SHIROBAKO

新番組。 高校のアニメーション同好会にいた宮森あおい(木村珠莉)は卒業してアニメ会社に入って制作進行になっている。 みんなで1話の放映を見る。こういうの楽しそうだな。 3話の原画ができてないことが発覚して、残り2日しかないので作画監督の瀬川美里(山川琴美)に頼む。 その代わり、4話は止める。 なんとかダビングに間に合うけど瀬川さんが倒れてしまう。 くろみちゃんをまた作ってる感じだけど、他のキャラの視点もあるんだろうな。

4話のダビングまで残り1週間なので、瀬川の代わりを3話の作監に頼む。 8話のアフレコ風景。名前と顔が似せてあるのが面白い。 演技指導のシーンがどの程度リアルなのか気になる。 ダビングの様子。こういう作業してるなら時間かかるのも判るな。何となく一人でやってるものだと思ってた。 監督があるぴんのキャラについて語り出して、原画から直したいと言い出す。 あおいはキャラの確認を提案。ミーティングは紛糾してるけど、熱くて楽しそう。

制作進行の仕事内容。これは管理ツールみたいなのが無いと無理だな。 いろいろ問題があって、サーバーのトラブルで決定的になる。 HDDを物理的に車で運んでどうにかなる。 失敗ばかりと言ってるけど、原因はみんな周りにあるような。 バタバタしてるだけでストーリーはあんまり無いんだけど面白い。

坂木しずか(千菅春香)は初めてのオーディションを受ける。 120人いるらしい。そんなに受けるものなのか。 でも緊張して失敗する。緊張した声ってどうやって演技するんだろう。 高校の時の5人で集まって映画を見る。みんなプロ視点になってるし。 飲み会であおいは自分だけ目標が無いことに気付く。 中休みっぽい感じだけどトラブルは継続中。

8話の作監が降りる。 さらに最終話が遅れているので監督を監禁する。檻が常設されているのか。 作監の経緯の説明。 どう見ても高梨が原因だけど、3Dと2Dの戦いが根底にはある。 作監は先輩の話を聞いて、宮森に頼んで3Dのデータを見てる。 3D側に行くのかなと思ったけど、9話の方では2Dで作っている。8話の騒動を知ってやってるんだろうな。 2Dで頑張って3D的なことをやってきた部分は、3Dに置き換えればうまく行くだろうなとは思う。

作監がいでぽんを見てアニメーターになろうと思ったという話を聞いて、チケットを渡す。 展示に行くと3Dの人もいて、いでぽんの話題で盛り上がる。ちゃんとBGMがイデオンっぽい。 でも視聴者の多くはイデオン見てないんじゃないかな。ビューティフルドリーマーすら怪しい。 名前は聞くけど実際には見てなさそうな作品がチョイスされてるのかもしれない。

人が抜けて宮森が最終話を担当することに。でも最終話はかなりやばそう。 作画の手の速さの話。このへんはさっぱり判らないな。 絵麻(佳村はるか)がアドバイスとか注文とかを聞いて早く上げてくるけど全部リテイクになる。真面目とはまた違うような。 宮森のこれからの話がまた出る。確かに技術とか関係ない仕事だしなあ。

みんなで将来の夢の話をしている。やっぱり制作進行の行く末はプロデューサーなのか。 安原は先輩に散歩に誘われて、真似するというアドバイスを受ける。 遊びに来た宮森姉がアクセントの筈なんだけど、今ひとつポジションが判らない。 本当にスポンサー担当な訳はないし。

最終回Bパートの絵コンテはまだ出来てない。監禁してたのは4話も前なのに。 美沙はホイールとタイヤばっかり描いてる。 しずかはガヤの仕事でデビューしたけど、注意されたので控えめな声になった。 監督はラストを変えたいと言い出して、シナリオを呼んで話すうちに思い付く。おお、ポメラだ。 馬100頭でCGが絡むのかな。

最終話の絵コンテが上がったけど、OAまで5週間しかない。 音響効果のところに楽器を届けに行っていろいろ手伝わされる。こうでもしないと盛り込めない。 5人で集まって、どこにたどり着きたいのかという話になる。 美沙は辞表を出す。そっちへ行くんだ。 コンテ撮でのアフレコの様子なんかもある。これは見せていいものなのか。

原画の手が足りないのであちこちに電話する。 アニメ会社を面接のことを思い出していたら、自分が面接の担当に。 矢野さんの父親が入院中で太郎が送る。 なんかバタバタしてるけどあんまり話は進んでない。

馬のシーンが問題になって、菅野のアドバイスで杉江さんのことを話す。 時間が足りないので他のメンバーが第二原画を担当。 納品の当日まで作業してる。危険なことしてるなあ。これもデジタルならではか。 戦場みたいな雰囲気はストーリー関係なくテンション上がる。 あ、ラブレター受け取ってる。 これ2クール作品だったのか。

第三飛行少女隊を10月からの新番組として作ることに。 宮森がデスクになる。デスクの仕事内容を知らない人によく任せるな。 小笠原は修行したいのでキャラデザを断って井口を推薦する。 美術と話して雲の話題に。 原作のどこまでアニメ化するかみたいな話もある。 ラスト2本を未定にして原作の進行を待つとか実際にやってるんだろうな。 りーちゃんの調べた結果が好評で他にも依頼される。こういう形でしか絡まないのかな。

美術の人とまた会ってokに。制作に新しく人が入る。 オーディション会議の様子。 歌とかイベントも考慮したキャストになるのはアニメ以外の人の影響なのか。これはかなり誇張だと思うけど。 しずかは別役で名前が出るけど決まらない。でも何かのきっかけで出ることになると思うな。 りーちゃんは設定制作として一緒にやることに。設定制作なんて初めて聞いた。

