TO BE HERO X

1話。 新番組。 ヒーローのナイスがビルから落ちて、その場にいたリンリンがナイスの替え玉にされる。 リンリンは自殺したことに。 恋人のシャオ・ユエチン(豊崎愛生)と生配信。 MCは急遽チーシーに変更される。 チーシーは事情を知っているらしい。 リンリンはシャオのファンなのでクイズに正解する。 嘘発見にかけられて、恋人ではなく女神だと答える。 解約された社長が暴れて、リンリンが戦って倒す。 ヒーロータワーの自室に戻ると、シャオが死んでいた。

2話。 シャオ・ユエチンは普通に生きていて、ナイスではないことに気付いている。 ナイスが生きていた時から偽装カップルが嫌だった。 自由になりたいと言うと監禁される。 ファンの力でワームホールはナイスの側にしか行けなくなった。 1ヶ月後、プロポーズする番組に出る。 そこにナイスの宿敵のキング・デストラクションが現れる。 本来はシャオ・ユエチンを殺して自由にするシナリオだった。 キング・デストラクションもナイスが偽物だと気付いて死んだと伝えると暴れる。 ヒーローになる前は親友だったけど宿敵の役割を与えられた。 シャオ・ユエチンは死んだと報道して、自由に旅できるように祈って貰ったらワームホールはどこでも行けるようになる。

3話。 火災現場で有名になった人をスタンドというヒーローとしてプロデュースした。 立ち続けているので這うことができなくて、マッドウルフの隠れ家の入り口の排水溝に入れない。 マッドウルフは地下でスタンドを批判する絵本を作っている。 ナイスが隠れ家に行くと爆弾が仕掛けられていて、爆発して石像が倒れる。 スタンドが石像を支えて動けないところにナイスが来る。 実はマッドウルフはスタンドが助けた少女で、スタンドを背負ったものから解放したかった。 スタンドは支えられなくなって、代わりにナイスが支えてトップ10に入る。 スタンドはヒーローを辞める。

4話。 シャオ・ユエチンが生きていたと公表されて、ナイスの信頼値が下がる。 ゴッドアイがシャオ・ユエチンを殺すと脅すけど、ファンが望んでいないのでナイスは外に出られない。 クラッシャーボーイが救援に呼ばれるけど、過去が公表されて倒される。 自分のCMを見てリンリンの姿に戻って外に出る。 ナイスは死んだと公表してゴッドアイと戦う。 リンリンが応援されてゴッドアイを倒すけどシャオ・ユエチンは偽物だった。 本物のシャオ・ユエチンが無人島にいるところにリンリンが助けに来るけど、眼の前で殺される。

5話。 杨澄(ヤン・チョン)は両親を殺されてヒーローの魂電に助けられた。 夏晴(シア・チン;直田姫奈)をデートに誘おうとして諦める。 魂電のヒーローショーのスーツアクターをしていて、子供にダメ出しされる。 その姉がシア・チンで、弟の話し相手を頼まれる。 魂電のオーディションに出るけど信頼値が0なので落とされる。 眼の前で弟が誘拐されて自転車で追跡。 弟の分で信頼値が1になって撃退に成功する。

6話。 ヤン・チョンの動画が公開されて、信頼値が上がる。 感電したように感じる。 シア・チンはヤン・チョンの正体に何となく気付いていた。 尚超(シャン・チャオ)がマネジメントすることに。 本物の魂電の右手は機械。 ヤン・チョンは新魂電として活躍する。 シャン・チャオの父親が出資してくれる。 誘拐犯がヤン・チョンに依頼されたと報道されて、本物の魂電の関係者に魂電を名乗るのを辞めるように脅されるけどシア・チンが断る。 チーシーも来て弁護する。 外に出るとファンが大勢いる。 魂電のマスクを被ったシャン・チャオが撃たれる。

7話。 犯人の見当は付いていて、誘拐の罪で捕まっている筈なので自力で調べる。 ヤン・チョンはインタビューで魂電に決闘を申し込む。 防御システムを攻略する必要がある。 観衆は必殺技を期待していると金の力で世論操作する。 喫茶店のマスターの岩叔(イェン)はその為に店を畳んでいる。 実はヤン・チョンを落選させたのも、誘拐犯を脅迫して使って口封じしたのもイェンだった。 決闘はどちらかが死亡。

