高橋留美子劇場

新番組。 ペット禁止の団地でペンギンを預かる。ペンギンって飼えるものなのかな。 ペット反対の急先鋒の筧さん(林原めぐみ)が別に動物嫌いではないという話。 林原はこういう嫌なキャラクター得意だな。 なんとなく知ってる気がするのは、原作読んだことあるのかな。 監督・西森章。

結婚式場を閉館することに。 恩のある成功者が現れて、最後に彼らの式を挙げることに。 でも実は成功者じゃなくて無一文。どうも貸した金を返さないと思ったら。 キャストが犬夜叉のまんまだな。雪野に改名してたんだ。

転勤が決まるけど、家族は単身赴任だと決め付けてる。 怪我したショックで13歳になってしまう。 結局、単にストレスだったのね。 言わなきゃ判らないような事でもないような。 絵美理(雪野五月)と何かあったと疑うのに無理がある。 いきなりラストまで予想できてしまうのは、やっぱり原作知ってるのかな。

夫とその母を無くした嫁から預かった鉢から骨が出てくる。 問いただすと実は虐められていたことを話す。 悪い人だと思ったら実は違う、というパターンのプロットから抜け出ないな。

親がトロフィーを壊しても怒らないし、連帯保証人になったという噂も聞く。 確かに態度が怪しいし状況証拠も揃い過ぎ。 いつもの勘違いのパターンかと思ったら、本当に一家心中を図っていた。 それでは物語としてひねりが無い。

堂本氏の会社が倒産して妻の代わりにパートに行く。 子供に弁当をいたずらをされても日本語が判らないフリをして売りつけるタイ人がナイス。 注文を間違えたと因縁をつける客を投げ飛ばして責められるのは、さすがに理不尽だな。 特に物語は動かないけど、なんかいい。

老婆(りさ;江森浩子)が死ぬ。と思ったら生きていて、空が飛べるし念力も使える。 その能力で、かつて好きだった人と似ている人を助ける。 これで成仏するのかと思ったら別に死んでないし、思い出も混濁している。 なんかすっきりしないな。

またマンションの話。 女王がいる。魔女もいる。 九官鳥が「かにしゃぶ」と喋ると魔女が弱まる。 どういう秘密があるのかと思ったら単に大好物で盗み食いしたのね。 勿体つけた割には意外とシンプルな落ちだった。 タイトルにもなってるのに。

妻が食中りで亡くなるが、まだ成仏しない。何か未練があるけど思い出せない。 部下のももいひとみ(池澤春菜)が料理に来てくれたり、 ジョギングで通りかかったり、休みの度に来たりする。 今回の謎はももいの真意と未練の内容。 実は向かいに住んでる男が彼氏だった。なかなか納得の行く仕掛けだ。 伏線もしっかり張ってあったあるし。 引き出しから妻からのプレゼントの財布が出てくる。それが未練。 綺麗にまとまったいい話だな。変なオチとかも付かないし。

家の前にゴミを捨てられる。実は捨てたのは部長の家。部長のコレクションだったのね。 奥さんはまた翌日に平然と捨てに来るし。まあ、確かにゴミ捨て場に見える。 出張の隙に一気に全部捨てられる。なんて非常識な。 相手が部長である限り、ゴミに限らず苦労しそうだな。

中学のクラス会の招待状が届く。 いろいろ妄想していたが彼女はすっかり変形していた。まあお約束だな。 帰り際に志摩聖子に会う。さっきのしまちゃんは別人だったのか。 こっちの方は変わらなさ過ぎ。40歳くらいだろうに。 本に書かれていた格言は割と順当な言葉。これが落ちになると思ったのに。

姑が来る。背後に巨大な何かがいる。EDで一番異彩を放ってる奴。 いろいろ姑との仲を妨害される。 不動産屋から電話がかかると激しく反応するところを見ると、家を買うことを妨害してるんだな。 その家は崖崩れで潰れる。他の家なら別に構わなかったのね。 シンプルなプロットだった。 というか、崖の下なんかの物件をやばいと見抜けないのが一番問題。

最終回。 眉毛を書いてしまったので専務の犬を預かる。 上役に頭が上がらないのもペットを預かるのも前にあったな。 あ、犬夜叉がいる。 さらに女(カンナ;平野文)も住み着く。すっかり占領されてるし。 犬が懐く相手が変わっていくのが面白い。平野文が懐かしすぎる。


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