処刑少女の生きる道

新番組。 異世界に召喚されたけど追い出されて、神官のメノウ(佐伯伊織)に拾われる。 迷い人はみんな日本から来るので街が日本っぽい。 何か特別な力がある筈と言われて教会で試してみると、物を消す力があると判る。 でもすぐ殺される。 メノウは迷い人を処刑するのが仕事だった。 モモ(金元寿子)がもう一人の迷い人について調べてくる。 そのことで王の配下が来るけどあっさり倒す。

2話。 メノウはもう一人の迷い人のアカリ(佳原萌枝)の所に。 油断させて殺すけど生き返る。 怪我を治す能力と思ったら時間を操る能力だった。 殺せないので師匠のいる場所に連れて行って儀式で殺すことに。 日本に帰れると聞くとアカリは寂しいと感じる。 二人が駅にいるとアーシュナ姫(M・A・O)も来る。

3話。 列車にはアーシュナを狙ったテロリストが乗っていて、列車の上でモモとアーシュナが戦いになる。 テロリスト達は赤い石を飲んでいて、それらが集まって騎士になる。 モモ達は列車から落ちて、モモの糸鋸が騎士に当たる。 列車は暴走していてメノウはアカリと接続して列車を止めるのに成功。 もしかすると一度失敗して時間を戻したのかもしれないと考える。

4話。 メノウが漂白された時のこと。 フレアに塩になった大陸を見せられて処刑人になりたいと思った。 アカリ達はガルムに到着。 行方不明事件の調査を依頼される。

5話。 モモが地下で行方不明事件を調査していたらアーシュナに会う。 儀式場を見つけてアーシュナはファウストが絡んでいると推測。 モモは大司教に気をつけるようにメノウに連絡する。 メノウ達は儀式直前で大司教と戦闘になる。 大司教は若さを取り戻す為にアカリを漂白して能力を手に入れるのが目的だった。

6話。 メノウは街を漂白したのも大司教だと知る。 アカリは能力を発動。 何度も繰り返していることを記憶していて、自殺すると忘れた状態になる。 モモにリボンを失わせて暴れさせると、アーシュナも一緒になって暴れる。 メノウはアカリの力を使って大司教を倒す。 アカリはメノウに殺される為に未来から来たらしい。

7話。 二人は巡礼に出かけることに。 港町に着くとモモも別ルートで来ている。 ここには第4の身分の人たちがいて、フレアが代表を退治したので恨まれている。 メノウはアカリを薬で眠らせて霧の牢獄に入れるけど、アカリは記憶のある状態で目覚めて時間が戻る。 メノウはそのことを知っている。

8話。 二人で街にいたら襲われる。 捕まえて引き渡すけどマノン(石見舞菜香)に魔物にされて殺される。 メノウは司祭に魔薬の調査を依頼される。 マノンは幹部の会議の食べ物に魔薬を盛っていて、逆らったら殺すことができる。 モモが魔薬について調べていたらアーシュナと再会。 みんなでマノンの夜会に参加することに。

9話。 メノウが屋敷を探っていたらアーシュナに見つかって戦うことに。 アカリが異変を感じていたらマノンが話しかけてくる。 マノンはアカリが異世界から来たことを知っている。 モモの調査によると魔薬を作り始めたのは2週間前。 魔薬を作る装置を見つけて子供を助けると爆発して毒にやられる。 メノウは司祭に城の封鎖を依頼。 アカリはマノンに会いに行く。

10話。 マノンはアカリが時間を戻していることをパンデモニウムから聞いたと言う。 マノンの母親も日本から来ていたけど、力を使うと記憶を失うので力を使わせないままフレアに殺された。 アカリはマノンに攻撃されてメノウに助けられる。 マノンはフレアに禁忌ではないと言われたので禁忌になりたかった。 メノウがマノンを倒すと体の中から謎の春野杏が出てくる。 これがパンデモニウムらしい。

11話。 メノウがパンデモニウムと戦う。 捕まえるけどパンデモニウムがもう一人現れて殺す。 アーシュナも来て、協力して疑似教会を出して封印するけど巨大な何かに乗って降りてくる。 アカリの所にも現れて、霧から出られたのはアカリのお陰だと話す。 時間を戻したことで隙間が空いたらしい。 日本に帰る方法があると教える。

12話。 最終回。 世界を滅ぼそうとしたのは元の世界に帰る為。 メノウ達はムカデ状態のパンデモニウムと戦う。 経典を取られてアーシュナが剣を貸してくれる。 やられる寸前にアカリが来て時間を戻す。 アカリの力を使って倒す。 消える寸前に塩の剣を使うとアカリを殺せると教えてくれる。 パンデモニウムは墓地の死体を使ってマノンを復活させる。 実はマノンの姉らしい。
総括。 途中まではシンプルな話だったけど、アカリが何度も繰り返しているというあたりから急に説明不足になった。 多分、込み入り具合が映像化の限界を超えたのだろう。 そこからは雰囲気だけを楽しむ作品になった。 パンデモニウムで春野杏の声がたくさん聞けたのが良かった。 モモもいいキャラだったのに出番が少なくて不遇だった。


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