5話の本読み。ラスト2話はまだ決まってない。 ロケハンとか打ち合わせとか背景のパターンとか色彩設計とかいろいろ。 CGの外注先がみーちゃんのいるところ。 順調だったけど原作者からリテイクが出てやり直しに。そうだろうと思った。

作業を止めることに。でもどう直せばいいのかが判らない。時間もどんどん無くなる。 とりあえず進められる作業を進める。一気に胃が痛いアニメになったな。 小笠原さんに怒られる。この人はプロデューサーや監督よりも偉いのか。 バッティングセンターに連れて行かれて、小笠原さんがキャラデザをやった時の話を聞かされる。 自分を守る為に服装を変えたらしい。 小笠原さんのアドバイスで書き直したら原作者のokが出る。 最初から小笠原さんに聞いていればスムーズに進んだような。

2週間でPVを作らないといけないことに。この人はそのうち制裁を受けて欲しいな。 安原さんが後輩の面倒を見てるのがなんかいい。 しずかは着ぐるみに入ってる。 新人二人は間違えて高速に乗ったり電車で寝たり。 PVは無事に完成して上映。一連の作業を紹介するのにPVは向いてるかも。

1話のアフレコで、主役の鈴木(金元寿子)は居残り。 オーディションと声が変わっているから。 音響監督と話すと良くなる。そもそも指示がおかしいような。 宮森は大倉に会いに行く。断られるけど社長の名前を出すと引き受けてくれる。何者なんだ。 外注の仕事が適当だったり演出がいなくなったり大倉と連絡付かなかったり、 万策尽きそうなところに矢野が戻ってくる。ここまであんまり活躍無かったけど、この為のキャラだったか。

矢野はタイタニックに行って手伝う。そんなこともするんだな。 仕事したくない人もいるという話。 平岡は実は凄い奴なのかと思ったらただの厄介な人だった。 宮森は社長に連れられて倉庫に。 セル画とかあって、過去の話を聞く。 社長はデスクをやっていた。この頃から料理作ってたのか。 美術の大倉さんに頼んで背景を変更したり。この杉江って今いる原画の杉江か。違い過ぎる。 矢野が連れて来た演出の池谷はどういう素性だろう。 大倉も取材から戻ってピンチを脱した感じ。

最終話をどうしようかまだ決まってない。 原作の通りには出来ないのでオリジナルの話を作ることに。 そこから何でアニメを作るのかという話になって、他の人のアニメを作る理由も聞いて回る。 りーちゃんは脚本家の弟子として効率よくステップアップしている。 平岡は原画と喧嘩する。 ヒロインが再び飛ぶようになる重要なシーンをりーちゃんが書くことに。採用はされなかったけど。そううまくは行かないか。 今回全部の要素がうまく絡んで、話がよくできてる。

新しく制作会社を作った社長が来る。平岡や矢野と専門学校の同期らしい。 みーちゃんと安原さんが同じシーンをやることに。 第1話の放映イベント。こういうタイミングに来るんだな。 瀬川さんから平岡を外してくれと言われる。 矢野に平岡の専門学校時代について聞く。 社長にも聞いて、クオリティとスケジュールのバランスの話に。 今回は平岡の話というか、制作という仕事についての話か。 条件が過酷なのが前提みたいになってるのはどうなんだ。

最終話のカットが多いので安原さんが作監のヘルプに。順調にステップアップしている。 りーちゃんは古い絵コンテを読んで勉強。恵まれてるなあ。 太郎と平岡が一緒に飲んでる。なんで太郎はこんなに懐いてるんだろう。 みーちゃんがCGの件で来る。なんとか中割というか動画の話もねじ込んだ。 このへんは常識な気もするけど、機械しか動かしてないと知らないものなのかな。 最終話のアフレコ後に、原作者から絵コンテが没に。どう考えてもそれは無理だな。

同じ原作者で以前にアニメ化された作品に平岡が関わっていたらしい。 そこで原作を改変されまくったという過去があるのか。 本田が巨大モンブランを監督に差し入れに来る。 原作者のメールアドレスが書いてあるのを見つけて、あっさり会えることに。 作品について理解を深めて変更内容が決まる。 担当が一人で悪役になってるけど、一緒になって妨害してたがな。 全面作り直しではなくて一部差し替えでどうにかなる。 キャラが追加されて、その声優がしずか。そう来たかという感じだな。宮森が知らないというのがいい。 盛り上げてくるなあ。でも架空の作品だから見れないのが残念。

最終回。 3週間で最終話を作り直すことに。 安原はルーシーのカットを希望。みんながテンション上がってる感じがいい。 テレビ局への納品は各自が手で運ぶ。タイトルの割に別に何も起こらない。 宮森は打ち上げで挨拶。まるで準備してきたかのような。 5人揃ってるのでドーナツで誓う。 この終着点が最初に決まっていて、途中をどんどん膨らませていった感じかな。
総括。 これはやっぱりアニメの作り手に向けた作品なんだと思う。 実際にこれを見てエネルギーを得る人や新たに参加する人がいるだろう。 で、アニメを見過ぎるとだんだん視点が作り手寄りになっていくという現象もあって、 そんな人も擬似的に楽しめるようになっている。 アニメ制作全般についてのテキスト的な役割も果たせるように作られていた。 動画について殆ど触れなかったのは仕方ないのかな。アニメーションとは動画のことなのに。 キャラはみんな割と等身大なので萌えとか媚びは無いんだけど、強いて挙げると久乃木愛かな。 なんか一人だけ種族が違う。ミムジーとか見えてるみたいだし。


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