下ネタという概念が存在しない退屈な世界

新番組。 卑猥なことが禁止されている社会。下ネタというレベルじゃないな。 狸吉が電車で冤罪の人を助けていたら官憲に追われて、変態に助けられる。 変態の正体が学園の生徒らしいので、生徒会長のアンナ(松来未祐)に協力を頼まれる。 圧制を描きたいんじゃなくて、単にみんなの性知識が不足してる状況を作りたいだけか。 生徒会の綾女(石上静香)が変態の正体。 狸吉の父親は下ネタテロリストらしい。 綾女の父親は元政治家。 協力して全校集会で蠅の交尾シーンを映す。

次はエロ本を入手しに行って、コピーを学校中に隠す。そんなに貴重なものになっていたのか。 アンナの母親はさらに強力な法案を通そうとしている。 視力検査に侵入したらアンナに見つかって追われる。えらく武闘派だな。 本物の方が囮になってなんとか無事に。でも新井里美に見られていた。

早乙女(新井里美)に連れて行かれる。 早乙女の好きな相手はアンナなので、自分の好きな相手は綾女だと答える。 アンナはストーカーに狙われていて、アンナと綾女がデートしてストーカーをおびき出す作戦。 ストーカーから助けようとした弾みにアンナとキス。

病室に不破(後藤沙緒里)が来る。アンナはお見舞いに来ない。 アンナは取り締まりを厳しくしているらしい。 エロ本の埋蔵情報を入手して、私有地の山狩りの日に生徒を動員する計画を立てる。 でもアンナの母親の演説で計画が見抜かれていると判る。 狸吉にはストーカーがいて、ストーカーを招き入れることにしたらアンナが来る。 綾女が来たので未遂に終わったけど、すごいキャラだな。

アンナが愛を混ぜ込んだクッキーを作ってくる。 綾女と二人で山に行くけど、不破の活動で残りの生徒も全員来る。 アンナが来て綾女を捕まえる。 狸吉は隠し場所の穴でコスチュームを発見して、綾女を助けに行く。 下ネタの為というよりは、アンナへの興味が失せたんだろうな。 変態な松来未祐最高なのに。

性欲の発散方法を教えることに。 道具をいろいろ作ってみる。 不破にも振動発生装置の作成を依頼。 何故かアンナにプレゼントする流れになって、ペンダントにしていたらスイッチが止まらなくなる。 かなり危険な状態だったけど、何かが起きる寸前に壊れる。 よく放送できるな。

下着泥棒が多発していて、SOXが信用を無くす事を警戒する。 狸吉は鼓修理(堀江由衣)に偶然会う。 テロ組織を支援している鬼頭の娘らしい。 髪型がダイナミックに変わるのが斬新だ。

起きたら鼓修理が隣にいて、アンナもいる。昨夜からずっといたらしい。 風紀委員の朧(上坂すみれ)が来る。変な人だ。 別の学校に手を広げることになって、鼓修理が潜入。 有能なので部屋で偉そうにしだす。1話の間にえらくキャラが変わったな。

綾女が混乱させている間に下着泥棒を捕まえる作戦。 やってみたらアンナが釣れる。もともとそれが目的だったらしい。 月見草が男だと判明。 鼓修理は活躍しようとして怒られる。 下着泥棒のリーダーから呼び出される。 話が発散してきた。

モノレールが止まって、バスに乗っていたらジャックされる。 各自脱出して、下着を餌に首謀者を誘導して捕まえる。 でも引き渡そうとしたら鼓修理が裏切る。 主義のすれ違いがあるけど、それが何なのかさっぱり判らない。

犯人達は学校に立てこもる。 別に革命とかする気は無いらしい。 アンナ達と一緒に突入。 綾女は下ネタは間違っていないと意味がないと主張。今の状態はむしろ理想なのでは。

最終回。 アンナの母親にぬくみに招待される。 実は招いたのは底辺の黒だった。 秘宝の館に向かうことに。 ロープウェーをアンナが追ってくるけど落ちていく。 鍵を入れてみんなで回す。右に回したら締めてないか。 扉の中には展示物がしまってあった。 秘宝館は確かに究極の下ネタが具現化した姿だな。
総括。 限界を超えてやりたい放題だった。 特にアンナ先輩はどこまで行くのか心配ですらあった。 インパクトは凄いんだけど、ストーリーの方はなんか空回りしてるというか、目的すら見えない感じだった。


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