8話。 連合23年、飛行機が墜落する。 刘真(リウ・ジェン)が現場で女の子を見つけて、友人の養護施設に預ける。 名前はシアン(水瀬いのり)にする。 シアンは幸運でいろいろ利用される。 5年後に聖女になっている。 リウ・ジェンの娘の花澤香菜が規律を生成する能力があるXを目指しているとラジオで話している。 疫病神と呼ばれている洛(ルオ)という子供が他の施設から来てシアンと遊ぶ。 普通の人になりたいと言うと、幸運の呪いを壊す。 6年後に歌っている途中でルオがギターで入って違う曲になる。 脱走しようとしたところを院長に止められる。

9話。 院長はかつてヒーローでヒーローを育てようとしている。 居眠りで突っ込んできたトラックのお陰で脱出成功。 トラックはルオ達の方に突っ込む。 演奏していたら投げ銭を貰って、それでくじを買うけど当たらない。 信頼値は0になっている。 街で演奏してギターケースや靴を買う。 ヒーローの事務所からスカウトが来る。 連合36年(2年後)に初のコンサート。 ルオは無事だけどシアンのことは忘れるように言われている。

10話。 シアンは戦う天使のイメージでギターは武器に変形する。 コンサートの後で施設に行って院長と話す。 実はルオの両親も同じ飛行機で死んでいた。 シアンの幸運の代償は他人の不幸だと騒がれて、施設では食中毒が起きたり地区ごと不幸になったりする。 クイーンが来てフライトレコーダーを院長が持っていると話す。 施設に行って院長を倒してフライトレコーダーを見つける。 ルオが襲ってくるけどルオの父親の歌が聞こえて正常に戻る。 シアンの幸運の理由は乗客全員の希望だった。 恐怖粒子が発見される。

11話。 クイーン(花澤香菜)は大学を2年で卒業。 Xを目指して信頼値のシステムを壊すと宣言する。 ボワール(日笠陽子)はスマイルに勝ってXになる。 クイーンがボワールともめてる所にリトルジョニーが割り込む。 息子だと言うビッグジョニー(久野美咲)が可愛くて仲良くなる。 トーナメントでクイーンは謎の相手と戦って、気付いたら負けていた。

12話。 クイーンが負けたのとシアンの出自の騒動は同じタイミングで、ボワールは自分が負けたのはシアンのせいだと思う。 リウ・ジェンはシアンのこととフライトレコーダーのことをクイーンに話す。 4年後のトーナメントの前にボワールが襲ってくる。 信頼値は下がってるのに強いけどなんとか倒す。 そもそもボワールはランク外だった。 クイーンも怪我してトーナメントに出られない。 シアンと旅行に出かけたら怪物が出る。

13話。 ルォ・リー(佐倉綾音)はクイーンを見てヒーローになろうと思う。 可愛いせいで弱そうに見えるのでバトルスーツを作る。 ストーカーに襲われてる人を助けようとするけど苦戦して、顔を見ると相手は去っていく。 発明が親に見つかって幼馴染のダーションの実験室に移ると、助けたワン・ノノ(古賀葵)がいる。 ノノは見た目で受付に配属されているところをルォ・リーの父親のルォ・トンが引き抜いた。

14話。 実験室が爆発。 DJシンディグが暴れている。 恐怖粒子のある部屋に侵入して、そこに酔ったノノが来てストーカーだと思って抗議する。 スーツを装備したロリも来る。ロリにはフィーバーの能力が効かない。 それでも強くて苦戦するけど飛んできたバットで倒す。 恐怖粒子のタンクを壊してしまう。 ロリは恐怖粒子を持っても平気で、恐怖粒子や信頼値を無効化できる物質を発見する。

15話。 黙殺はFOMOの動画で信頼値が上がって殺し屋のヒーローになった。 チャン・ランがターゲットに人質にされても平然としていたので結婚した。 子供が生まれてヒーローを辞めるように言われても黙っていたら出ていく。 黙殺は子供を尾行するようになって、それがノノ。 実験室が襲撃された時に黙殺も呼ばれてノノとすれ違っている。 宇宙船の遺跡の調査にノノも行くので黙殺も同行することに。

16話。 黙殺はリトルジョニーと同じ車で移動。 ストーカーが付いてきていることをロリが見つける。 食事の時にリトルジョニーが話すとみんな泣き出す。 近くにDJシンディグがいて負の感情を感染させていた。 ナイフで倒すけど恐怖粒子が黙殺に入る。 ノノは黙殺の手帳を見つける。

