はリハーサルで歌えなかった。下手とかじゃなくて声が出ないのか。 文化祭当日に雪菜を連れ出して、大正ルックのまま電車で冬馬のところに。どういうプレイだ。 オリジナルの3曲目をやろうと言い出す。これは打ち込み部分は不要なのかな。

いよいよ本番。演奏シーンをOPにしてるのがいい。 冬馬がサックスも吹いてる。 次の曲では冬馬はベース。3曲目のオリジナル曲の演奏シーンは無いのか。 終わった後は冬馬と一緒にいて、寝てしまって起きると側に雪菜がいる。 でもこれが三人でいられた最後の瞬間だと1話の冒頭で言ってた。

クリスマスに冬馬の運転で三人で泊まりがけ旅行。 雪菜が寝ている間に冬馬と二人で話す。 三人でお風呂に入って、冬馬がコンクールに出ることを聞く。まだ表面的には楽しそうだな。

3学期に入って、冬馬は学校に来なくなる。 二人でコンクールに行くけど結果は入賞しなかった。音が割れてるのはどうにかならんのか。 雪菜の誕生日を二人で過ごそうと提案するけど、雪菜はみんなで祝いたいと断る。 でも実は家族旅行をキャンセルしていて、冬馬が来ないと二人きりになるという脅し。 当日に冬馬からは花が届く。ずっと海外にいたのかな。アイキャッチが飛行機だし。

空港に冬馬を迎えに行く。 冬馬を責めていたら全部打ち明けられる。 冬馬が北原を知っていくプロセス。 これで気持ちに気付けというのも難しいけど。

冬馬の視点で時系列に説明。 英文法の本をプレゼントしたのがきっかけなのかな。 学園祭の後、音楽室で眠っている北原に冬馬はキスをする。なんか見られてる気がするけど。 温泉の帰りにもキスしようとしてる。 2月に冬馬にキスするけど叩かれる。北原がキスに慣れているから。慣れていると見抜けるのはいいのか。

冬馬は雪菜にウィーン行きを伝える。 雪菜は屋上で、二人の間に割り込んだと友人に話す。誰がピアノを弾いてるのかは判らなかっただろうに。 雪菜は冬馬がキスしているのをやっぱり見ていた。 卒業式が終わって、雪菜の机に冬馬からの手紙が入っていて冬馬を探す。 冬馬から電話がかかってきて、冬馬に好きだと伝える。 実はすぐ近くから掛けていて、冬馬を捕まえてキス。これはどちらも逃すパターン。

最終回。 冬馬を部屋に連れてきて押し倒す。時間かけてるけど暗くて何も見えない。 冬馬は制服のボタンを持って出て行く。 雪菜が来て一緒に空港に行く。全部話したけど雪菜の方が謝る。雪菜が告白したのは三人でいたかったから。 空港で雪菜の前で冬馬にキスすると雪菜は泣き出す。さっきのは嘘だったらしい。 「そんな訳、ないじゃない」。 オリジナル曲の演奏シーンが無かったのは最も楽しかった瞬間との対比の為か。よく出来てる。
総括。 思った以上によく出来てた。元のストーリーが面白い上に演出も凝っていて、作画も音楽も良かった。 原作はゲームだから当然雪菜ルートもあるんだろうけど、完成しすぎていてそんな余地があるように思えない。 キャラ的には雪菜だった。というか、冬馬のキャラが割とどうでも良くて、何で好きになったのかが共感できない。


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