鉄人28号

新番組。 アナクロな感じのOPがいい。 舞台は昭和30年頃。 正太郎の砲弾が東京へ発射されて、書類を奪った犯人を正太郎が追い詰めた所に落ちてくる。 なんでもう一人の正太郎なのかまだ判らない。 なかなかしっかり作ってあるな。 シリーズ構成・監督・今川康宏。 音楽・千住明。

もう一人の正太郎とか言ってるけど機械だしな。双子の脳を取り出して、とかじゃないのか。 正太郎少年は既に何か特権を持ってるっぽいので、父親が作ってなくても28号を操縦してたかも。 28号に操縦機を持って行かれる。顛末をのんびり話しているからだ。 27号をぶつけるけど倒される。助手の人はどう見ても28号の活躍を嬉しがってるな。 三人組は兄さんが生き残るのかと思ってたら違うのか。折角若本規夫なのに。 OPの歌詞は「夜の町にガオー」だと思ってた。

後始末に使われてる鉄人。いきなり使いこなしてると思ったらまだうまく動かないのか。 何も操作しなくても自律で戦ってたし、技巧は要らないんだろうな。 どういう経緯で正太郎が使うことになったんだろう。 地下から大量の瓶が見つかる。一緒に調査してる秘書の人(高見沢さん;石塚理恵)がいいキャラだ。 不乱拳博士のところに行く。投獄されてるんだと思ったら病院なのか。 謎ばっかり増えてちっとも解決しないな。

キングレコード主催千住明の夕べ。そのまんまだな。 高見沢さんは正太郎君にたかっとるのか。変な人だ。 墓で細胞の入った瓶を見つける。 地下を調べて鉄人第二計画の書類を見つける。物語がさくさく進むな。 前回のロボットと水槽は無関係なのか。

不乱拳博士は戦争協力を拒んで撃たれる。この人もそんなにマッドじゃないんだな。 むしろ一番マッドなのは敷島博士。「仕方ない」だけで気持ちの整理がついてるし。 モンスターと不乱拳博士は殺しあって二人とも退場。 レギュラーかと思ったのに。 モンスターの正体は引っ張り過ぎだ。引っ張ったあげく知ってるって言われちゃうし。

正太郎が襲われる。格闘は強いし絵の裏のスイッチは罠だし、なんか嫌なキャラかも。 スリルサスペンスという名前のセンスはどうだろう。 列車のブレーキが壊れているので鉄人で止める。それはやっぱり脱線してしまうような。 倒れていた運転士が一味だったとは。こういう驚かせる仕掛けが多いな。 鉄人は悪モードの時は目が赤くなるのね。

鉄人が暴れる。やっぱりリモコンが奪われないと始まらないな。 スリルサスペンスに馬鹿にされる村雨。原作もこんな反米感情を煽る内容だったのかな。 アメリカからロボットを借りてリモコンを取り返す計画は失敗。アイディアは良かったのに。 話はさらにややこしくなってるな。

正太郎はアジトの島へ向かう。 なんでバッカスに電波が届かなくなったんだろうと思ったら実は村雨の通信機が電波増幅装置。 このへんは上手いな。 コントロールを失うと暴走するのは設計にかなり問題があるような。 鉄人で悪いアメリカを倒して一件落着。 兵器の是非がテーマだけど、結論は武力肯定なのかな。

新しい話スタート。 ドラグネット博士がギルバートを持ってくる。 この人が次の怪人かと思ったらいきなり殺されてしまった。 謎をいくつか示しておいて後で解決というパターンだけど、 何が謎なのかがよく判らない。

牧村博士も殺される。 犯人は失敗作のロボットかと思わせて実際にその通り。 ダイイングメッセージの暗号は解ける方が不思議なような。 敷島博士はすかさずジョンソンを欲しがってるし。殺人犯だろうがお構いなしだな。

ケリーを修理するふりをして動けなくして逃げてきた敷島博士の正体はケリー。 普通に博士に何か野望があって裏切ってるんだと思った。 単に宇宙に行きたかっただけなのね。

熱病の男が連れ去られるけど、割とあっさりブラック博士を発見。 子供が既に死んでいるということは、博士は狂ってたのね。まあ、生きてても狂ってるけど。 鉄人が殆ど関係無い話だった。