17話。 阿生(アーション)が宇宙船の調査に行っている間に妻の容態が変わって亡くなる。 連れてきた謎生物を小強(シャオチャン)は自分の息子のダーチャンだと言う。 父親はヒーローをやめてタワーを出て田舎に引っ越す。 3年経ってXのボルテックスが来てヒーローに復帰するように言うけど断る。 シャオチャンは現地の子供に父親について書かれた本を見せて貰って、家に来たのが現Xだと判る。 家に戻ると父親が殺されていた。 シャオチャンが怒るとダーチャンが巨大化して暴れる。

18話。 ボルテックスが巨大化したダーチャンと戦う。 消そうとするけど効かなくてやられる。 シャオチャンが大人しくさせる。 そのことがニュースになってヒーローになる。 でも17年後ではバトルをしていない。 復讐相手のボルテックスは飛行機の事故で死んだ。 宇宙船の調査の護衛任務で黙殺と同じ車に乗る。 リウ・ジェンはDOSのミージーと話す。 そこにクイーンも来る。

19話。 リトルジョニーは父親が殺される幻覚が見える。 宇宙船に移動してロリは安全な任務に付けられる。 ロリはノノに通信機を渡す。 調査開始して、リトルジョニーがダーチャンを追って穴に落ちる。 黙殺も降りる。 アーションは人工生命を生み出したので、黙殺がアーションを始末した。 黙殺は今回の任務でリトルジョニーも始末しようとしている。 魂電が来て黙殺と戦う。 黙殺が目的に気付いたと判断して魂電が送り込まれた。 さらにナイスも来て全員を殺そうとするけどロリが防ぐ。

20話。 ナイスの完璧さは恐怖粒子が作り出している。 ロリがナイスと戦う。 ノノ達が戻ると大勢殺されている。 黙殺は魂電と戦ってリトルジョニーも協力する。 かつてゼロというヒーローがいて、神と崇められたけど殺人をして死神になった。 クイーンとシアンが来て動きを止めて収める。 黙殺はMGを抜ける。

21話。 梁龍は神の候補者としてイェン・モーが拾ってきた。 順位を上げる為にスマイルを狙うことに。 スマイルはナイスに笑い方を教える。 シャン・ダーはナイスに魂電を始末させてイェン・モーを倒すのが目的。 連合会は今のXに危機感を持っていて神の出現を阻止しようとしている。 スマイルがXの部屋に来て飲んで愚痴る。 帰りに梁龍が娘の写真の入ったペンダントを持っていたので殴る。 それを影でナイスが見ている。

22話。 連合会の設立のきっかけはダウンフォール。 救世主だったゼロが破滅した。 スマイルと梁龍の所にナイスが来る。 勝った方に恐怖粒子を注入するように言われていたけど梁龍に注入する。 梁龍には効かなくて、梁龍の恐怖粒子でスマイルが暴走してナイスを倒す。 次に梁龍を襲う。 梁龍は苦痛を乗り越えてスマイルを倒す。 ナイスも殺されかけるけどXに助けられる。 梁龍がXに襲いかかるけど、丸めて川に捨てられる。

23話。 トラ(山寺宏一)という名前の犬がサーカスにいて、子供に噛みついて処分されそうなところを新芽(シンヤー;釘宮理恵)に貰われた。 地上げにただのピエロと言われて追い返す。 トラと一緒に権利書を取り戻しに行ってXに助けられる。 地上げさせているのはナイスで、FOMOのドローンが来て逃げていく。 トラはヒーローになって喋るようになる。 ナイスは犬以下と言われる。

24話。 トラがXを見張っていたらドット絵にされて部屋に連れてこられる。 連合会の刺客が大勢来て戦う。 二次元に付いてくるヒーローもいる。 連合会がヒーロー事務所を操っている話を聞く。 連合会ができる前、魔王ゼロをヒーローが倒した。 ゼロは滅んでいないと言う。
総括。 付いていくのにカロリーが要る作品だった。 キャラそれぞれの物語はそんなに複雑でもないけど、事務所との関係や連合会との関係もあって、 しかも全然時系列通りではないので、謎をどんどん積み残す構図だった。 文字で説明している部分が多いのも理解の妨げになっていた。


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