たまこまーけっと

新番組。 北白川たまこ(洲崎綾)が花屋に寄ったら、花の中に喋る鳥(デラ)がいる。くしゃみが求愛だったらしい。 デラは餅を食いまくって短期間でGu-Guガンモ状態に。 たまこの誕生日は大みそかで、デラが餅を喉に詰まらせた騒動で、今年もプレゼントが渡せない。 ストーリーは特にないけど、舞台とかキャラの描写だけでも楽しい。 京アニが原作付きでない作品をやるのは初めてかな。 いつも原作を独自に膨らませまくっているんだから、オリジナルをやればいいのにとは思っていた。

たまこはバレンタイン餅を考案。 商店街の為にもち蔵と糸電話で相談。道を挟んでるというのが画期的だ。 銭湯で会合があってバレンタインの案を出す。みんな乗り気だけど父親だけ乗らない。 CMを撮影していたら、常盤みどり(金子有希)は一人離れてデラと喫茶店に。 理由が判らないけど、そのうち明らかになるんだろうな。 デラに何故か映写機の機能があって、故郷の映像が映ったりする。

朝霧史織(山下百合恵)さんと同じクラスになる。 デラと一緒に家に来たので桜餅を出して、夕食を作ってくれてさらに一緒に銭湯に。流されるままに付き合ってるな。 翌日はさらに先生も一緒に来て、二人で喫茶店に行って、やっと楽しかったと言える。 それだけの話なんだけど描写が丁寧で見ていて楽しい。

妹のあんこ(日高里菜)は気になる男子がいる。 みんなで博物館に行く計画があるけど祭りの日なので店の手伝いがある。 史織も手伝いに来てくれる。すっかり仲間だな。 御輿の飾りが壊れたのでデラに着色。普通に喜んでる。 結局あんこは祭りの手伝いをして行けなくなって、売り子をしていたら男子が来たのでクローゼットに閉じこもる。 あんこ方面でも話がいろいろ広がりそうだ。

4人でプールに行く。臨海学校が迫ってるけどたまこは泳げないので特訓。 もち蔵は臨海学校にデラを連れて来て、手紙を運んで貰うけど常磐が阻止する。 二人でたまこを取り合って口論に。 でも夜にはもち蔵も入れて5人で花火を見る。もち蔵を幼馴染で餅屋仲間と言ったから安心したのかな。 常磐は結構謎なキャラだ。

商店街の人通りが少ないのでお化け屋敷の企画を立ち上げる。わら人形のキャラだったのか。 怪奇現象を目撃して今年はお祓いをしていないので騒ぎになる。 お化け屋敷を止めさせる展開かと思ったら、たまこに秘密でこっそり守ってあげるのがいい。 かんな(長妻樹里)の仕業なんだけど。珍しくかんなが活躍しているけど、未だにキャラが判らない。

チョイ(山岡ゆり)が来る。デラとの対比になってるのがやっと判った。名古屋弁だったのか。 デラが餅を食べさせられて太らされたという話を信じるけど、商店街の人たちと交流して嘘だと判る。 豆腐屋の話をはっきりさせないのがいいな。 デラの通信機能が治るまで留まることに。やっと后を探す話が絡んできた。

かんながデラに小屋を作る。見た瞬間にサイズがおかしいだろ。 入らないのでデラにダイエットさせることに。 チョイも監視に学校に来て、部活にも参加させる。 秋が寒いのでチョイに服を選んだり。 デラが痩せたのは夢かと思ったら本当にそんな体型になったのか。 元に戻るというよりは、より異常な方向に変化しつつある。

デラの体型が戻ってる。 あんこのクラスメートの柚季が店に来るけどあんこは出て来ない。 お餅の日に柚季が転校することになっていて、お別れに行けないのでお餅を届けるお使いを頼む。 父親が若い頃に作った曲のビデオを上映したり。歌の伏線なんかあったっけ。 もち蔵は誕生日のお餅の日にたまこからお餅を貰う。恋が三つくらい入り交じっている。

バトン部の文化祭の出し物で、振り付け担当のみどりがアイディアが出ない。 学校を休んだのでお見舞いに行くと、振り付けが出来てないことを白状して泣き出す。 みんなで協力して成功。やっぱり鳥が出るんだ。 チョイはたまこの首のほくろを見つけてお后だと言う。そっちの話も少しは進めないと。 今回はジャンプカットが多用されてる。

たまこが后だという話が広まっている。 たまこは商店街のポイントカードを100枚集めてメダルを貰う。桁がおかしいな。 小学生の頃から溜めていて、他に達成者はいないらしい。企画として成立してるのかそれは。 デラを直して王子と通信する。名前はメチャ。デラとどっちが上級だろう。 臨時に集会があって、たまこの幸せが一番という結論に。たまこは小声でじたばたする。

最終回。 たまこに周りのみんなが決断を迫る。 集会をしているせいで商店街の店が閉まっていて、たまこは母親のことを思い出す。 商店街に対する思いを聞いてデラは王子にたまこは后に相応しくないと言うけど、実は勘違いだった。花がどう関係してるのかよく判らない。 チョイ達は国に帰るけどデラだけ残っていて、大みそかにこっそり出て行く筈が誕生日プレゼントにされる。絵的に不吉だ。
総括。たまこのキャラと洲崎綾の声がとても魅力的だった。 他にもいいキャラがいろいろいた割に、物語的には膨らまなかった。 后関係を全部無くして、身内のエピソードをもっとやった方が面白かったかもしれない。 舞台のモデルは出町桝形商店街で、京阪から叡電に乗り換えたり、下鴨神社に行った時とかにかなり近所までは行ってる筈だけど、 中まで入ったことは無いな。


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