動物園の園長をからからにした容疑者の男の話。 動物園を閉めるからといって動物を殺すと勘違いしたという動機は無理があるな。 実は男は謎の生命体だった。ラストでびっくりする事実が明らかになるパターンはいつも通り。 暗い話だなあ。

ブラックマスクに銀行が襲われる。 姿が消えるのはどんなトリックかと思ったら実は瞬間移動装置を使用。そのまんまだな。 リモコンを追わせる作戦は上手いな。 発信機を付けとけば何でもいい気もするけど。

敷島博士の過去の話。高見沢さんは京都の人だったのか。 なんか観光案内みたいになってる。 尼さんが実は博士だと判ったところでいつもと違うED曲。妙に凝ってるな。

久しぶりに前回の続き。 人工知能の人格の話の一種かな。 実は犯人は自分だったり、千人針が鍵だったり、仕掛けは面白いんだけど話が判り難い。

何故か視点が現在。 財団を襲ったロボットと鉄人が戦う。珍しく鉄人が活躍している。 既にちょっとしたアクセント的な存在に成り下がってるし。 敷島博士に頼まれて正太郎が船を調査すると正太郎を見つける。なんでこんな所に。 所長はクロロホルムという人になってるし敷島博士も死んじゃうし、なんかもう終わりそうだ。

敷島博士と所長がいないので正太郎はいきなり無力化。これが本来の姿だな。 正太郎の家を捜索すると電流の床にはさらに秘密があった。カムフラージュの割には実用になってたけど。 地下でバギュウムを見つけてニコポンスキーが登場。なんて気の抜ける名前なんだ。

ニコポンスキーが襲ってきて地図を半分持っていく。 正太郎は村雨と行動を共にして、大塚所長と高見沢さんも合流。 なんか楽しそうだ。今回は作画が悪いな。

まだら岩は正太郎が生まれた場所らしい。 村雨と高見沢さんの共同作戦。「いっちょやったろかー」。今回も雰囲気が明るいな。 恐竜メカとみんなで戦う。誰が敵で味方なのかさっぱり判らん。

まだら岩の話は一応区切りで次の話。 黒部ダムの建設の妨害をしてロボットを売り込むPX団の計画。割と平和な対立の図式だ。 正太郎君はやっぱりヤケになってるな。 無実を証明するどんでん返しがあるんだろうけど、意外とシビアに本当に犯罪者だったりして。

ロボットレース開始。 黒部と料亭と事務所と敷島重工で話が進む。 村雨と高見沢さんは本格的にくっつき始めてるな。 鉄人の中身に正太郎と書いてある。生体部品かな。

鉄人の中から太陽爆弾が出てきて正太郎は失語症。 実は鉄人の動力だったのか。そんな基本的な事が何故今まで不明だったんだ。 鉄人の査問会でビッグファイヤーがいろいろ証言。嘘の証言を映像付きで説明したら駄目だって。 クロロホルムは味方だったんだな。

敷島博士が正太郎の前に姿を見せる。もう会うことは無いってナレーションの人が言ってたのに。 ファイヤー3世の外装を外すと思ったのと違うのが出てくる。 撃たれた敷島博士は偽物だし。 予想通りの展開になると見せかけて裏切るパターンが好きだな。 正太郎はクロロホルムが敷島博士だと言う。それはびっくり。

クロロホルムの正体が敷島博士で真相の説明いろいろ。ニコポンスキーとクロロホルムはたまに入れ替わっていたのね。 敷島博士は鉄人は廃棄した方がいいと考える。 鉄人は最終兵器なんだな。武器か道具かというテーマで一貫している。 鉄人にバギュウムを入れれば黒部を襲うオックスを倒せるけれど、 そうしたら鉄人を溶鉱炉で溶かさないといけないので正太郎は嫌がる。 感傷的な理由以外に、勿体無いという理由も十分あり得るけど。

最終回。 村雨が鉄人を使う。最終的な結論としては、武器は使い方次第ということなんだな。 村雨の退場がかっこ良すぎる。 スパイ容疑の真犯人はビッグファイア。何が証拠でどう覆ったのか今ひとつよく判らない。 そしてなんでこの人は日本に愛国心を持ってるんだろう。 正太郎が鉄人を始末しようとした時にリモコンが壊れる。繋がりがあればいいと言った矢先だもんな。 その鉄人が一緒に死ぬ覚悟をした正太郎を守る。 実際には鉄人は自立では動かないんだろうけど、劇的な展開だ。


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